台風にならなかった厄介な雲

ノダっち

14年7月30日(水) 17:20


12号も出来ました。

ただ、やはり
東側の雲をまとめ切らないまま< 台風になっています。
これはこれで厄介です。

最初から台風の雲が
均一では無く
西側にしかない状況で北上しますが、
台風が弱くて求心力が無くて
台風にまとまりきらなかった
東側の雲が
太平洋高気圧の縁辺の風に流されて
台風とは別に
勝手に北上
してきています。

もともと
台風の一部になる可能性もあった
暖かく湿った空気を含む雲ですので、
県内の山にぶつかっての
発達してくる恐れ
があり
注意が必要になってくるでしょう。


昨夕のOAでお伝えしたように
夜から日向灘からの雨雲が入って
所々で通り雨がありました。

けさからは
昨日の日記に載せた衛星画像で示した
帯状の雲の部分が
北上してかかってきていて、
激しい雨や雷雨をもたらしています。
県内の山にぶつかって
雨雲が発達しました。

19日や20日ごろに
所々で激しい雨も降ったものの、
広い範囲では無かったため、
宮崎市内などは
10ミリ以上の雨を観測したのが
梅雨明け以来です。

雨が降った時間帯は
涼しくなったでしょうが、
とくに、止み間が多かった
南部山沿いや日南・串間付近では
日差しも出て気温が上がって
午前から
酷い蒸し暑さになったと思われます。

宮崎市付近も
昼前から日差しが出たり
雨が降ったりしていて、
かなり蒸し暑いです。


あすは、台風の東にあた雲が
県内に東から流れ込んで
雨雲が発達しやすくなるでしょう。

1時間に50ミリの
非常に激しい雨の恐れがあって、

総雨量も多くなる可能性
もあります。

低い土地の浸水や河川の増水などに
注意が必要
です。

あすの雨の降り方、
最新の注意報・警報の発表状況に
くれぐれもご注意下さい。

また、きょうも
各地で雷もなっていて、
あすも引き続き雷を伴う所もあるでしょう。
落雷にもご注意下さい。

また、海にはうねりが入って
波が高くなってくる
でしょう。


あさって以降も
東から湿った空気が流れ込みやすいため、
総雨量も
多くなってくる所があるかもしれません。

台風が東シナ海を北上する
土曜日頃までは
湿った空気の影響による雨雲が
発達しやすい可能性もあります。

土曜日頃までは
今一度、防災意識を高めて
最新の気象情報を
確認するように心がけて
ください。


一方、台風11号の動きは
まだ発揮ししない部分も大きく
今後の新しい情報で確認していきましょう。

すくなくとも、この週末までは
影響がなさそうなので、
まずは雨に対して注意です。

その後、日曜日以降は
こちらの動きもだいぶ見えてくるかも
知れませんので、
注目していくことになるでしょう。








140730_1

午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

台風12号の雲は
ピンク丸の辺りが
気象庁が解析した
台風の中心付近です。

ただ、
この中心付近に雲が少なく
少し離れた所に
雲がたくさんありのが
特徴になっています。
発達していない証拠です。

ただ、離れた所の雲も
それぞれ活発な雨雲を
作るパワーを持っていますので、
台風12号に関しては、
台風の進路にとらわれすぎず、
雨に注意しておく
必要があります。

水色の丸の辺りにも
活発な雨雲があって
北上しています。
その北側にある
九州南部付近の雲は、
上空の雲が中心と
思われます。

水色の部分がかかってくると
雨雲の発達が心配です。

台風11号は、
海水温の高いエリアで
これから
徐々に発達してきます。










140730_2

午後3時過ぎの
MRTから北西の空


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