ノダっち

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3月としてはかなりの強烈寒波

ノダっち

15年3月10日(火) 17:13

天気の話なノダ

やはり
厳しい寒の戻りです。

きのうの気温が高くなった分、
余計に寒くも感じます。

山沿いでは所々でが舞い、
延岡市内でも
が舞ったという
ご連絡もいただきました。

これは、山からの雪片が
強い風で流されてくる
風花だったと思われます。

最高気温は、
未明に観測している所が多く、
日差しがたっぷりあるにかかわらず
昼間の気温が
あまり上がっていません。


上空に強い寒気が
流れ込んだことを示しています。
鹿児島上空1500m付近(850hPa)の
けさ9時の気温は-8.3度と、
3月に-8度台を観測したのは
3年ぶりになっています。
3月としては、時々あって、
2~3年に一度くらいのレベルです。

一方、福岡上空1500m付近は
-13.1度となっていて、
これは、3月の午前9時としては
観測史上2番目の低さ
になりました。
なかなかの強さの寒気です。

この寒気に近い五ヶ瀬町鞍岡では
未明の最高気温がプラスだったため
真冬日にはなりませんが、
アメダスの10分値で見る限り、
日中は、氷点下で経過しています。
朝はかなりの積雪と
吹雪になっていたという
ご連絡もいただきました。

高千穂も、1度前後でした。

また、平野部も
午後1時の気温が
7度から8度くらい
になっています。

風も強まっているため
余計に寒さも感じられているでしょう。

最大瞬間風速は、
宮崎空港で23.1メートル、

延岡市古江で21.2メートル、
延岡で20.9メートル、
日南市油津で20.3メートルと
台風並みの風を観測した所もあります。

今夜以降は、
昨夜よりも風がやや弱まる見込みで、
その分、
今夜からは放射冷却で冷えた空気が
けさまでよりもたまりやすくなって、
けさよりも冷え込みそうです。

あすも冬型の気圧配置ですが、
日中以降、次第に高気圧に覆われて
等圧線の間隔も
九州付近では広がってくるでしょう。

ただ、寒気自体は
この時期にしてはまだまだ強いものです。
広い範囲で晴れますが、
山沿いを中心に
昼頃から雲がかかることもあって、
日影では真冬の寒さを感じるでしょう。

山沿いではあす午前も、
雪か雨が
チラッとするかもしれません。

あさってもおおむね晴れて、
次第に寒気も弱まってきます。
あさってまでは、朝晩を中心に
寒の戻りを覚悟しておきましょう。

金曜日になって、
南から高気圧に覆われてきて、
春らしい陽気に戻ってきそうです。

きょうの資料だと
土曜日まで晴れ間があって
本格的な崩れは
日曜日になる流れになりました。

来週も天気は
短い周期で変わりそうですが、
寒気は特に強く見えません。







150310_1
けさのえびの高原
(視聴者提供)







150310_2
けさの五ヶ瀬町鞍岡
(視聴者提供)







150310_3
午後1時の気温







150310_4
午後1時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

すじ状の雲が
寒気の強さを
示しています。

強烈に寒が戻る!

ノダっち

15年3月9日(月) 17:47

天気の話なノダ

昼頃まで雨が降りましたが、
雨上がりとともに晴れてきています。

ただ、
西寄りの風が強まってきました。
この風は、
春一番の強い風ではなくて、
どちらかというと木枯らしです。

寒気が南下してくる時に吹く風で
あすにかけて
真冬の寒気が流れ込みます。


土曜日は
朝からやはり弱い雨になって、
昼過ぎまで降りました。
気温が上がりにくかったですね。

結婚式に出席して、
2次会、3次会と終わり、
最後のお店を出ると、
霧が出てきていました。

朝は、各地で濃霧となったようです。

日曜日は晴れて、
花粉も多かったかなと思いますが、
MRT屋上のポールンは、
朝までがかなり多くて
日中のカウントは少なくなっていました。

ポールンは特性として
霧の粒も
カウントしてしまうことがあるため
時間的に
霧の影響だった可能性もあります。


金曜日に、
日曜日の夜にも、、、
とお伝えしていた崩れは少し遅れて
きょうになってからでしたが、
きょうの午前は各地で
しっかりと雨が降りました。

雨上がりで晴れてくるとともに
平野部では気温が上がって、
15時現在で、
17度前後になっている所があります。

ただ、山沿いでは
西風の影響で雲が取れにくくなって
気温が上がっていない所もあり、
午後3時の気温は
高千穂で7.5度、
鞍岡で4.9度と
南部平野部と10度以上の差が出ました。

