夏至は感じにくい空

ノダっち

23年6月21日(水) 18:00

昨夜遅くから
所々に弱い雨雲が入りましたが、
本格的な雨雲は、
きょうの明け方くらいから
入ってきました。
 
少し遅れたようです。
 
梅雨前線は、
九州南岸に停滞していて、
前線が北に折れ曲がった
活動が活発な部分が、
午後にかけて県内の南部に
近づきつつあります。
 
とくに、前線の南には
発達した雨雲が出来ていました。
 
また、
前線の強い部分が近づく頃に
一時的に、県内の南部を中心に
やや発達した雨雲が
通過する可能性もある予想です。
 
前線の活発な部分に
低気圧が発生して、
それによって、県内に
南東から暖かく湿った空気が吹き付けて、
山で上昇気流が強まった場合に
発達した雨雲が出来る恐れがあります。
 
今夜にかけても、
道路の冠水や落雷の発生などに
ご注意ください。
 
暗い時間帯の車の運転も、
路面の状況に要注意です。
 
ただ、午後1時現在、
実際の雨雲の状況と
雨雲の予想に乖離が見られます。
 
上空に寒気を伴った
気圧の谷もあるため、
急な雨雲の発達には
注意しておきたい状態ですので、
今後の状況には念のため注意していますが、
寒冷渦本体は朝鮮半島北部で
だいぶ離れていますので、
今後、雲の発達をするのか、注目中です。
 
 
あすには、活発な部分が
次第に東に離れて行って、
九州の南では前線が大きく南下し、
晴れ間が再び広がってくると
予想しています。
 
あすは、洗濯物も、
しっかり乾かせるでしょう。
 
日差しが戻ってくる分、
あすの昼間は再び気温があがり、
暑さが強まりそうです。
 
きょうとの差も大きくなるため
熱中症にならないように注意して、
こまめな水分補給などを心がけましょう。
 
 
あさっても晴れ間があって、
洗濯物はしっかり乾かせそうです。
 
土曜日は雲が多くなってきますが、
きょうの資料でも、
雨の気配は見られません。
 
日曜日の予想も、
前線がしっかりかからないくらいの
予想になってきて、
雨の範囲が縮小しました。
 
まだ変化する可能性があります。
 
月曜日からは
梅雨前線が
昨日の予想よりもしっかり北上する
予想になってきました。
 
県内は、
おそらく、夏の青空が見られるでしょう。
 
来週前半は、
一層暑さが強まる可能性があります。
 
きのうもお伝えしましたように
真夏に備えて
熱中症に気を付けながら
少しずつ体を暑さにならしていきましょう。
 
ただし、前線の北上具合に関しては
まだ資料によって差もありますので、
もう少し様子を見たほうが良さそうです。
230621
正午の
衛星トゥルーカラー再現画像
(気象庁HPより
JMA,NOAA/NESDIS,CSU/CIRA)

夏至感は感じられにくい
雨空になりましたので、
衛星画像で
感じてみようかと
載せておきます

南極は暗くなっています。
北極は、今白夜ですが、
逆に北極は
一日中太陽が昇らない
極夜になっています。

日本付近には
梅雨前線の雲の帯があって、
大陸まで連なっていて、
その南側は、
太平洋高気圧の晴れのエリアが
大きく広がっています。

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