47年ぶり!

ノダっち

13年8月1日(木) 17:13


リミッターが外れた猛暑は、
ついに伝統的な数字も更新です。
 
 
きのう
ザッとお伝えした7月の記録ですが、
7月の平均気温は、
宮崎、都城、小林、
油津、串間、青島、宮崎空港(統計短)の
各地で過去最高
となっています。
 
今年の7月に観測された
35度以上の猛暑日日数は。
西米良が19日と
全国で一番多かった
ほか、
神門が13日で全国4位、
宮崎が10日で全国11位タイでした。
そのほか、県内で多かったのは、
宮崎空港で9日、
西都や青島で8日、油津で7日、
延岡で6日などとなっています。
一方、高千穂、古江、鞍岡は
一日も猛暑日になっていません。
 
また、
月間降水量が最も少なかったのは、
昨日お伝えした
都城、油津、串間に加えて、
小林と日南市深瀬も
過去最少
となりました。
 
ただ、これだけ暑いと、
月間平均気温も全国1位かな?
と思って調べてみると、
九州でも1位ではありませんでした^o^;
都市熱の影響もあると思われる福岡が
九州で一番気温の高い7月だったようです。
 
 
そんな7月と8月の区別なんて、
空気の流れには関係なく、
8月に入ったから
空気の流れが変わるということもなく・・・
 
きょうは、
きのうよりも
さらに酷い暑さになった所があります。
 
なんと、宮崎市の気象台では、
1886年の統計開始以来の
最高気温を記録
しました。
1966年8月3日と同じで
47年ぶりの38度です。
 
また、宮崎空港でも
38.6度
まで上がって
今年の県内最高になっています。
油津や串間、青島でも37度を超え
観測史上最高となりました。
 
きょうは、午前中の段階で
35度前後まで
上がっていたところもあったのです。
 
ホントに、みなさま
体調は大丈夫でしょうか??
 
ただ、北から徐々に南下してきた
海風のエリアが
午後2時前に
宮崎市にもかかってきて、
海風に変わった後、
32度前後までいったん下がりました。
 
 
あす以降は、さらに
太平洋高気圧が強まるため、
海陸風のパターンになってきそうです。
平野部では昼は海風、
夜は陸風になるでしょう。
 
海風が早めに入ってくれば、
平野部は
そこで気温上昇が止まりますが、
海風に変わるのが遅いと、
きょうのようにひどい気温
になります。
 
内陸部では、海風の影響もなく、
西米良や神門、都城などで
気温が上がりやすい予想です。
 
また、朝から気温が高い所もあり、
午前中からしっかりと
熱中症対策も気を配りましょう。
 
あすも、午後は、
北部で山沿いを中心に
一部で夕立の可能性が少しあります。
 
きょうも一部で雨雲が出来たので、
念のため、あすも
午後は空の様子にもお気を付けください。
 
あさって以降も
晴れて暑い日が続く予想に
変わりありません。
 
土曜日からは
昼間に海風になりやすい予想で、
夕立雲が
出来やすくなる可能性もありますので、
多少の一雨に期待したいものです。
 
通常の夕立なら、
花火などが始まる時刻より前に
おさまりますので、
ちょうど天然クーラーが発動して
涼しくなるのではないか、
という期待もあります。
 
また、あすの資料で見てお伝えします。








130801_1

午後2時前の
宮崎市役所前にある
温度計も37度でした。

ただ、このころ少し雲が出て、
日差しが少し弱まったのと、
少し涼しい海風が
吹いてきました。

この雲と海風がなければ、
最高気温の記録を
更新したかもしれません。










130801_2

午後4時までの
最高気温
(気象庁HPより)


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