ノダっち

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ひまわり8号開始

ノダっち

15年7月7日(火) 17:12

天気の話なノダ

七夕ですねぇ♪

毎年同じお願い
赤い短冊に書いています。
もう何年もかなってない願いです^o^;

今年は、出足が躓きましたが、
ココにきて願いが叶いそうな
気配を感じられるところまで来ました^o^


そんなきょう、
気象界では大きな変化が起きています。

ひまわり8号の本運用開始です。

まぁ、小さい画像を
単体で見ると
あまり大きな変化が
分からないかもしれませんが、
10時半と11時では
気象庁HPの画像も
確かに高精細になっています。

より短い間隔でより高精度に
雲の盛衰が分かる様にもなり、
急激な雨雲発達などにも
今後対応して行けるようになれば、

とも期待したい変化です。


一方、台風は、
昨日までの見解と
あまり変化がありません。

9号は、南西諸島を通過して
中国大陸に向かいそう
です。

気象庁の主力資料は
東シナ海コースを予測していますが、
気象庁の台風予報は
採用してないような
予報進路になっています。

中国大陸に上陸するのと
中国大陸よりでも
東シナ海を北上するのとでは、
県内への
湿った空気の流れ込みが変わるので
もう少し予想の変化には
注目しておきたいものです。

10号は、中国大陸に上陸して
弱まる予想となっています。

11号は、発達中で
来週にかけての動きが気がかり
です。
日本付近での動きは
まだよく分かりません。
来週にかけて、
最新の情報をご確認ください。


きょうは少し日差しもあって
少しムシムシしてきていますが、
とくに強い蒸し暑さには
なりませんでした。

ただ、風の分布などを見ていると、
日中は前線が
あまり北上していないかもしれません。

今夜からあす朝には
九州の北に梅雨前線が予想され、
南からの暖かく湿った空気も
流れ込んできますので、
あす朝にかけては
蒸し蒸しとしてくる
でしょう。

あすの昼間も、
少し晴れ間が覗いたりして、
蒸し暑さが強い所もあるでしょう。

ただ、雲は広がりやすく、
雨雲の素になる
湿った空気の流れ込みが
予想されていますので、
局地的な急な雨雲の発達には
ご注意下さい。


また、朝には
沿岸部で暖かく湿った空気が
川面や海面で冷やされて
霧が出る所もあるかもしれません。

あさって以降も、日曜日まで
くもり一時雨の予報になっています。

雨の降り方は、
湿った空気がどの程度流れ込むかで
変わってくるでしょう。
台風9号の
直接の雲がかかり可能性は低いです。

一方、海にはうねりが入っていて、
あすは南部を中心に
次第に波が高くなるでしょう。

晴れ間が見えても、
海のレジャーは要注意です。
うねりは、11号が過ぎるまで
入りやすい状況が続くでしょう。







150707_1
10時半と
11時の
赤外画像
(気象庁HPより)

ノダが編集しましたが、
11時のものが
明らかに
精細な画像に
なっているかと思います。







150707_2
北半球可視カラー画像
(気象庁HPより)

10時半のカラーは
ベースの地図が
人工的に作られたCGで
11時のカラー画像は
ひまわりが撮影した
自然のカラー画像です。







150707_3
毎年恒例の^o^;

3つの台風

ノダっち

15年7月6日(月) 17:46

天気の話なノダ

4日の午前3時に
台風11号が発生しました。

現在、9、10、11号
3つの台風が存在しています。

去年は3つの台風が同時に
存在した時期がなくて
一昨年の10月以来です。
それほど珍しいことでもありません。

まず、
先週から心配していた9号ですが、
太平洋高気圧ががんばるような
予想が優勢となってきました。

9号の影響もあって、
上空の高気圧が
九州付近まで張り出してくるため
九州方向には北上してこず、
南西諸島付近を通過しそうです。

雲のまとまりがゆっくりで、
中心気圧はあまり下がっていませんが、
大型になっていますので、
少し北にずれると
強風域がかする可能性はあり、
また週の後半には
周辺の湿った空気も流れやすいでしょう。
また、今後は発達傾向です。

