今年もお世話になりました!

ノダっち

13年12月27日(金) 19:05


年末寒波襲来です。
冷たい風も午後にかけて
だんだん強まってきています。

昼間の気温の上がり方も鈍く、
平野部でも一桁の時間が多くなりました。

衛星画像では
東シナ海にすじ状の雲がびっしりで、
強い寒気の存在を感じます。

昨日までの予想通り、
日曜日にかけて
この強い寒気が続きそう
です。

上空1500mの付近の寒気は、
-6度から-8度前後で経過します。
あすの午後からあさってにかけては
上空の気圧の谷も通過するため
山沿いの県境に近い地域を中心に
雪雲が流れ込む時間も
あるでしょう。

県内の山沿いに
雪雲がかかるということは、
九州の東シナ海側にも
かかる可能性があります。
熊本や福岡、鹿児島でも
断続的に雪が降りそうです。

九州道を通行予定の方は、
路面の状況などに十分にご注意下さい。


また、県内の
山間部や県境の峠道を通行予定の方も、
必ずチェーンなどの
滑り止めを準備しましょう。


気温は、昼間も一桁の所が多く
朝は平野部でも0度前後まで下がりそうです。

宮崎市でもいよいよ今シーズン初の
冬日になるかもしれません。

風が弱まってくる、
29日や30日の朝の方が
冷え込みが強まる可能性も十分
です。

全国的にみると、本州の日本海側や
北海道の日本海側は大雪の恐れがあり、
あす28日は東海地域にも
関ヶ原を通って
雪雲が流れ込む可能性があります。

あすからあさってにかけて、
九州でも、
九州北部や鹿児島県の薩摩地方で
山地を中心に
雪の量が増えるかもしれません。

各地の最新の気象情報を確認し、
時間に余裕をもってお出かけください。

30日から寒気が弱まり始め
大みそかには
今週の水曜日くらいのレベルの
寒気になりそうです。
つまり、寒気が弱まると言っても
暖かい空気が入るほどではなく
日本列島を広く見ると
弱い冬型の気圧配置という状態で
年越しとなる予想になっています。

こうなると、
初日の出を拝める可能性は高めです。

OAでもお伝えしました
県内の初日の出スポットの
初日の出時刻

今年も
国立天文台のHPで
緯度経度と標高から計算しましたので、
載せておきます。
以下の通りです。
   
国見ヶ丘(高千穂町)7:13頃
   
愛宕山(延岡市)7:12頃
   
ETOランド速日の峰
(延岡市北方町)7:10頃
   
小倉ケ浜(日向市)7:14頃
   
高鍋海水浴場(高鍋町)7:15頃
   
青島(宮崎市)7:14頃
   
鰐塚山山頂(宮崎市)7:09頃
   
都井岬(串間市)7:11頃
   
韓国岳山頂 7:09頃
   
金御岳(都城市)7:11頃
   
以上は、計算上の
地平線、または水平線から
太陽が頭を出す時刻です。
「頃」と書きましたように、
実際に見る場所の標高によって
多少変わります
し、
太陽が昇る方角にある
山や建物によっては
上記時刻よりも
遅れて上がって
来ます。
   
また、元旦には寒気の影響で
海上に雲が出来ている可能性が高く、
海岸線から見る場合も、
雲の状態によっては
10分から20分前後遅れる所も
あるでしょう。

寒気は弱まるものの、
上空1500m付近で0度以下の寒気は残ります。
韓国岳登山などは
十分な装備を準備が必要
です。
くれぐれも慎重に検討を行い、
無理な登山は絶対に止めて下さい。



なお、
寒気が弱まって次第に谷の影響を受けて
雲が増える可能性も捨てられませんが、
今日の資料では
崩れに向かう流れは3日からです。

3日はくもりマークで様子見となっていますが、
下り坂になる可能性もあります。
この予想は、
海外の資料と意見が割れていて、
もう少し遅れるかもしれませんので、
今後の新しい予報でご確認ください。


こうやって見ていくと、
休暇もあっという間に
終わってしまいそうですが・・・^o^;

ノダは、
28日から5日までお休みをいただきます。
年始は6日から始動です。

今年もお世話になりました。

来年も、
お役に立てる
情報が出せるように
頑張ってまいります!


来年も、
どうぞよろしくお願いします。









131227_1

今年の
MRTから見た
最後の夕陽

太陽さん、
今年一年ありがとう!
来年も
よろしくお願いします!



 










131227_2

きょうの阿蘇山
(気象庁HPより)

すっかり雪景色です。

火山噴火警戒レベルが
きょう、
1(平常)から
2(火口周辺規制)に
引き上げられました。
(くわしくはコチラ

年末年始で
お出かけ予定の方は
今後の情報に
ご注意下さい。

また、冬型の場合、
高千穂など
北部山沿いは
風下になりやすくなります。

一方、桜島も
山体の膨張を示す
データが継続との
情報が出ています。
こちらの活動にも
引き続きご注意下さい。


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