来月も暑い日が多そう

ノダっち

14年7月25日(金) 17:06


連日の猛暑、
体調は大丈夫ですか?

週末も引き続き厳しい暑さです。
体調管理をお願いします。


きょうも朝から気温ベースが高い中、
日差しとともに
ぐんぐん気温が上昇しました。

昨日と違ったのは、
やはり予想通りに
海風が沿岸部で吹いて
昼前には沿岸部の気温上昇が
緩やかになったことです。

一方、内陸では
昨日より早く上昇していました。
とくに、西米良では
過去に38度前後まで上昇した時のように
早くから大きく上昇していて、
昼前には
35度まで上がっていたほどです。

ただ、午後になって
山沿いには雲が出てきた
ようで、
日照が減って
気温上昇を抑えてくれました。

それでも、最高気温は、
西米良で36.8度
まで上がるなど
都城、小林、神門の4地点で
35度以上の猛暑日になったほか、
延岡、高千穂、鞍岡、串間、加久藤など
今シーズン一番の暑さになっています。

ただ、きょうは、
西日本各地で猛暑になっていて、
岐阜県で39度超えの地点も出るなど
県内はトップ10に入っていません。


あすも気温の高い状態は続きます。

きょうと同じくらいまで上がる
と思っておいていいでしょう。

海風が再び入りにくくなる可能性もあり、
宮崎市付近も
きょうより高温になるかもしれません。

あすも雲が少し出ますが、
大規模な夕立は起きにくい見込みで
山沿いでも気温が上がりやすいでしょう。

お祭や屋外レジャーなどを
予定されている方は、
危険な気温になる可能性があることを
頭にしっかりと入れて情報共有を
行い、
くれぐれも熱中症にお気をつけ下さい。

一方、日曜日も暑くなりますが、
あすよりも湿った空気が増えて
夕立の可能性が高まります。

こちらは、
より天気の急変への備え
必要になるでしょう。

ゴロゴロと聞こえたら
早めの避難を心がけてください。


月曜日以降は、
太平洋高気圧が弱まります。

にわか雨、夕立が
山沿いだけではなくて
平野部でも起きやすくなってきそうです。

一方、南海上の渦巻きは
まだまとまりが悪く
けさの段階でまだ低圧部ですが、
あす朝には
フィリピンの東で熱低になると
予想されています。

この熱低は、
太平洋高気圧が弱まるため
日本付近に
北上してくる資料が多くなっていて
今後、発生してくれば
注目が必要になる
でしょう。
ただ、夏の熱低らしく
動きははっきりしません。
太平洋高気圧の盛衰にも
左右されてくるでしょう。

来週月曜日以降の
新しい情報、予報を
ぜひご確認ください。


また、きょう発表された
3ヶ月予報でも、
きのうの1ヶ月予報同様、
8月は晴れる日が多く
平均気温は
平年並みか平年より高い予想
です。

暑い日が多いでしょう。

来月まで
フィリピン東での対流活動が
活発な予想ですので、
引き続き渦巻きの発生を
要監視となってきます。

一方、9月以降は
ハッキリした傾向が見えません。
平年並みの天気経過の予想ですが、
エルニーニョの発生も見込まれています。

ハッキリした傾向が無いということは
平年通りの季節変化ととらえ
9月前半くらいまでは
厳しい残暑も
覚悟しておいた方が良いでしょう。

南海上での
対流が活発なエリアは
やや東に移動する予想になりました。
南海上でゆっくり育ったものが
西に移動してくるのも厄介です。








140725_1

きょう昼前の
宮崎市役所前

やはり海風で
昨日より低い33度を
表示していました。










140725_2

昨日の夕陽

この時期、
この辺りに沈む夕日が
キレイに観えるのは
なかなか珍しい気がしました。

たいて、山沿いには
夕立雲か
夕立雲の残骸があって
その向こうに
夕陽が沈んでいくのです。

それだけ、
昨日の高気圧が強くて
猛暑の原因になったことを
示していた
夕陽だと思いました。










140725_3

3ヶ月予報
(気象庁HPより)










140725_4

3月予報の解説資料
(気象庁HPより)


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