完璧なロケット観測日和でしたが・・・^o^;

ノダっち

13年8月27日(火) 17:10


正直言いまして、
ハラハラしました。
 
まさか、
宮崎からは観えないという
結果がありうるのか?と^o^;
 
 
朝からの雲のほとんどない
完璧なロケット観測日和な空
ウキウキドキドキワクワクで、
報道の記者さんとともに
宮崎市から見える様子を取材するため
大淀川沿いに出かけて
その時を待ちました。
 
しかし、カウントダウン0が過ぎて、
30秒、1分、1分半と
空に何の変化も起こりません。
 
???です。
 
種子島から
H2系ロケットが打ちあがるときも、
宮崎から補助ブースターの
切り離しまでわかるくらいだから、
イプシロンの煙くらいは見えるはずだ・・・
と言い聞かせること、
カウント0から2分。
 
いや、これはいよいよ変だ・・・
 
スタッフが
スマホで見ていたライブ中継も
「しばらくお待ちください」のまま
イプシロンが固定された姿で
映っていました。
 
ん?これはネット回線が
パンクしてのお待ちくださいなのか?
と頭の中???の中で、
記者さんが本社と連絡を取り、
どうやら打ちあがっていない
ということが確認でき、
なんだか一瞬ホッとしたノダです。
 
もしかしたら、
14時半までの予定時間内で
やり直しがあるのかな??
と待ってみましたが、
続いて入ってきた、
本日は打ち上げ中止の連絡にガックリ。
 
いや、きっと
わざわざ内之浦に出かけた方や、
都井岬に出かけた方も、
きっとガックリされたことでしょう。
 
ココまでの完璧な空はなかなか無く、
その面でも残念です。
 
しかし、今回は、
ロケットに初搭載された人工知能が
19秒前に異常を検知して
カウントダウンを止めたようで、
事故が未然に防げたのかもしれません。
異常検知が誤動作出なかったのか、
異常があったとすれば
どうして直前で異常が起きたのかを
しっかりと検証していただいて、
次回の打ち上げに期待したいです。
 
また、決まりましたら、
OAやこちらでもお知らせします。
 
 
それにしても、
打ち上げを待っている間も、
カラッとした暑さだったのは救いです。
 
先週までのような猛暑だったら、
もっとショックも大きかったかもしれません。
 
やはり、秋の高気圧の効果は大きく、
朝も、20度前後の
9月中旬から下旬並みの所が
多くなりました。
 
濃霧注意報も出て、
秋の雰囲気満点の朝だったと思います。
 
 
あすまでは、この秋の高気圧圏内です。
 
朝にかけては、
やはりヒンヤリするくらいの所も
あるでしょう。
 
ただ、昼間は少し暑さが強まりそうです。
また、きょうよりは
午後を中心に薄い雲が出てくるでしょう。
南からの風も吹いてきて
今日ほどカラっとした陽気でも
無くなりそうです。
 
 
あさっては、
弱まっている秋雨前線も通過し
午後を中心に
厚みのある雲もかかってくるでしょう。
 
金曜日以降の天気は、
台風15号の動きや発達具合で
変わってきそう
です。
 
現状、台風15号は、
フィリピンの東を北上して台湾付近に
向かおうとしていますが、
台風の中心付近には
背の高い雲が無くて、
南側にばかり雲があるいびつな形
発達具合は弱めになっています。
 
海水温は高いので、
今後、フィリピンの陸地の影響が減って
風がキレイに回り出せば
台湾付近にかけて発達するでしょう。
その後、再び台湾付近で
陸地の影響を受けて
どの程度弱まるかです・・・
 
コンピューターが計算した資料では、
日本のモデルは
台風としてしっかりと東シナ海に
進んでくる
予想になっています。
一方、アメリカやヨーロッパのモデルは
やや不明瞭化する傾向です。
日本の週間予報のモデルでも
不明瞭化する予想が多いとなっています。
 
この辺りがどちらになるかは、
予想の重要な分かれ目
です。
 
台湾に近づきすぎれば
不明瞭化する可能性は十分で、
秋雨前線に取り込まれる形で
大雨をもたらすかもしれません。
 
台湾にあまり近づかなければ、
足早に台風のまま
北上してくる可能性もあります。
 
気象庁の台風予報は、
午後の発表で
台湾にあまり近づかない予想に
変わってきました。
 
なお、
米軍予想などを見ている方も、
嫌な感じを受けているでしょうが、
この予想を見るときには、
線を見るだけではなくて、
予想される風速の数字も
同時に見て判断することをおススメします。
 
気象庁の予報も、
気象庁サイトでは、
各予報円に対する
勢力の予想がありますので、
そちらも参考にしましょう。
なお、15時発表の予想では、
30日15時で、
中心気圧が975hPaとなっています。
海水温が高いため
より発達する可能性も十分です。
 
OAでは、必要に応じて
予想される勢力もお伝えしています。
 
台湾付近に来るまでは、
コースの予想はまだまだ変わる
でしょう。
 
あすの予想もまたご確認ください。








130827_1

ロケット観測には
完璧な青空でした。

スマホの
地図アプリで
方向を合わせると
この方向から
上がってくる予定でした。

やはり
この空で
観たかったぁ・・・










130827_2

正午の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

台風の中心の渦巻きは
低い雲で形成されていて、
主な雲は、南側に
偏っています。










130827_3

けさの最低気温
(気象庁HPより)


投稿月