こうして、北部山沿いで
気温が上がっていないことも、
これから
寒気が南下することを示しています。

平野部は、きょうの日中に
いったん気温が上がった分、
あすの寒さとのギャップが
かなり大きくなりそう
です。

体調管理には、
十分にご注意下さい。


あす朝には、
上空1500m付近で
-6度線は九州の南まで下がり、
-9度線は
県内の北部付近に予想されます。

真冬でも、
一冬に何度かしかないレベル

強い寒気が南下することになるでしょう。

平野部は晴れますが、
風が強く吹きそうです。
洗濯物を飛ばされないように
お気を付けください。

山沿いでは、午前を中心に
寒気の雲がかかりやすいでしょう。
一部で雪の可能性もあります。

まとまった雪雲は予想されていませんが、
県境の峠道や
九州北部の山間部などを通行される方は、
念のためのチェーンの準備などを
しておいてもいいかもしれません。

平野部にまでは流れ込みにくいですが、
強い風でちぎれた雲が来るかどうか・・・

もし、宮崎市内でも雪が降れば
3月としては
2010年の3月10日以来になります。

あすは、
十分に暖かくしてお過ごしください。


朝よりも夜の方が
気温が下がる可能性もあります。

あさっての朝には、
等圧線が広がってきて風が弱まり、
あす朝よりも冷えた空気がたまって
冷え込みやすいでしょう。

木曜日まで
強い寒の戻りとなりそうです。

金曜日には春の陽気が戻ってきますが、
土曜日から雲が増えてきます。
今の資料だと
日曜日を中心に雨が降りそうです。
前後することはないか、
注目してみていきたいと思います。







150309_1
昨夕、
河川敷に久しぶりに
走りに行くと、
西の空に
幻日らしき光が
見えました♪

下り坂のサインでしたね。







150309_2
日曜日
午前2時ごろの
宮崎市内

霧が
出始めていました。







150309_3
きょう
午後3時の気温







150309_4
午後の桜島
(気象庁HPより)

桜島は
山体膨張と思われる
データ変化が継続です。
また、きょうにかけ
明瞭な火映もあり、
多めに出やすい状況に
なっていると言えるでしょう。
ただ、あすの県内は
風下になりません。

一方、
阿蘇の風下には
県内がなってきますが、
きょうのお昼頃から
火山性微動が小さくなり
連続的な噴火が
停止したとみられると
発表されています。
ただ、
再び発生する可能性もあり、
冬型の間は
風下になりやすいため
噴煙の状況に
お気を付けください。

えびの高原では
金曜日から土曜日に
韓国岳の北東を
主な震源とする
火山性地震が
一時的に増加したようです。
火山性地震は
6日が18回
7日が7回、
8日と9日15時までが
0回となっています。

まだまだたっぷりの雪

ノダっち

15年3月6日(金) 17:47

天気の話なノダ

やはり雨が降って、
昼の気温も上がっていません。

ライブカメラでは、
えびの高原がうっすらと
白くなっているような様子も見えました。

やはり、標高が高い所は
雪になった
ようです。

五ヶ瀬町の鞍岡中学校によりますと、
午前中は雪が降っていたものの、
積もることはなく、
次第に雨に変わったとのことでした。

だいたい予想通りです。

一方、平地の気温は
昼の1時でも各地で7度前後しかなく、
北部山沿いは3度前後の所も
あります。

きのうのOAでお伝えしたように
二十四節気の一つ啓蟄(けいちつ)ですが、
冬眠から目覚めて穴から出てきた虫も
もう一度穴に戻りたいような
真冬並みの寒さになりました。

あすの崩れも、
大きくならない予想になってきています。

ただ、午前を中心に
上空に湿りも予想され、
所々で雨が
パラパラするか可能性は捨てきれません。

夕方以降、いったん
平野部を中心に晴れてきて、
日曜日も午前を中心に晴れますが、
きのうの資料で見えていた
日曜日午後の怪しい気配が
きょうも続いたまま
月曜日の午前にかけて
気圧の谷(あるいは低気圧)が通過する
資料になってきました。

