今年もキラリ納めの時期です

ノダっち

13年12月13日(金) 19:01


寒さに耐えて、
流れ星に願い事をしていますか!?

今年もやってきました、
ふたご座流星群の時期です。


ふたご座流星群は、
晴れていればほぼ確実に
流れ星を観られる安定感がある
め、
ココでも毎年紹介しています。
突発的に増えるものを除くと、
一年の中で、一番安定してよく観える
流星群と言ってもいいでしょう。

街中でも1時間に20個前後観られたり、
暗いところに行けば、もっと数は増えます。

今年も、寒さと戦って
じっと夜空を見上げていれば
観られるでしょう。

ただ、今年は月が明るいのがネックです。

ふたご座流星群は明るい流れ星も多いものの、
よりたくさんの流れ星を観ようと思うと
空が暗いほど有利になります。
明るい月があると、街明かりが弱くても
夜空も明るくなってしまうのです。

しかも、ピークの時間帯は
日本時間で
14日の日中と予報が出ています。

このため、日本から見るには
13日の夜から14日の明け方と、
14日の夜がもっとも多くなりそう
ですが、
おススメの時間帯は、月が沈む、
14日の午前4時ごろから
空が白む前の午前6時ごろまで
です。

この時間帯、
暗い所に出かけられたら、
一緒に、ラブジョイ彗星を探してみたり
写真に収めてみるのも良いでしょう。

ラブジョイ彗星の位置については、
国立天文台のココでご確認ください。

早起きは苦手なので、
寝る前に見たい!という方は、
月が目に入らないようにして、
主に月と反対側の空を
じっと見るようにするのがおススメ
です。

やはり月が明るかった
一昨年のこの日記には、
月明かりに負けずに
1時間15~30個に相当するペースで
結構観えたと書いています。
今年も期待してみましょう。

なお、毎回書いていますが、
一応今回も書いておくと、
ふたご座流星群て言いますが、
ふたご座にこだわる必要はありません
月が沈んだ後ならなるべく広い空、
月があるうちは、月の反対側の空を
広く見渡すのがポイントです。


ただし、とにかく寒いです。
今夜からあす明け方も、
あす夜からあさって明け方も、
かなり冷えます。

星がキレイに観えるような
内陸に行けばなおさらです。
星がキレイに観えるほど、
良く晴れていれば、
余計に放射冷却が効いて冷えます。

とにかく厳重に暖かくして出かけましょう。
手袋、マフラーのほか、
冬山にでも行くくらいの気持ちで
分厚い靴下や何枚も重ね着をしたり、
携帯カイロや暖かい飲み物を
事前に準備しておくのもおススメです。

首が疲れないように
寝ころんでみるのもおススメですが、
その場合は、寝袋なども使って
防寒をさらに強化しましょう。
わざわざ書く必要はないでしょうが、
車が走るような場所で
寝ころぶのは厳禁です。


ということで、
きょうの県内は、
午前を中心に雲のかかった所が多く、
山沿いを中心に所々で雨も降って
平野部でも、日南や宮崎などで
パラッとにわか雨も観測していますが、
午後は広い範囲で晴れてきていて、
今夜は
キレイな星空が広がる所が多い
でしょう。

基本的に土日ともに晴れます。

山沿い、とくに熊本県に近いエリアを中心に
寒気の影響で少し低い雲がかかる
タイミングもあるかもしれません。

昼間の気温も
平年より低めで経過しそうです。


月曜日まで晴れ間が残るものの、
次第に雲が増えてきて、
火曜日は下り坂で
水曜日にかけて
この時期にしては
ややまとまった雨が降るかもしれません。

月曜日にお伝えする情報で
ぜひともご確認ください。

その後、寒気が入りますが、
際立って強い寒気にはみえない資料です。

きょう発表の一ヶ月予報も、
とくに強い寒さを予想している表現では
ありません。
ただ、暖かくなる予想もないため
この時期らしく寒い日が多いでしょう。








131213_1

夕方5時ごろの
MRTから西の空

冷え込みそうに
キレイに晴れて
きています。










131213_2

きょうの最低気温
(気象庁HPより)

きょうは
最低気温が
未明から明け方に出ていて、
この時期、通常だと
最低気温が観測される
朝7時前後は
最低気温を観測した時間より
少し高くなっていました。

このため、
あすの最低気温は
きょうの最低気温と
同じくらいの予想ですが、
あす朝7時ごろの
気温としては、
けさよりも
低い所が多そうです。


投稿月