この冬の予想に変化なし

ノダっち

13年12月25日(水) 17:43


あわてんぼうのクリスマス寒波は
弱まりながらも
しっかりとクリスマスまで居座ったようです。
けさは、放射冷却が効いて
比較的冷えました。

宮崎市は
最低気温が0.2度まで下がっています。
あと少しで冬日でした。

朝から薄い雲が多かったものの、
日中は日差しも十分にあったので
洗濯物は乾いたでしょうか。

ただ、朝は太い飛行機雲もあって
天気の下り坂も感じさせる
空だったと思います。

昼頃から、
だんだん雲も厚みを増していて、
日差しも弱まってきました。
日差しが弱まった分、午後は
きのうよりも空気を冷たく感じます。

今夜は、気圧の谷が深まって
南から上空の湿りも強くなり、
所々に弱い雨雲がかかりそうです。

あすは気圧の谷が通過します。
気圧の谷は、九州南部付近で
次第に低気圧にまとまる予想で、
あす午前に通過するため、
県内は午前を中心に雨が降るでしょう。

午後は、低気圧が東に抜けて
次第に冬型の気圧配置になって
天気がゆっくりと回復に向かいます。

朝、昼共に
寒気が弱まって寒さも和らぐものの、
夜以降は寒気が南下してきますので、
風が一気に冷たくなるでしょう。

また、日差しも出にくいため
昼間も数字ほどの暖かさは
感じられないかもしれません。
むしろ寒いのではないかと思っています。

あさっては強い寒気に包まれそうです。
強い寒気の影響で
午前中は雲も多めでしょう。
山沿いではシグレたり、
標高の高い所での雪も可能性アリです。

土曜日も、寒気の影響を
受けやすくなりそうな資料になっています。

各地に帰省などで移動予定の方は、
念のため、時間に余裕を持った計画を
立てておきましょう。
とくに、九州北部や日本海側に
車で移動予定の方は要注意です。

30日頃までは
強い寒気の状態が続き、
大晦日に寒気が弱まる流れすが、
少し前倒しで
30日から寒気が弱まって、
大みそかから元日には
再び寒気が入るような予想も出てきています。

寒気が入れば県内では平野部を中心に
初日の出が拝める可能性が高いものの、
資料がまだ変化してきていますので、
もう少し様子をみましょう。


これに伴って
年始の寒波の時期もずれてきます。


きょう発表された3ヶ月予報では、
1月、2月と
寒い日が多くなりそうな予想に
変化はありません。


平均気温は、
平年並みか平年より低い予想です。

太平洋西部の海水温が高くて、
対流活動が活発な状況が続くため、
この海域で上昇した空気が
対流圏上層で北に動くため
偏西風が中国大陸で北に偏り、
日本付近での偏西風が
北西→南東向きに流れて、
寒気が流れ込みやすい予想になっています。

冬型の気圧配置になりやすい分、
県内の晴れる日は
平野部を中心に多くなりそうです。

この傾向からしても、
初日の出が拝める可能性は高いですが・・・

なお、3月になると、平年並みに
低気圧と高気圧が交互に移動して
天気が周期的に変わる予想で、
寒暖変化も大きくなってくるでしょう。








131225_1

朝の飛行機雲が
太く残っていた空

朝焼けが映えて
キレイでした。










131225_2

昼前には
薄雲が広がって
青空は一部に
なってきました。










131225_3

けさの最低気温
(気象庁HPより)










131225_4

この冬に
寒気の影響を受けやすい
図説
(気象庁発表
3ヶ月予報資料より)


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