ノダっち

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台風11号を振り返りつつ・・・

ノダっち

14年8月11日(月) 17:15

天気の話なノダ


皆様の周りでは
台風の大きな被害は
ありませんでしたでしょうか?

多いところ(日南市深瀬)では、
24時間で300ミリの雨が降り、
一ヶ月分の雨が一日で降りました。
河川のはん濫危険度もあがりましたし、
土壌雨量指数も高く、
土曜日の午前を中心に
大雨災害が
いつ起きても
おかしくない状況だった
と思います。
とくに、
土曜日の未明から明け方にかけて
台風本体の
まとまった雨雲が流れ込んだ
タイミングで
一気に雨量が増えました。

また、勢力があまり衰えなかったため
東海上を北上したものの、
やはり風も強く吹き荒れて、
大きな怪我を
された方もいらっしゃいます。
最大瞬間風速は、
串間で未明に観測された
30.9mが最も強いもので、
これは、上記の活発な雨雲が
流れこんできた時に観測されました。
また、日中以降に
台風が最接近したタイミングでも、
所々で25mを超える突風
が観測された他、
吹き返しの風でも、
15m前後の突風を記録しています。
農業被害も大きかったことでしょう。

また、活発な雨雲による
突風被害も報告されていますが、
はっきりと
竜巻とわかるほどのものでは
無かったようです。

北風になってきた土曜日の日中は
次第に弱まりながら
県内に流れこむ雨雲が増えてきて、
雨の峠は越えて行きました。
もう少し
台風の中心が近くを通っていたら
中心付近の活発な雨雲で
さらに雨量が増えた可能性もあります。

一方、土曜日の午後には
日南市と串間市に高潮警報も出ました。
県内で高潮警報が出たのは、
2005年の台風14号以来の9年ぶり
です。
日南市の一部の漁港付近で
海水が道路まで溢れだして
浸水が起きました。
ただ、結果的に油津での潮位は
警報基準にまで上がらずにすんだようです。

土曜日の夕方には
台風が離れるときに特有の空の色も見え、
東の空には虹も出ました。

気象庁の観測網の10分毎の気圧変化は、
油津が13時50分、
宮崎が15時40分、
延岡が20時50分と23時40分に
最低気圧になっています。
これらの時間帯が
台風に最も近かったのでしょう。

延岡は、3時間前後
あまり距離が変わらなかったかもしれません。


きのうは、日中に日南海岸の波の様子を
観察するついでにドライブしてみましたが、
波は意外と落ち着いてきていて
たくさんのサーファーさんが
楽しんでいたようです。
海沿いの道の一部には
砂が打ち上がっていて、
土曜日のシケの大きさがうかがえました。

ただ、天気のスッキリ回復の時間も
予想していたよりも短いもので、
雲が多くなったため、
気温上昇が抑えられて
暑さが予想していたよりも
弱いものだったので、
風が北西から吹いていたこともあり
比較的、過ごしやすかったでしょう。

今朝にかけては、
秋の雰囲気も感じられたかもしれません。


あすも、きょうのような空の予想です。
雲が出やすいですが、日差しもあります。
きょうの南部では弱い雨もありましたが、
あすはホトンドなさそうです。

あさってまでは、
晴れたり曇ったり
となります。

今週の後半は、
太平洋高気圧が強まってきそうです。
それにともなって、
高気圧の縁にできる前線が北上してきます。
木曜日くらいまでは
晴れ間もあるのではないかな?
というところですが、
金曜日には前線の影響が強く出そうです。

週末は、太平洋高気圧が更に強まるため
前線が九州の北まで北上します。
梅雨末期のパターンが再びです。

県内は、
平野部を中心に晴れ間がありますが、
山沿いを中心に
不安定な天気になるでしょう。
このあたりは、
今後の資料でも見ていきます。

南海上に雲がうようよとしていますが、
この雲ももう少し様子を見ましょう。

あ、たとえとして
梅雨末期ってさらっと書きましたが、
できてくる前線は、少し早いですが、
立秋を過ぎたので
秋雨前線というべきでしょうね。
週末は、平野部で晴れ間があると
気温が上がりやすい
パターンになる可能性もあり、
朝晩は涼しさが出てきましたが、
引き続き熱中症には要注意です。


さて、台風の影響で
開幕が順延された甲子園も
きょうは無事に試合がおこなれていて、
あすの第一試合で
いよいよ日南学園が登場します!

