時間に余裕を持った計画を

ノダっち

13年12月26日(木) 17:37


薄暗い朝でした。

ただでさえ日の出が遅いこの時期、
そこに雨雲が被ると
さらに光も弱くなります。

朝の冷え込み自体は
緩んでいたものの、
雨の影響もあって
昼にかけの気温の上がり方が
鈍い
所が多くなりました。

日中の気温は、
昨日並みの所が多いですが、
やはり雨の影響もあって
寒い昼間です。

午後の回復も
きのうの予想よりゆっくりになりましたが、
宮崎市など平野部では
今年最後の雨となる所が多いでしょう。

あすは、上空の寒気が強まります。
あわてんぼうのクリスマス寒波と
同じレベルかやや強めです。
上空5500m付近の寒気は
今回の方が強めに予想されています。

山沿いを中心に
はじめ寒気の影響で雲がかかって
県境に近いエリアを中心に
雪の降るところも
あるでしょう。

平野部を中心に
日差しが戻ってくる
ものの、
昼間の気温は
きょうよりも低く
なります。

日差しが温めるよりも、
寒気の流れ込みの方が強くなりそうです。

冷たい風も強まって
余計に寒く感じる
でしょう。
十分に暖かくしてお過ごしください。

強い風にも注意が必要です。

なお、先日懸念した
大陸からの汚染物質の南下ですが、
きょう汚染物質の流れ込みが
予想された韓国では
あまり汚染度が上がっていません。

拡散した可能性もありますが、
念のため、今夜遅くからあす朝にかけて、
アレルギーなどがある方は
「みやざきの空」などで
汚染状況を確認されてください。


あさって土曜日から日曜日にかけても
寒気は強い状態が続き
ます。

等圧線が南北に立っているため
九州北部に雪雲が流れ込みにくい
風の予想になりますが、
寒気の強さは
九州北部の平地で雪になっても
不思議ではないレベルです。

念のため、各地に移動される方は
お気を付けください。


雪が少なくても、
強い季節風が吹いて、
ハンドルを取られたりしないように
気を付けたり、
急に吹雪いて視界が悪くなることも
あるかもしれませんし、
濡れた路面が
夜間に凍る可能性もありますので、
慎重な運転も必要です。

一方、本州方面は日本海側での
大雪が心配されます。
土曜日頃は、東海地域にも
雪雲が流れ込むかもしれません。
中国地方も広島付近には
雪雲が流れ込む可能性もありです。

また、県内の山間部や
県境の峠道を通行予定の方も
必ずチェーンなどの
滑り止めを準備しましょう。
チェーンがあれば、えびの高原でも、
また雪遊びが楽しめるかもしれません。


この年末寒波は、ひとまず
30日までと思っておいて良いでしょう。
この週末に比べると
穏やかな天気での年越しになりそうです。

ただ、大みそかから元日も
寒気の大幅なゆるみは無いでしょう。
その分、天気が大きく崩れる可能性も低く、
初日の出が拝める可能性も高くなります。

初日の出を邪魔する懸念としては、
年始寒波が流れ込む前に通過する
気圧の谷の雲の影響が
早いか遅いかでしょう。
きょうの気象台発表の週間予報も
元日がくもりマーク先行になったのも
気になる所です。

年始寒波は、早ければ2日、
遅ければ4~5日ごろと
現状、資料によって予想に幅があります。

もしかすると、
仕事始めの方が多い6日に
強い寒気が入っているかも
しれません。

帰省や旅行先から
宮崎に戻る予定も
少し余裕をもって計画して
おきましょう。


さて、あすのアッパレは
今年最後の
ノダのクイズコーナーがある予定です。
今年を振り返って、
初日の出を迎えたいと思います♪

また、夕方のニュースの天気コーナーでも、
三が日にかけての
全国の天気傾向や
初日の出の情報などをお伝えします。

初日の出の見え具合についても
またあす、新しい見解をお伝えしましょう。

ぜひご確認ください。








131226

午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

3つの雲のエリアが
観えています。

ピンクの点線より南は、
きょう雨を降らせている
気圧の谷による雲。

黄緑の点線で
挟んだ帯状の雲は
上空の
ジェット気流による雲。

その雲の帯の北、
水色で囲った辺りには、
寒気に伴う
すじ状の雲があります。

ジェット気流の雲が
東シナ海を隠していますので
観えませんが、
おそらく、
ジェット気流の雲の下の
東シナ海にも
すじ状の雲が
広がってきているはずです。

なお、この
気圧の谷の雲が抜けた後、
ジェット気流の雲がかかるため
平野部でも雨が止が止んだ後
すぐにスッキリ晴れとならない
予想になっています。

また、このように
ジェット気流が
北西から南東に
流れているときは、
上空の寒気が
南下してくる時です。


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