大回り傾向ストップ

ノダっち

14年10月2日(木) 17:09


台風18号は、
きょうの午前で
中心気圧945hPaの
非常に強い勢力
発達してきました。

引き続き、
太平洋高気圧の南側を
若干北上しながら
西寄りに進んでいます。

きのうも載せたように
海水温が高いため、
明日くらいまでは
発達のピークとなりそうです。

その後も九州や本州に近づいて
陸地の影響を受けるまで
急な衰弱は無いでしょう。

進路の予想は、
きのうより更に
大回りということはなくなりました。

九州の南で
北東に向きを変える可能性が高く

予想の傾向が大きく変わらない
米軍の予想には一貫性があります。
大回りに予想していた
ヨーロッパモデルも
今日の午後の資料で
やや内回りに変わりました。

また、衛星画像を見ると、
台風の北側の雲が
北東に動いていて、
上空の西風の存在を示唆していて、
あそこまで北上すると
東に向きを変えるのだろと
予想できるのですが、
台風の発達で
強まる太平洋高気圧が
北上を阻むのが勝つか、
それとも台風が
自力で北上する力が勝つか・・・?

今後、九州にどのくらい近づくかは、
この二つのせめぎあいによって
九州に近づく前の奄美に
どのくらい近づくまで西に行って
向きを変えるか
ある程度わかってきそう
です。

つまり、奄美から離れた所を
北上して行くほど
県内への影響は小さくなります。

あす、あさってと
台風の動きに注目しましょう。


きょうは、やはり
午前中に晴れ間もあったのですが、
昼頃からは雲が広がって、
所々に雨雲もかかっています。

まとまった雨雲ではありません。

東シナ海から前線に伴う雨雲も
ゆっくりと南下中です。
弱まりながら南下しているので、
雨の量は少なめで
範囲も狭いのかなと思います。

一方、あすの朝には
この前線は東海上に抜けて
北部や山沿いで
天気は回復に向かうでしょう。
次第に晴れ間も出てくるはずです。

ただ、日中にかけて、
前線が離れにくいため、
前線に近い南部平野部は
東からの湿った空気で
日中も所により雨が残りそうです。
宮崎市付近は
午後に回復に向かいそうですが、
日南や串間付近ほど
回復が遅れるでしょう。

回復が遅れると、
気温が上がりにくいかもしれません。

日差しが出る所も
きょうよりカラッとした暑さに変わるでしょう。

あさっては、
午前を中心に晴れて、
台風対策をしておくには
やはりここがチャンスと見ています。
午後以降は、雲が多くなってきそうです。

どの程度の対策が必要になるかは、
またあすの資料で見ていきましょう。

一方、海は、
あす以降波が高くなります。

あさっては晴れても時化ますので、
波打ち際に近づくのを
控えたほうがよくなりそうです。








141002

午後3時の
衛星可視画像

台風の渦は
しっかりとしていて
発達したことを
示しています。

一方、
台風北側の
上層の雲は
矢印の様に
動いている様子も
見えてきました。


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