高気圧がしっかり強いものなら、
湿った空気が流れ込んでも
夏空が広がるのでしょうが、
そこまでの強さが無ければ、
にわか雨が
起きやすくなる可能性があります。

雨マークですが、
梅雨前線によるものでもないですので、
ココまでのように、
べったり梅雨空とも違うかもしれません。
ただし、台風北側・東側の雲が
どうふるまってくるか
によって
変わってくるでしょう。
もう少し様子を見ます。

一方、10号は、
相変わらず身動き取れなくなっていて、
9号が近づいてくることで、
複雑な動きもしそうです。
9号周辺の風によって
10号自身の渦巻きが維持できずに
弱められるか、
あるいは生き残れば、
その後に
ひょっこり復活するかもしれません。
そんな資料もあります。

11号は、9号を追うように
日本に近づく予想ですが、
9号よりもやや北寄りを進む予想です。
その分、嫌な感じもしますが、
高気圧の隙間に入れば
早めに
北東に向きを変えることになるのですが、
そう単純ではない資料もあります。

こちらは、まだ猶予がありますので、
もう少し様子を見ましょう。

海にはうねりが入りやすい状態が
しばらく続くでしょう。


海水浴場の
海開きも始まっていますが、
天候とともに
波の状況も気にしつつ楽しんでください。


きょうは、
まだ前線が九州南岸付近で
しっかりと雨が降っています。

朝は、
南部に発達した雨雲もかかりました。
一部列車にも影響が出ています。

地盤が緩んでいる所もあり、
少なくとも雨が止むまでは
土砂災害に注意が必要です。

日中も雨が降っていますが、
やや雨雲は北に北上傾向もあり、
あすは、前線が北に上がりそうです。

予想通りに前線が動けば
あす日中は天気が回復傾向で、
午後には南部を中心に
晴れ間が見える可能性もあります。

夏らしい空でしょう。

晴れてきても、
もくもくした雲がある場合は、
天気の急変にご注意下さい。

また、急激に
蒸し暑さが強まる
可能性があります。
熱中症にならないように
お気を付けください。


あさっては晴れマークがありますが、
湿った空気の流れ込みが強いと
にわか雨の可能性もあります。

週の後半は、
台風9号の外側の雲の動き次第です。
新しい予報でご確認ください。


なお、気象台からは、
きょう改めて
「長雨と日照不足に関する情報」が
発表されています。

6月に入ってからの日照時間が少なく
雨が多くなっているという内容です。

詳しい数字はこちら

情報では、今後2週間も、
まだくもりや雨の日が
多くなりそうとなっています。

農作物の管理などに注意が必要です。

台風が季節を進めずに、
この予想の通りになっていけば
梅雨明けには
まだまだかかることになるでしょう。







150706
正午の可視画像
(気象庁HPより)

来週にかけて台風9号動向注視!

ノダっち

15年7月3日(金) 17:37

天気の話なノダ

台風10号が発生しました。

きのうお伝えした
フィリピンの東の熱低が
昨夜のうちに台風になっています。

現状で
九州に近いのは10号の方ですが、
まず先に注目しておくのは
9号
の方になりそうです。

10号
予報円が重なり合っていて、
フィリピンの北まで動いたところで
動きが読みにくく
複雑な動きをする可能性も
ありますが、
9号の方は
かなり直線的に予想が出ています。

9号の方が発達することで
相対的に発達が弱い10号が
9号との相互干渉で
動きが複雑化する可能性も
示唆されているように読める予報です。

9号は、この先も
基本的には太平洋高気圧の南側を
進んできて、
太平洋高気圧の西の端で
向きを変える
ことになるでしょう。
あるいは、高気圧が強ければ
西に進み続けるかもしれません。

高気圧がどこまで西に強まるかで
向きを変えるタイミングが
変わることになります。

まだ、現状では
週間予報の各国の資料などで
日々意見が変わっている状況ですので、
見極めは出来ません。

ただ、台風予報の5日後の位置からも
もう何らかの影響はありそうな9号
です。

繰り返しですが、
すでに地面が
たっぷり雨を吸っている状況というのが
気になりすぎる嫌な状況になります。

タイミング的には、
来週後半の雨マーク辺りからは
要注意になってくるでしょう。

場合によっては
来週前半の雨の止み間で
対策を強化していく
必要もあるかも
しれません。

週末も、
台風の進路情報には気を付けつつ、
予報に関しては、
幅も持って
みるようにしておいてください。


きょうは、
朝まで南部で雨が残ったものの、
日中は止んだ所が多くなっていて、
北部を中心に日差しもありました。
ただ、午後は
所々に弱い雨雲もかかっています。

週末、あすは午後にかけて
南海上の梅雨前線が北上するため
午後を中心に雨になってきそうです。
日曜日にかけて
前線上の小低気圧か
あるいは前線の活発な部分が
九州南部付近を通過する可能性があり、
雨が降りやすくなるでしょう。