あすの甲子園付近は、
明け方から朝にかけて
弱い雨雲がかかる予想です。
ただ、試合開催に
大きく影響するレベルでは
無いだろうと思います。

夏の甲子園にしては、
暑さの弱い中で、
しかも、いつもの浜風でもなく、
逆向きのライトへ吹く風になりそうです。
ただ、
風もそれほど強く予想されていません。

ぜひ初戦突破を期待して
応援しましょう^o^








140811_1

土曜日の夕焼け
(MRTから
午後7時過ぎ)










140811_2

日曜日朝の
台風一過の青空

大淀川の濁流との
コントラストが
激しい朝でした。










140811_3

日曜日の
夕方の雲

上空の風も
強かったことが
うかがえる雲でした。










140811_4

土日の油津の潮位
(気象庁HPより)

海水の膨張で
天文潮位
(計算上の潮位)よりも
高い状態で経過して
満潮時には
注意報基準を超えました。

きょうも
引き続き潮位が高く
朝は注意報基準を
超えていました。

今夜の満潮は
7時ごろで
あす朝は7時前です。
朝の方が
潮位が高い予想です。


強い11号接近中!

ノダっち

14年8月8日(金) 16:53

天気の話なノダ


台風11号は、
日向灘を北上する可能性が高く
なっていて、
厳重な警戒が必要です。

九州に接近するまで
勢力もあまり弱りそうにありません。



あすにかけて、台風に関する
タイミングについては、
MRTのテレビラジオ等で
最新情報をご確認ください。

あすは、DoooN!をお休みして
ノダも入って
午前9時45分から
台風情報
をお伝えする予想ですし、
サタデーNextも
台風情報
をお伝えすることになるでしょう。
また、ラジオでも
随時ノダの出演も予定
されています。

ぜひご活用ください。


きょうも、
平野部は日差しが出ている所もありますが、
きのうよりは減っていて、
県内の山で雨雲が発達して
内陸を中心に雨の量が増えてきています。

あすにかけて、台風が最接近する前まで
東からの風の流れ込みが続くため
この状況が続きそうです。

とくに、あす暴風域に入ると
台風中心付近の
活発な雨雲がかかるため
激しい風とともに
非常に激しい雨になって
一気に雨量が増える
でしょう。

ひと月分が
24時間で降る予想も出ていて、
各地大雨災害に要警戒です。

また、暴風域の中では
25m以上の風が予想されます。
体をしっかりと支えないと
立っていられないような風に
なりそうです。

955hPaくらいの勢力で
宮崎市の東約100キロを通過した
2003年の台風10号では、
最大瞬間風速が油津で45.3m、
宮崎でも31.7mを観測しています。

このように
相対的に風が弱い
台風の左側になるとはいえ、
勢力が強いため
強い風にも警戒が必要です。

根の張りが弱い樹木が倒れたり、
標識が傾いたり、
飛んでくるものがあったりして、
出歩くのが
危険な状況になるかもしれません。

ドアの開け閉めなども慎重に行いましょう。

また、台風接近時には
活発な雨雲に伴って
竜巻などの突風が
しばしば発生しています。
今回も、早くもきょう午前に
新富町で突風被害がありました。

活発な雨雲がかかってきて
激しい雨が降って来た時には
突風が吹く可能性も考えて
部屋の中では窓から離れるとか、
屋内に入るとか、
身構えて下さい。


台風が真東にきた後、
天気は
急速に回復することも多いコースです。
天気が回復しても、
暴風域の中では
強い吹き返しの風が吹きます。
油断できません。

日曜日には、
平野部を中心に晴れるでしょう。
西風のフェーン効果もあって
かなり暑くなりそう
です。
体調管理にお気を付けください。

暑くなっても、
強い西風と高い波は残りますし、
川の流れも速いでしょうから、
各種レジャーは
慎重な判断をしてください。


では、みなさま、
周囲の皆様も含めて
安全に週明けを迎えられますように
十分に警戒して
あすをやり過ごしてください。








140808

正午の衛星可視画像
(気象庁HPより)

中心付近に
乾燥域が入って
すが出来てきましたので
発達のピークは
過ぎたようです。
ただ、
弱まる気配もありません。


台風11号に警戒を!

