梅雨らしすぎた20日間

ノダっち

23年6月19日(月) 16:45

スッキリ晴れました。

 
先週の金曜日も
晴れていましたが、
ココまでのスッキリ青空は、
ホントに久しぶりな気がします。
 
宮崎市など南部は
10時間以上の日照時間があるのは、
6月4日以来で、2週間ぶりです。
 
5月30日に梅雨入りして
きのうで20日が経ちましたが、
この20日間の統計値を見てみますと、
日照時間は、
平年の7割前後の所が多くなっています。
 
梅雨はもともと日照が少なくなりますが、
その中でも、さらに少なめです。
 
一方、降水量は
平年の1.5倍前後の所が多く、
宮崎(気象台)は、
平年比197%と、2倍近く降っています。
6月の平年の雨量を越えました。
 
数字的には、
梅雨らしすぎた梅雨の前半戦と言えそうです。
 
梅雨前線が
九州の北に上がることも少なく、
日照が少なくて、雨も降っているので、
平均気温は、平野部を中心に
平年より低めの所が多くなっています。
 
 
土曜日は、
少し日照がありましたが、
きのう日曜日は、
南岸まで梅雨前線が北上してきて、
しっかり雨の一日で、
やはり気温が上がりにくくなりました。
 
今月初めのころのように
ヒンヤリとまではいかなかったですが、
長袖でも、
暑さを感じないくらいだったでしょう。


けさには、前線がしっかり南に離れて、
雲の帯も南下しました。
 
上空の乾いた空気も入ってきて
スッキリと晴れています。
 
強い日差しで
内陸を中心に気温も上がりました。
猛暑日が出るかも?
と注目しましたが、
そこまでは上がっていません。
 
一方、南下した梅雨前線は
活動が活発で、
沖縄本島の少し北にある、
鹿児島県の沖永良部島付近で
気象庁基準の線状降水帯(豪雨帯)も
発生していると発表されました。
 
 
あすも、
午前を中心に晴れ間がありそうですが、
きょうよりは雲が増えそうです。
 
梅雨前線は、再び北上傾向に
なってくる予想になっています。
 
内陸を中心に
汗ばむ暑さになりますが、
今日ほどは上がらない予想です。
 
夜になると、分厚い雲になってきて、
湿った空気の流入もあるため
早ければ、
弱い雨が降り出す可能性もあります。
 
念のための
傘があっても良いかもしれません。
 
 
一方、あさっては、
梅雨前線が九州付近まで北上してきて、
雨が降りやすくなるでしょう。
 
木曜日も、はじめ残る気配がありますが、
次第に回復に向かって、
金曜日にかけて
いったん晴れ間がありそうです。
 
土曜日の予報は微妙な曇りですので、
今後の新しい予報でご確認下さい。
 
日曜日ごろからは、
南の太平洋高気圧が強まって、
ようやく、梅雨前線を
九州の北に押し上げそうな気配も
見えてきました。
 
蒸し暑くなってくるでしょう。
 
十分に北上したタイミングでは
夏空も見えそうです。
 
ただ、2週間予報の
資料などを見ると、
どうも一時的な強まりの可能性も
高いような予想に見えます。
 
しっかりと季節が進むかどうか、、、
 
しっかり進むようなら、
日・月あたりで
沖縄の梅雨明けという話が
出てくるかもしれません。
 
注目です。
230619_1
きょう昼過ぎの青空
230619_2
梅雨入りして20日間の
平年差
(気象庁HPより
野田が表示加工)
230619_3
土曜日朝の空

投稿月