サクラサク2014

ノダっち

14年3月19日(水) 17:11


標本木の開花が発表されました^o^/

今年も肩の荷がおりました^o^;

ちょうどきょうは
公立高校の合格発表です。
見事に合格された方には
ぴったりサクラサクとなりましたね。


きのうのつぼみからすると
もう一日くらいはかかるだろうと
思っていたのですが、
やはり見えていない
もっと進んだつぼみがあったようです。

きのう見たつぼみは
まだ開いていなかったものの、
昼に見に行った段階で
5輪ほどほぼ開いており、
午後3時の気象台の確認作業で
6輪の開花の観測となり
発表されました。

観測史上最速だった
去年よりは6日ほど遅いものの、
平年よりは5日も早い開花
です。

キレイな青空バックの
開花だったら
画像もキレイだったのですが、
午後の開花発表の時は
曇り空になり、
昼に野田が観に行った時も
霞んだ空が広がっていました。


昨日もお伝えしたように、
今日は
やはりかすみがちの景色です。

ただ、朝は霧、靄(もや)でした。

霧、靄、霞(かすみ)
この違いを
もう一度整理しておきましょう。

霧と靄は、
水滴粒子によって
視界が悪くなる現象
です。
霧は見通しが1キロ未満、
靄は1キロ以上10キロ未満と
定義されます。

水滴粒子ではなくて
乾燥粒子によって見通しが
10キロ未満に落ちる場合は
煙霧
です。
乾燥粒子の中身は様々で
それぞれ採取して分析しないと
はっきりと正体はわかりません。

霧や靄の場合は水滴粒子ですので、
湿度が高くなっています。
湿度が下がっても
景色がぼやけている場合は、
煙霧ということで判別できます。

この霧、靄、煙霧は
すべて気象用語
です。

一方、霞は
気象用語ではありません。

景色がぼんやり見えるものは
すべて霞です。
文学的表現ということになります。

春霞はキレイな日本語なのですが・・・
最近のその中身は、あまり
きれいではないのかもしれませんね。


きょうは、朝は湿度が高かったため
水滴粒子がメインによる
靄や霧が各地にかかりました。

きのう雨が降って、
高い湿度の空気が
朝にかけての放射冷却で冷やされて
飽和状態となり
水滴となって空気中に現れたのです。

ただ、昼間に湿度が下がっても
霞がかかっていたので、
微粒子が漂っていたと思われます。

県が観測しているPM2.5の濃度は、
50マイクログラム/m3前後まで
上がった所が多く、
70マイクログラム/m3を観測した
所もあったため
日中の霞の主な原因はこれでしょう。

ただ、県の注意喚起基準
(1日平均70マイクログラム/m3)には
達していません。

また、朝の靄や霧の水滴粒子も
水滴となるには
凝結核と呼ばれる
チリやホコリが空気中に必要で、
チリやホコリの周りに水滴がつくことで
水滴粒子が空中を漂うようになるのです。

このチリやホコリが
昨夜から空中に多くなっていたことも、
霧が出やすかった
原因ではないかと思っています。

今回のチリやホコリは、
計算されていた通りですので、
外的要因が大きいでしょう。
きょう日本付近を覆っている
高気圧によって
大陸から運ばれてきたと思われます。


一方、夕方には
昨日の予想より早く
雨雲もかかってきました。


しかも、やや活発な雨雲です。

けさの段階では
夕方以降の雨の可能性で
お伝えしましたが、
誤差にしては大きくなりました。


あす朝まで広い範囲で雨が降り、
昼前には止んで
天気が回復に向かいそう
です。

午後にかけて
晴れ間も出てくるでしょう。
ただ、、風は冷たくなります。

あすの夜には、
朝の気温よりも低くなりそうです。
お帰りが夜になる方は、
しっかりと厚手の上着も準備して
お出かけになってください。



あさってから3連休は晴れて
お出かけ日和です。
朝晩は空気が冷たくて
早めの夜桜には
厚手の上着も必要になりますが、
昼間はまずまず過ごしやすいでしょう。

ただ、金曜日は
昼間も日陰にいると
肌寒く感じそうです。

桜の開花も進んでくる
3連休になるでしょう。

県内の各名所の見ごろは、
来週後半から
再来週にかけてとなる予想に
変化はありません。








140319_1
きょうの正午ごろの
標本木の
ほぼ開いていた花









140319_2
こちらも
きょう正午ごろ、
昨日も載せたつぼみ

もうちょいです。









140319_3
お昼前の
MRTから南西の空

鰐塚山が
全く見えません。

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