ノダっち

14年8月7日(木) 18:19

天気の話なノダ


台風対策は
お済みになりましたでしょうか?

ノダは、とりあえず
昨日咲いたヒマワリを
室内に避難させました。
過保護ですみません^o^;

晴れ間も結構あって
蒸し暑さが強まっています。
朝は、
秋になった暦らしく涼しさもありましたが、
昼間は、真夏の蒸し暑さです。
立秋はもともと暑い真夏ですので、
立秋らしい暑さとも言えるでしょうか。

ただ、午前から
局地的に雨雲が流れ込んでいて、
午後はだんだんと雨雲が増えてきています。

台風が南から近づくときの
典型的な天気
かもしれません。


台風は、
引き続き九州の南を北上中です。

昨夜の資料以降、
九州の東を進む資料が増えました。
それによって
あまり遅くならずに
北上していきそうです。

まだ数時間のずれはありそうですが、
タイミングのズレも
資料間で小さくなっていて、
おおむね気象庁予報の中心線の前後で
考えて行きましょう。

東海上を北上する場合は、
中心が真東に来る前までが
ピークとなることが多いです。

中心が北に上がって
西風に変わると
急速に天気が回復するケースが多い
パターンになります。

日曜日には
天気が回復に向かうはずですが、
遅れて日曜日まで
影響が長引いいた場合を考慮して
気象台の日曜日の予報は
まだ暴風マークになっているようです。

なお、まだ進路が西によって
鹿児島付近に上陸する可能性も
考慮しておこうとも思います。
今夜に奄美に近づくような動きになれば
その可能性が出てくるでしょう。
あすの新しい予報もご確認下さい。

鹿児島に上陸し、
県内を通過する場合には、
西側を進む時と同じで
中心がくる直前まで
雨がかなり強いでしょう。
風も直前直後にかなり強まりそうです。
一方、熊本側に進むと
さらに雨の影響が強まる恐れがあります。

いずれにせよ、
土曜日は各種災害の発生に要警戒でしょう!

予想通りに暴風域に入ったら
出歩くのが危険な状況になる恐れもあります。
お買い物なども
明日中に済ませておくと良さそうです。

その他、高潮に関してなど
昨日の内容も参考にしてみてください。


さて、今回、台風接近に際して
気象庁HPに
雨雲を把握する心強いツールが
追加されました。

高解像度降水ナウキャスト
というものです。
コレまでよりも性能が上がったレーダーと
アメダスや自治体等の雨量データを使って
250mの解像度で
雨雲を把握できるようになっています。
(くわしくはこちら
さらに、30分先まで
解像度の高い雨雲の予想も
みることもできます。
また、地図上に
目安となる川や道路を
追加する機能もあって
なかなか便利です。
iPhoneなどスマホでも
閲覧可能になっています。

この予測を見て、
さらに風が強まるなどの雨雲接近の
前兆もつかめれば、
強い雨雲の接近を
捉えることが出来るでしょう。

台風など防災時だけではなくて、
洗濯物を取り込む目安などにも使えます。


なるべく東に離れて通って
影響が小さくなってくれることを
祈りながら過ごしていますが、
四国や本州方面への影響も心配です。

甲子園も、
開幕に影響するかもしれませんね。

日南学園は
日曜日の第一試合の予定になりましたが、
現状だと
ズレると思っておいた方が良いでしょう。








140807_1
正午の衛星可視画像
(気象庁HPより)









140807_2
昼前の
MRTから南西の空

青空とモクモク。
台風が
南から北上する時の
典型的な
空の様子と言えそう。









140807_3
高解像度降水
ナウキャスト
の画面での
昼頃の強い雨
(気象庁HPより)

早めの対策を!

