梅雨明けっぽかった連休の空

ノダっち

23年7月18日(火) 17:30

猛暑の連休、
みなさま、
無事に乗り切っていますか?
 
ノダは、地域の祭りとともに
3日間を過ごしました。
 
所々でにわか雨があったものの、
夏らしいくらいだったでしょう。
 
昼に、
海からの風が吹くパターンになったため、
沿岸部では
気温上昇が途中で止まって
内陸の方が気温が上がるパターンでした。
 
お祭り会場の
大淀川の河川敷も、
この海からの風が夕方にかけて
かなり強く吹きこんでいましたが、
気温が下がってくるにしたがって
落ち着いた風に
先日書いた、海陸風循環を
実感も出来たノダです。
 
この、いかにも
梅雨が明けているような天候状態は、
いったん、今日までになるでしょう。
 
 
あすから
太平洋高気圧が次第に弱まってきて、
梅雨前線が南下してきそうです。
 
この先、来週にかけての
梅雨前線の動向がどうなるか、
影響がどの程度出るかによって
もう梅雨明けしていたかどうか、
という所の判断材料になるでしょう。
 
去年は、6月末(27日)に
一旦とっても早く
梅雨明けが発表されましたが、
その後、戻り梅雨があって、
結局、正式な梅雨明けは
7月22日に修正されました。
 
今年も、
すでに9日(日)ごろから
梅雨明けっぽい天気が続いていて、
梅雨明けだったとしても
不思議ではない状態ですが、
この先の天気の経過次第では
訂正が入った可能性もありますね。
 
 
きょうも、太平洋高気圧に覆われて
しっかりと晴れていて、
内陸部を中心に暑くなりました。
 
最高気温は、内陸を中心に
35度前後まで上がっています。
 
一方、日曜日に比べると、
きのう、そして、きょうと
だんだんと雲が増えてきています。
 
この雲の増加こそ、
だんだんと高気圧が
弱まってきていることも
示している空の様子です。
 
 
あすは、さらに雲が増えそうです。
 
太平洋高気圧が弱まって
前線が九州北岸付近まで南下してきて、
前線南側の雨雲が
九州にかかる予想になっています。
 
それほど強い雨雲の予想は無いですが、
気温が上がった後ですので、
予想以上の雨雲の発達には
念のため気を付けておきましょう。
 
一方、日差しは減りそうですが、
気温が32度前後までは
上がる所が多い予想ですので、
日が差すこともあることを
示唆していると思われます。
 
日焼けが気になる方は
油断できません。
 
山沿いを中心に
日が差しても急な土砂降りの雨に
注意しましょう。
 
 
あさって木曜日は、
九州の南まで
九州付近の前線が南下しますが、
上空の太平洋高気圧の
影響下に南下してきそうですので、
活動はそれほど強くない予想です。
 
さらに、週末から来週にかけて
再び前線が北上しそうですが、
その予想や程度は、
資料によってバラバラになっています。
 
高気圧の強まりに関する予想に
大きな差があるのです。
 
それによって
梅雨明けの発表のタイミングも
変わるでしょう。
 
また、もう梅雨明けしたと
思っている方にとっては
2度目の梅雨明けのタイミングが
どうなってくるか、も
前線次第です。
 
南下してくる前線が
ほぼ影響なくて
晴れ間もしっかりある状況が続くと、
これまた判断が難しくなります。
 
エルニーニョも起きていますので、
エルニーニョの影響が強ければ
そもそも、梅雨前線が
北上しにくい夏でもあり、
その関連も含めて
今後の天候変化に要注目です。
 
この期間も、鹿児島県内では
雨が降ったりもしていましたし、
土曜日も県内でも
しっかり雨雲がかかった所もありました。
 
九州南部の梅雨明け、
という発表をする必要のある
気象台としては
なかなか難しい判断になっている
と思われます。
230718_1
日曜日夕方の
最高の夏の青空
230718_2
日曜日昼前の
夏感満点の空
230718_3
やや不安定感の
入道雲が並んだ
土曜日午前の空

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