今年最後になってほしい

ノダっち

24年10月22日(火) 16:45

これが
今年最後の大雨となってほしいと、
願いながら雨雲レーダーをにらんでいます。
 
けさは、少しの止み間があったので
愛犬を少しだけ散歩に連れ出しましたが、
大淀川は茶色く濁っていました。

きょうも、
南東から雨雲の素が大量に流れ込んで
雨雲が強まりました。
 
さらに、前線が南下していて、
その南側で
雨雲も発達しやすい環境のなか、
午後3時に線状降水帯の判定が出ました。
 
とくに日南海岸付近で
危険な状況になったと思われます。
大きな被害が
出ていなければよいのですが・・・
 
各地にキキクルで紫も出ていて、
24時間雨量が、きょう午後3時半現在で
日南市深瀬で310ミリを超えていて
10月の一か月分の雨(211ミリ)の
1.5倍もの雨がたった1日で降っています。
 
もちろん雨が多い所なので、
7月には1カ月で522.2ミリ降りますが、
それでも、その半分以上が
たった1日で降ったので、
けっこうな大雨です。
 
さらに解析雨量で1時間120ミリがあり、
キロクアメ、
記録的短時間大雨情報も
日南市付近に出ました。
気象庁の図を見ると、
日南海岸付近と思われます。
 
この時期に、台風でもないのに
ココまでの雨が降るのは
やはり今までの感覚だと
普通じゃないな、と思います。
 
気温が高いことを考えると
たしかにあり得るので、
今後、温暖化が進んだら
こういう10月も
普通になるのかもしれません。
 
 
前線による雨雲が
今夜にかけて九州を南下する見込みで、
これが通過すれば
雨はいったん弱まってくると
予想しています。
 
ただ、雨が弱まった後も、
注意報が解除されるまでは
土砂災害には十分にご注意下さい。
 
 
あすの明け方まで
雨がのコツ所もありそうですが、
あすの日中は
雲が薄くなって
平野部を中心に日差しがありそうです。
 
洗濯物を
日差しに当てるチャンスもあるでしょう。
 
沿岸部は
風が強めの所もありそうですので、
しっかりと止めておいてください。
 
一方、海はウネリが残りそうですので、
高波にご注意下さい。
 
日差しが多くなると
宮崎など平野部で
真夏日になるかどうかというあたりも
気になるポイントになってきます。
 
 
あさっては、
いったん南下した前線が
再び北上するステージになりそうです。
 
各地で午前まで
晴れ間が残る可能性がありますが、
南の地域から次第に雲が分厚くなって
午後にかけて雨が降り出すでしょう。
 
地面の水も抜けきらないため
雨が強まるかどうかは心配されます。
 
このあたりは
明日またお伝えする予想でもご確認ください。
 
 
金曜日以降は、
前線の動きや活動具合によって
まだどの程度雨が降るのか、
変ってきますので、
この点についても、あすの予報で
確認していきましょう。
 
ただ、台風20号については
大きな影響は無い予想です。
 
前線を刺激しないかどうか、
という点について注目しています。
 
 
きょう発表された3か月予報では
11月は、まだ寒気が南下しにくく
平年より気温が高い予想になりました。
 
南からの湿った空気の湿った空気の
影響を受けやすい時期もある、
となっていますので、
今のこの多雨傾向が
11月に入っても
簡単に収まらないのかもしれませんが、
予報文では、平年並みに
晴れる日が多い予想とのことです。
 
あさっての
一か月予報にも注目しましょう。
 
一方、12月と1月の平均気温は、
低:並:高=4:3:3で
やや低温寄りのほぼ平年並み予想です。
 
ラニーニャ現象が起きる見込みで、
その傾向も反映されているようで、
12月以降、急な寒さで
体調を崩さないように
注目していきましょう。
 
と言いつつ、例年、
11月になると、
一時的に寒気が入ることもあるので、
その点にも注目して
天気予報をご確認ください。
241022_1
けさの大淀川下流域

茶色く濁っていました
241022_2
判定された
線状降水帯と
解析3時間雨量
(気象庁HPより)

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