ノダっち

14年8月6日(水) 17:15

天気の話なノダ


ひまわりが咲きました♪

子供が学校でもらって来た種を
我が家のベランダのプランターに
GWごろにまいていたものです。
苗が小さい頃は、
朝の日差しが
当たりにくかったこともあってか、
それとも、
プランターなので
根の張りが足らないためか、
小さく育ってしまいましたが、
花はちゃんと
ヒマワリになっています^o^
当たり前でしょうか^o^;

ここ数日、
つぼみが膨らんできたものの、
台風が来る前に咲いてくれるかどうかと
少しひやひやしていたところでした。

ちょうど空も
夏らしい青空がもどっていて、
ヒマワリに似合う空でした♪


きょうは、
一部に夕立雲が湧き上がって
非常に激しい雨を降らせたものの、
比較的平野部を中心に
日差しも多くなっています。

その分、日差しが出た所は
暑さが強まりました。
この気温上昇が
夕立雲を発達させた一面もあるでしょう。

一方、海は
台風11号のうねりが入り、
波が高くなってきているようです。

きのうは、
明日の方が晴れマークでしたが、
きょうの資料では、
もう明日の午後にかけて
台風の北側を北上してくる
熱帯の空気が流れこんでくるため、
雨雲が増えてくる予想になりました。

とくに、あす午後には
局地的に
強まってくるかもしれません。

地盤の水が抜けきっていないため
すぐに危険度が上がる状況
です。
最新の気象情報をご確認ください。

けさからお伝えしていましたが、
明日よりは、
今日の方が台風対策を
行いやすかったかもしれません。
明日に回そうと思っていた方
ゴメンナサイm( _ _ )m

でも、まだ明日は
午前を中心に
雨の隙間もありそうですし、
あさってにかけて雨の弱い隙間に
ぜひお早めにお願いします。

とくに、明日の朝くらいまでは
晴れている所もありそうです。
あす午後に雨が降り出しても、
降りっぱなしではなくて、
雨と雨の隙間には
山沿いを中心に
晴れ間も見えるのではないかと思います。
逆に晴れ間が見えても、
油断は出来ない空になるでしょう。


台風11号
今後も九州の南を
とくに速度を上げずに
北上してきそうです。

きょうの午後3時現在でも
中心気圧が955hPaとなっていて
きのうと勢力があまり変わりませんが、
衛星画像を見ると
再び中心に目が見えてきています。
やや再発達しているかもしれません。

九州南部接近時にも
現在くらいの勢力はある見込みです。

きのうもOAでお伝えしましたように、
東西の進路のブレは、
九州の西側北上か
東海上を北上かぐらいの狭い幅で

接近するタイミングに
まだブレが1日半くらい
みています。

気象台発表の週間予報は、
土曜日に
暴風雨マーク
を使ってきました。
台風予報の中心よりも早く
土曜日には
風雨が強まる予想になっていて、
土曜日接近の可能性を
高く見積もられているようです。

日曜日の雨マークは、
遅れた場合には
日曜日になると解釈します。

東西のブレの幅は小さいですが、
西になるか
東になるかで
影響度合いは大きく違います。

東を北上すれば、
最接近直前くらいまでがピークで、
過ぎると共に
急速に回復に向かう
パターンになるでしょう。
ただ、西に向かうと
もう少し長引く可能性があります。

このあたりは
まだ金曜日くらいまで
分かりにくいでしょう。

あすの予報くらいになると
タイミングの幅も
もっと狭められると思います。

いずれにせよ、
大きな影響は
避けられそうにありません。
まだまだ簡単に
地面の水が抜けきらない状況で、
西よりの進路でゆっくり進むほど
影響が長くなり雨の量が多くなるため
なるべくでも
小さい影響で過ぎてほしいものです。

海上は、波が高くなってきていて
あす以降、さらに上がってきます。
あさってには時化となるでしょう。

さらに、きょう、気象台から
高潮に注意をという情報が出ました。

夏から秋にかけては
海水温が高い影響で海水が膨張して
海面が高めに推移する時期で、
さらに、
来週月曜日の満月前後が大潮で
満潮時の潮位がさらに高くなりそうです。

このため
とくに、日南・串間の海岸では
河口や海岸の低地で
浸水の恐れ
があるようで、
注意・警戒を呼びかける情報になっています。

油津港の満潮時刻は
以下の通りです。

9日 04時09分 17時43分 
10日 05時03分 18時23分 
11日 05時54分 19時01分 
12日 06時42分 19時38分 
13日 07時30分 20時13分 
14日 08時17分 20時48分 
15日 09時05分 21時23分 

