いきなり梅雨の大雨の恐れ

ノダっち

14年6月3日(火) 17:03


どっぷり梅雨空です。

そして、さっそく
大雨の恐れがあり、
注意が必要になっています。


まだ昨日からの雨の量は
多くありません。

きょうは、前線北側での
雨になっているためです。

また、前線北側での雨になると、
昼の気温があまり上がりません。
昼2時の気温が20度前後です。
長袖でちょうどいいくらいに感じます。

この前線上の
活発な部分が今夜遅くから
九州南部付近を通過しそうです。

前線の活発な部分で発生する
活発な雨雲が
今夜遅くからあす明け方にかけて
県内を北上する
予想が出ています。

大粒の雨で前が見えにくいような
1時間50ミリ以上の
非常に激しい雨になる恐れがあり、
道路冠水、低地浸水などに
注意・警戒が必要
です。

気象台の情報によりますと、
あす未明から警報に切り替える地域も
あるかもしれません。

こちらで、最新の
注意報警報の発表状況をご確認ください。

主に寝ている間に雨が強まりそうですが、
資料の通りなら、
雨の音で目が覚めるような所も
あるかもしれません。

落雷や
竜巻などの激しい突風の発生などにも
注意が必要
になります。

あす日中からは
だんだん雨が弱まってきますが、
動きの遅い低気圧が
東シナ海に居座りますので、
天気の回復は芳しくありません。

総雨量が多くなる恐れもあり、
あすも朝のラジオ、アッパレ宮崎から
最新の気象情報をご確認ください。


あさってにかけて
降ったり止んだりを繰り返しそうです。

上空の動きの遅い低気圧は
寒気も伴っているものなので
暑さもそれほどないでしょう。


一方、北海道では
北海道史上最高の37度を超える
気温が観測されています。

これも、上空のこの動きが遅い
切り離し低気圧の影響とも言えそうです。

東シナ海上空に低気圧があるため、
本州上空の空気の流れは
南から北向きになっていて、
北日本に向かって、
南から空気がどんどん流れ込んで
この空気がフェーンもあって
温められたのでしょう。

ただ、太平洋側の沿岸部では
10度少ししかない所もあって
北海道の大きさを感じます。
海は冷たいんでしょうね。


その後、遅いながらも
切り離し低気圧は
週の後半に九州を通過していきます。

これが通過しきるまでは
天気が安定しません。

後半には雲の切れ間で
晴れ間が出る可能性があるものの、
急に雨が降ったりと
不安定になる可能性もあります。

週後半以降のくもりマークは
そんな感じで理解してください。








140603
午後2時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

朝鮮半島の西には
上層の切り離し低気圧による
雲の渦巻きが見えます。
この雲は、
高い所の雲が中心です。

この低気圧からは別に
前線による雲の帯が
九州の南にあって
活発な部分が
今夜から
北上してかかってきそうです。

寒冷渦による雲は
週後半にかけて
ゆっくりと進んでくる
予想になっています。

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