月曜日も
雨の降る時間がありそうですが、
今のところ
前線の活動は九州付近で弱そうです。
新しい予報でもご確認ください。

火曜日には晴れマークがついていて、
少し夏空になるかもしれませんが、
晴れ間があったとしても、
高気圧がしっかりと
覆ってきそうな資料でもないため
にわか雨が起きる可能性は
考えておいた方が良いでしょう。

台風9号の影響で
どの程度まで高気圧が
強まるかがカギになります。

何はともあれ、
まだよく分からない部分もありますので、
月曜日にお伝えする見解・情報は
確実に
ご確認ください。

なお、9号が出来た場所よりも
さらに東の海域で
熱帯低気圧が出来ていて、
また台風になる予想
です。

この動きにも
注目の必要も出るかもしれません。

これら一連の奴らが過ぎて
季節が進んでほしいものです。

が、とりえあえず、
まずは9号に注目しましょう。







150703_1
少し晴れ間も見えた
昼過ぎの宮崎市







150703_2
正午の
衛星可視画像

9号は
すでに暴風域が
出来ていますが、
東西の雲が
まだ
まとまり切っていません。
海水温は高いので
これから
さらに発達しそうです。

季節を進めるきっかけになるかな?

ノダっち

15年7月2日(木) 17:43

天気の話なノダ

一ヶ月予報の後半には
太平洋高気圧が
それなりに強まる資料に
なってきました。

18日から31日の2週間で
九州付近への張り出しが見えます。
この通りに強まれば
この期間中には、
一度梅雨明けをするのでしょう。


気象台発表の一ヶ月予報は、
期間の前半(17日まで)が
平年同様に曇りや雨の日が多く、

期間の後半(17~30日)が
平年よりも晴れる日が少ない、

となってきました。

「晴れる日が少ない」という
ネガティブな表現ながらも
これまでの
「平年より曇りや雨の日が多い」
よりはポジティブに捉えたいです。

ただ、予報の根拠を見てみると、
太平洋高気圧の強まりが
来週にかけての様に
熱帯域での対流活動の強まりが
寄与されている可能性が高いものの、
期間の後半には
これが落ち着くことを考慮して
太平洋高気圧の資料の強まりは
割り引いて考えられているようです。

このため、
期間の後半も平年より
太平洋高気圧が弱い予想
で、
生の資料よりも
夏空は
少な目に予報されていると解釈します。

ただ、2週目(11~17日)以降は
太平洋高気圧の強まりもあるため、
梅雨前線が北上する予想もあり
晴れた日には夏の空になりそうです。

その中で、
高気圧の縁を流れて北上する
湿った空気の影響も受けて
不安定な夏空になりそうです。
この南から北上する湿った空気が
雲のまとまった渦巻きだと
かなり厄介になります・・・

降水量が平年より多い予想ですので、
引き続き、防災の意識は
高く持っておきましょう。

来週以降、晴れた日が増えてきても、
その後に前線などがかかってくると
なかなかに怖いです。


きょうも
南部を中心に雨が降っています。

ここ2日間の雨の量は
多い所で100ミリを超えた程度で
たいして多いわけでもないですが、
もう梅雨空にはうんざりです。

前線の北側ということもあって
日中までは
あまり強い雲がかかりませんでした。
ただ、きのう解説したように
夜にかけて前線の強い部分が
九州南岸に近づくため
午後はやや発達した雨雲が
かかりやすくなっています。

車を運転する際には
急な道路の冠水などに
気を付けてください。
とくに、夜間で
路面の状況が見えにくい
場面もあるかもしれません。

また、地盤が緩んでいる所もあり、
土砂災害には注意が必要です。

あすは、
梅雨前線がやや南下しそうですので、
北部を中止に止む時間が多くなります。
ただ、
少し前線が強まったタイミングで
南部を中心に
時おり雨雲がかかる
でしょう。
微妙です。

