冬に至り、冬本番の寒さ

ノダっち

13年12月23日(月) 17:32


昼間の影の長さを
実感されましたか?

きのうは、冬至
日の出日の入りの方位が
一年で最も南により、
南中(真南に来た)時の太陽の高度が
一年で一番低い日
です。
ということは、
昼の影が一番長くなる日でもあります。

実際には、前後1週間と比べて
目で見てそんなに違いが分かるほど
変わるものでもないですが、
理論上はそのはずです。

きのうは、冬型が緩んできて
県内の広い範囲で
昼間もよく晴れていたので、
長い影も各地で見えたことでしょう。

風も収まってきたので、
自分の影を撮っていると
背中がポカポカしてきました♪

冬至冬中冬はじめという言葉もありますが、
今年は、もう冬本番の雰囲気を
感じられている方も
多いのではないでしょうか。

朝にかけても良く晴れていたので、
放射冷却が効いて、
やはり日曜日の朝は
冷えた所が多かった
です。

そして、金曜日にお伝えしたように、
やはりけさは
内陸部でさらに冷え込み
ました。

今期の県内で初めて、
氷点下5度台が神門で出ています。
神門の―5度以下は
だいたい12月中旬~下旬に出ているので、
例年並みと言えるでしょう。

ただ、宮崎市の初冬日は
この連休もお預けでした。
次のチャンスは、
今度の週末にすぐありそうです。


きょうも弱い冬型で、
県内は広い範囲で朝から晴れたものの、
弱い気圧の谷が通過して
昼頃から雲も多くなりました。

昼間の空気の冷たさにも、
冬本番を感じます。

あわてんぼうのクリスマス寒波は、
少しずつ弱まりながらも
まだ居座っていて、
あすも引き続き弱い冬型です。
おおむね晴れるでしょう。

気温は、おおむね
きょう程度で予想しています。

平野部での
ホワイトクリスマスの可能性は
今年も極めて低い状況です。

えびの高原など、
県境に近い高地には
雪が残っていて、
北部の山間部では、
もしかすると
夜にチラっとするかも
しれません。

一方、クリスマスの25日も
朝から晴れますが、
冬型が緩んで
夜にかけて
気圧の谷が深まってくるため
だんだん雲が多くなりそうです。
雪が降る可能性はほとんどありません。

26日は、気圧の谷が通過します。
南岸低気圧型ですが、
九州付近で
低気圧にまで発達するかどうか微妙です。

この低気圧が通過した後、
金曜日から再び寒気が強まるでしょう。
次は年末寒波となりそうです。
寒気は30日ごろから抜けはじめ、
次の寒気は年が明けて
3日から4日ごろにみえます。

今週は、随時、
年末年始の天気傾向も
テレビ・ラジオのOAで
お伝えしていこうと思います
ので、
ぜひご確認ください。

なお、今週のMRTニュースNextは
17時55分から30分間
の短縮版です。
お天気もいつもより早く、
18時15分前後になりますので、
よろしくお願いします!








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きのうの
南中頃の太陽。










131223_2

その時の
ノダの影

一年で一番、
昼の影が
のっぽです♪










131223_3

けさの最低気温
(気象庁HPより)










131223_4

きょう
午後4時前の桜島

気象庁によりますと、

「傾斜計及び伸縮計で、19日頃から山体の膨張と考えられるわずかな変化が継続。
昨年(2012年)7月24日の南岳山頂火口の噴火の前にも同様の変化がみられており、今回も同程度の規模の、多量の噴煙を噴出する噴火が発生す る可能性があり、今後の火山活動に注意が必要」
とのことです。

なお、あすの県内は、
日南串間付近が朝まで
3000m付近の風で
風下の可能性があるものの、
日中は風下の可能性が
低くなっています。


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