あすの日中にかけてと、
日曜日は夜にかけてお出かけの方は、
雨具のご準備があると安心
でしょう。

日曜日の遅い時間から雨が降り出して、
月曜日の早い時間まで雨で、
午後にかけて回復しますが、
月曜日の夜以降は
寒気が次第に南下してきそうです。

火曜日頃は、真冬並みの
強い寒気
の予想が続いています。

上空1500m付近で
-3度線が九州南岸まで南下して
-6度線も県北部付近の予想です。

冬型が強いため
朝の冷え込みはそこそこでしょうが、
水曜日も寒気がは少ししか弱まらず、
水木で風が弱まると
朝の冷え込みが強まるかもしれません。

体調管理には要注意です。


五ヶ瀬ハイランドスキー場は、
けさの段階でも
70センチの積雪
があって、
上級者用のダイナミックコースを含む
全コースがオープンしています。

ダイナミックコースは
年によっては
数日しかオープンしないくらいの
イメージもあるくらいなのに、
この時期に、これだけの雪の量と
全コースオープンは
けっこう珍しいことでしょう。

きょうも昼頃までけっこうな雪が降り、
山は白くなったようでした。

来週の寒気でも
まだ雪が降る可能性も十分です。

今シーズンの営業は
3月15日まで
と発表されていますので、
このままだと来週がラストウィークですが、
なんだかもったいないくらいの
最後の週になるかもしれませんね。

ただ、再来週は
気温が高くなる予想ですので、
一気に溶けてくる可能性はあります。

いずれにせよ、
今週末、来週末ともに
シーズン終盤にしては珍しいくらいの
たっぷりの雪と
幅と長さも十分にある好コース条件の下で
スキー、スノーボードを
楽しむことが出来そう
です。







150306_1
きょうの
五ヶ瀬ハイランドスキー場
(五ヶ瀬ハイランドスキー場提供)

まさに
雪国の景色です。
雪もしっかりと
写っています。







150306_2
午後のえびの高原
(気象庁HPより)

少し白くなった部分が
見えます。

火山活動には
特段の変化が
報告されていません。

桜島の
山体膨張と見られる変化は
引き続き観測されています。

阿蘇も、噴火が継続との
発表です。







150306_3
午後1時現在の気温

雨マークが消えても・・・

ノダっち

15年3月5日(木) 17:12

天気の話なノダ

桜島が相変わらず活発です。

きょうは、朝から
宮崎市内でも空振が感じられましたし、
きのうも感じた方も
いらっしゃったでしょう。

窓がガタガタなった後に
外を見てみると、
宮崎市内からも、
他の雲とは違う
風に流されて変形した
立ち上る噴煙が見えていました。

ノダが見たのは
7時25分の
噴煙量やや多量のものでしたが、
その後、7時46分にも
爆発的ではない
やや多量の噴煙を出す噴火があり、
午後1時15分に
気象台の基準未満になるまで
連続的な噴火が観測されています。
さらに、午後2時18分から
再び連続噴火状態に入りました。