特に南部は、空が明るくても
念のための
傘を持っておいた方が良さそうです。

あさってから日曜日にかけても、
南部を中心に
時おり雨雲がかかるでしょう。
前線の位置によっては
雨の量が多くなる可能性もあり、
今後の情報にご注意下さい。

一方、台風9号は、
きょうは東経150度付近まで
西に進んで来ました。
まだ北緯は10度くらいです。

さらに、フィリピンの東の熱低が
あす朝にも台風になるような
予想になってきました。

相互作用をすると
予想がより困難になるかもしれません。

とにかく、来週中ごろ以降の予報は
これらの
複数の台風の動きによって
変わってきます。

新しい予報でご確認ください。

しかし、
台風が季節を進めるということは
よくあることでもあります。
今回も、せめて、
そんなきっかけを
期待もしたいものです。








150702

正午の可視画像
(気象庁HPより)


気温逆転

ノダっち

15年7月1日(水) 17:15

天気の話なノダ

風が強まっていて、
前線が活発なことを
うかがえましたが、
前線が動いて停滞しなかったため
連続的な強雨は
県内で発生しませんでした。

強めに降ったり止んだりの所が
多くなっています。

ただ、昨日予想したよりも
前線本体の南下が遅れている様で、
午後の天気の回復もゆっくりです。

昨日の予想では、
朝には南岸に抜ける予想でしたが、
9時の段階では
まだ抜けていないと解析されていました。

この前線の
南北の動きの予想がズレルのは、
なんともコンピューターの苦手分野です。
しかもわずかなズレしかないのですが、
それで大きく天気が変わるので
とっても困ります・・・

また、この前線の南北への動きは
気温変化にも逆転現象を生んでいます。

きのうの深夜からけさにかけて
前線の南側で南西風が強く吹いて、
蒸し暑い空気を運び込みましたので、
きょうは最高気温が
南部を中心に朝に観測
されました。
朝、かなりの蒸し暑さを
感じられた方もいらっしゃるでしょう。

一方、前線が南下した後は
気温が下がったため
日中の方がやや低くなっている所が
多くなっています。

ということで、
最高気温や最低気温の
前日差をご覧になる際は、
あすにかけて
朝と日中との差ではなくなっていることに
ご留意ください。
ノダもコメントを少し工夫します。

なお、昨日お伝えした
5月と6月の最高気温の平均値の
逆転現象もやはり発生しました。


あすも、前線は九州南岸で
あまり離れませんので、
少し北に盛り上がったタイミングで
南部を中心に雨雲がかかりそうです。
しかも、夜を中心に活発なものも
通過する可能性もあります。

落雷や突風のほか、
急な激しい雨による
道路冠水などにもお気を付けください。

あさっては、あすより
やや南下気味に予想されていて、
その分、雨雲が減りそうな予想ですが、
現段階では、この予想を
信用しきれる要素が足りません。

ということで、
金曜日~日曜日も
梅雨前線が九州南岸付近にあって
時おり雨雲がかかる見込み、
という感じでお伝えしています。


一方、南海上では
台風9号が発生しました。
まだマーシャル諸島付近です。
ただ、今後、発達傾向の予想になっていて、
しばらくは太平洋高気圧の南縁を
西に流されて進んでくるでしょう。

太平洋高気圧が
どのタイミングで弱まるかで、
日本に対してどのような進路になるか
変わってくる
ことになりそうです。

台風が
高気圧を強める効果もありますので、
そのあたりの計算で
各国のコンピューターも意見が割れています。

また、別の熱低の発生も予想され、
相互干渉などがあると
より複雑になるでしょう。

いずれにせよ、
注目が必要な台風9号の発生です。
来週にかけて、
随時お伝えしていきますので、
ぜひご確認ください。







150701_1
昨日の朝から
1時間毎の
気温変化

きのうは、
夜になって
気温が上がって、
最高気温が
この時間に所々で
出たのですが、
グラフを見ての通り
南の地域から
順番に
立ち上がっていて
前線が北上して
だんだんと
南の地域から
前線の南側に
入って行ったのが
分かります。







150701_2
正午の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

フィリピン東の雲も
熱低として
解析されています。

台風と熱低の間にも
低圧部がありますが、
あす朝の
予想天気図からは
消えています。

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