また大回り傾向ですが

ノダっち

14年10月1日(水) 17:01


雨はチラチラです。

はっきりした前線ではなくて
湿った空気と気圧の谷なので
雨雲も微妙なかかり方に見えます。

あすにかけては
気圧の谷が深まって
東シナ海で
次第に前線が発生しそうです。

ただ、前線の南下は
明日夜以降になってきますので、
あすも崩れ方は微妙でしょう。

所々での雨で
日中まで止んでいる所も多い予想です。

きょうより雲が薄くて
日が射すこともあって
洗濯物も外に干せる所もあるでしょう。
ただ、やはり
急な雨に気を付けながら
干しておいた方が良いと思います。
特に降りやすいのは
夕方以降となる予想です。

あさっては、前線の南下で
午前を中心に雨が降るでしょう。
午後には北部を中心に
天気が回復傾向になりますが、
南部の沿岸部ほど
東からの湿った空気の影響も残り
不安定な天気になりそうです。

土曜日は、気象台予報が
くもりマークにかわりましたが、
WNI予報では
晴れマークを残しています。

状況的には晴れ間はありそうで、
台風が近づくことになりそうなときは
土曜日が対策のチャンスとなるでしょう。

その台風18号の予想は
大回り気味のものが増えてきました。

現状、西寄りに進んでいることで
太平洋高気圧も強めに
予想されている傾向でしょう。

あとは、
どこで弱まり始めるか、ですが、
偏西風が
南下してくるタイミングになるはずで、
今の予想だと、
金曜日には
前線が一旦東に抜けそうですので、
このタイミングで
偏西風は南下してきます。

この時に、太平洋高気圧が弱まって
そこを北上するだろうと
予想しているのですが、
台風が強まることで
太平洋高気圧が強まって
西へ西へと
押すような予想の傾向もあるのです。

偏西風の状況からすると、
気象庁予報の中心線や
米軍予報の様に
九州に近づく前に
南下してくる偏西風に流されて
北東に向きを変える方が
自然なように感じています。

早めに北に向きを変えて
東よりの進路になった場合は
影響が小さくて済みますが、
台風自体も発達してきそうなので、
太平洋高気圧の弱まりが遅れたり
西よりに押されてくると
九州に上陸の可能性もあり
かなり厄介で、怖い台風です。

今後の予想に注目しましょう。


来週は
フェニックスリーグも始まりますし、
火曜日には
H2Aロケットが種子島から
気象衛星ひまわり8号を積んで
打ち上げられますし、
水曜日には皆既月食もあります。

皆既月食は
台風が過ぎてキレイな空で
見えそうな雰囲気ですが、
どこまで影響がでるかも心配です。








140814_1
午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

台風18号の雲は
渦巻きが
しっかりとしてきました。
気象庁の解析による
午後3時の中心気圧は
975Paです。

一方、
台風の北側は
雲の少ないエリアで
太平洋高気圧の存在が
伺えます。

18号にならなかった
雲の残骸の
次なるまとまりも
懸念しています。









140814_2
きのうの
海面水温図
(気象庁HPより)

九州の南海上は
まだ27度以上あり、
簡単に衰えません。

沖縄付近まで
29度くらいの海水温で
発達が続きそうです。

気象庁は、
4日15時で
940hPaの
非常に強い勢力を
予想しています。

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