あすにかけては、
県内が広く風下になりやすい

風向きに上空がなってきそうです。

あすの解説情報にも注目します。


きょうの県内は、
午前を中心に薄雲が
広がりやすかったものの、
昼頃からは
いったんきれいに晴れました。

それでも、寒気の影響もあって
最高気温が、宮崎や日南で
1月下旬並み
になっています。

あすは、高気圧が弱まって
湿った空気が流れ込んできそうです。

雨マークは消えましたが、
雨予報の対象にならない
1ミリに満たない雨が
各地でパラパラする可能性は
十分にあります。


傘を準備しておいた方が良いでしょう。

また、昼間の気温が上がりにくく
あすも寒い一日
になりそうです。
雨の状況によっては
予報ほども上がらない可能性もあります。

山間部での雪の可能性も
上空の寒気の予想からすると
標高の高い所を中心に
降り始めが雪の可能性が十分にありますが、
量はあまり多くないでしょう。

南部や平野部は
雨主体の降水確率ですが、
北部山沿いの朝までの降水確率は、
雪、または雨の降る確率で
雪主体の降水確率になっています。

あさっても、
南海上を通過る予想だった
低気圧の予想が弱まって
きょうの資料では
はっきりしなくなりました。
このため、あさっての雨も
弱いものになりそうです。

あすの新しい見解もご確認ください。


日曜日にはいったん晴れて、
春本場の陽気になりそうですが、
月曜日以降は
また雲が多めで予想されています。
月曜日の空も不安定かもしれません。

火曜日にかけて気圧の谷が通過した後、
真冬並みの寒気が南下
してきそうです。

火曜日から水曜日を中心に
急激に強い寒の戻りがありますので、
体調管理には要注意です。

きょう発表の一ヶ月予報では
来週末以降の一週間は、
気温が
平年より高くなる予想になりました。
10;30;60で出ていますので、
けっこう強い高めの予想です。

ココで桜のつぼみも
進んでくることになるでしょう。

天気は、引き続き
周期的に変わっていきそうです。







150305_1
午後の
連続噴火中の桜島
(気象庁HPより)







150305_2
宮崎市内から見えた
朝7時25分の
噴火による噴煙
(7時40分前に撮影)

ちょっと遅めの予想

ノダっち

15年3月4日(水) 17:44

天気の話なノダ

きのうのノダの
標本木開花予想に続いて、
きょうは、
ウェザーニューズから
各名所の開花予想が発表
されました。

今回は、各地の会員から送られた
つぼみの状態のレポートをもとに
開花の予想が発表されています。

発表によりますと、
去年に比べて
つぼみの成長がやや遅い
ということです。
これは、昨日の桃の花からの
ノダの見解とも一致します。
2月の気温が低めだったためでしょう。

一方、この先の気温については
今月中旬に寒い日が多くなり、
つぼみの成長が足踏みする時期があると
予想したと記載されています。

この部分で、
きのうお伝えした
先週の一ヶ月予報をもとにした
ノダの見解とはちょっと差が出ました。

このため、ここ5年の平均よりも
遅めの予想
が出ています。

県内の各名所の情報は
OAでもお伝えしましたが、
こちらからも確認できます。

今後の気温変化によって
まだ予想が変わってくる可能性もあり、
とくに、今月中旬の
寒い日が少なかった場合には
一気に成長も進むことになって
現在の予想より早まる可能性も見込みます。

このため、現状の予想よりも
3日程度の早まる幅をもって
考えておいても良いでしょう。

いずれにしても、
一番きれいになる時期は
3月の末から4月第一週という見解は
大きくズレません。


週末だと
3月28日・29日が
4月4日・5日がピークでしょう。

ただ、WNI予想だと、
28,29はまだ見ごろよりも
少し早いかもしれませんし、
11,12は花吹雪が
ギリギリ間に合う所もありそうです。

毎週、予想も更新されますので、
新しい予想もご確認ください。


さて、同じ花でも
あまり歓迎されないスギの花から
きょうはたくさん花粉が飛んでいます。
めがかゆい!!!
花は、
マスクで症状を軽減しています。
きょうは午後3時までで
きのうの3倍の量を観測している
MRT屋上のポールンです。

あすも朝晩に雲が多いものの、
日中は各地ともよく晴れます。
ただ、花粉は多い
でしょう。

上空の寒気は
きょうよりやや強い状況になり、
空気は冷たくなりそうです。
ただ、地上の等圧線は広がって
きょうよりも風は弱まるでしょう。

あさっては、
やはり湿った空気の流れ込みで
弱い雨が予想されます。
まとまった雨にはならないでしょうが、
昼の気温が上がりにくく
しょぼしょぼと降る”小ぬか雨”の
イメージです。
山間部では、標高が高い所など
やはり雪が混じってもおかしくない
上空の寒気の予想になっています。

暖かくしてお過ごしください。

土曜日の方が雨脚は本降りでしょう。
午後には夜にかけて
次第に止みそうな資料です。

日曜日は晴れて、
いったん気温が上がります。
ただ、やはり来週中頃には
この時期にしては強めの寒気が
予想されていて、
強めの寒の戻りとなりそうです。

寒暖変化も大きく出ますので、
体調を崩さないように
お気を付けください。







150304
昼前の
MRTから南西の空

薄雲があって
ちょっと
優しい色の
青空でした。

ただ、窓を開けた瞬間、
冷たい風と
花粉にさらされました^o^;

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