さらに、台風が接近すると
気圧が低いことで海面を吸い上げる効果や
東風が続いて海水を沿岸に
吹き寄せの効果が加わり、
海面がさらに高くなる恐れ
があります。

とくに接近する可能性がある9日と10日は
沿岸部で、高潮の注警報にも
注目して対応が必要
になりそうです。


なお、来週には
太平洋高気圧が
復活してくる予想になりました。
そこを期待して
台風を乗り切りましょう。








140806_1
我が家に咲いた
ひまわり

ノダの手の平の
半分くらいしかない
かわいいヒマワリです。









140806_2
午後3時のごろの
宮崎市内から
南西の空

西の空に
巨大に成長した
積乱雲が見えました。
レーダーと照合すると
都城市の北部から
野尻町、
綾町付近に出来た
雲と思われます。









140806_3
午後3時の
衛星可視画像

台風本体の
北側にある
活発な雲のエリアは
比較的コンパクトで
暴風域に対応します。

急激に雨風が
強まる可能性があります。

現在の暴風域の直径は
340キロ。
この一番長い部分に入って
現在の時速15キロで進むと、
20時間以上も
暴風域に入る計算です。

なるべく速く進んで
離れてほしいものです・・・

水木で準備が必要か!?

ノダっち

14年8月5日(火) 17:03

天気の話なノダ


花火、キレイに打ちあがって
ホッとしました^o^

夕方頃まで降っていましたが、
ちょうどいいタイミングで上がって、
開催中に
心配していたにわか雨も
ほぼ無かったと思います。

ノダは、仕事終わりで
ミックの駐車場屋上に上がって
ちょっと見て帰りました。

南寄りの風だったので
だんだんと煙がやってきて、
火薬のにおいに包まれた
帰り道でした。
これもまた、夏の匂いですね。

災害警戒中の中で
ちょっとホッと出来た昨夜の花火でした。

上げてくれた皆様、
ありがとうございます♪


きょうも、朝から
小林市付近に
活発な雨雲がかかりましたが、
日中は一旦雨が弱まりました。

ただ、県内全般に
地盤がたっぷり水を吸った状況

続いています。
今後も要注意です。

あすからあさってにかけても
急な雨に気を付ける必要がありますが、
きょうよりも
雨の範囲が狭くなりそうです。

雲の間からは
晴れ間が広がる時間があるでしょう。
とくに、あすよりも
あさっての方がさらに
雨雲が少なくなりそうです。

今週の中では、
もっとも雨の量が少ない
二日間に
なるでしょう。

台風11号対策をしていく必要が
出るかも
しれません。


台風11号は、
きょう午前9時で
中心気圧が950hPaまで弱まり、
「強い」勢力になりました。

普通、この海水温が高く
陸地の影響も受けにくい海域で
勢力が弱まるというのが
考えにくかったので、
何があるのだろう?と見てみたら、
台風の北東、小笠原付近に
寒冷渦が解析されています。
コチラの影響で
周辺で湧いている雲や
風の影響によって
台風の発達を妨げたのかもしれません。
また、海面水温は高いものの、
少し下の表層の低い水温の
影響を受けたかもしれないようです。

なるべく衰えて北上してほしいものですが、
これ以上、急速には衰えにくい
海水温の状況
ではあります。

強い勢力、あるいは
非常に強い勢力で北上してきそうで、
今週金曜日以降は
要警戒となってきそう
です。

きょうの資料では
予想される進路の傾向が
揃ってきました。

県内は、大きな影響を受ける
可能性が高く
なってきています。

週末からの雨が
抜けきらない状態での
台風接近になると
かなりの災害の発生が心配です。

また、台風接近となると
風への備えも必要になります。
風への備えをしておくなら
あす(6日)かあさって(7日)のうちに
済ませておくのが良いでしょう。
8日でも間に合いますが、
雨が降りやすくなってくる可能性があります。

実っている早期水稲等への
影響もかなり心配です。

まだ、接近するタイミングには
幅がありますが、
土曜日を中心に
多少前後するかも
と考えています。

あすお伝えする情報も確認しつつ
早めの対応を進めていきましょう。








140805_1
昨夜の
ミック駐車場屋上からの
花火









140805_2
午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

青丸の辺りに
上空の寒冷渦
(寒気を伴った
上層の低気圧)
があって、
その南側で
たくさん雲が
出来ています。
水蒸気画像で見ると
よく分かります。

一方、
台風11号は
赤外画像だと
目が分かりにくいですが、
しっかりと
渦を巻いています。

台風の北上とともに
台風北東側の
寒冷渦で出来た
雲の振る舞いも
気になります。

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