ノダっち

3791件

1 ...47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 ...759

すでに6月の雨量に接近

ノダっち

23年6月12日(月) 16:50

天気の話なノダ

週末は、土曜日に
雨が時おり強まって、
注意報レベルの
土壌雨量指数になりましたが、
警報が出るほどには
強まりませんでした。
 
金曜日に予想していたよりも、
やや東にズレて
暖湿流が合流していたようです。
 
レーダー的には
種子島付近に発達した雨雲が
出来ていたため、
動向を注目していましたが、
そのまま北上せず
やや東にズレながら北上したため
県内での影響は
限定的になっています。
 
ただ、梅雨前線の停滞によって
昨日の日中にかけても
雨が降りやすかったですね。
 
きょうも、モデルの予想的に
雨雲がもう少しかかりそうでしたが、
予想よりも
雨雲は限定的で経過しています。
 
金曜日に書いた
「本来、この週末も含めて、
 前線の傾き的には、
 あまり
 大きく影響するパターンではありません。」
というパターンになっているようです。
 
きょうの雨雲は
日向灘がメインで
ほとんどかかってきていませんが、
きのうまでの雨で
宮崎は6月の平年の降水量
(516.3ミリ)に迫る、
497ミリの雨が
今月に入ってすでに降りました。
 
まだ今月は
3分の2くらい残っているのですが・・・
 
一方、高千穂の雨量は半分くらいです。
 
梅雨前線が九州南岸に
伸びやすくなっていることも
示してそうです。
 
今のところ、梅雨前線の南の夏の空気が
あまり強まってきていないことと、
一方、北側の春の空気の方が
やや強めになっているということでしょう。
 
きょうも、春側の空気が強くて
予想ほど雨が降っていないようにも見えます。
 
あす以降も、
春側の空気の中で、
しかも上空の
高い所の寒気も南下するため、
大気の状態が不安定になりそうです。
 
日差しが出て地面が温められるほど
不安定になりますので、
晴れたとしても、山沿いを中心に
午後の急な天気の変化にお気を付けください。
 
この不安定さは、
木曜日くらいまで続きそうです。
とくに、寒冷渦が近づく木曜日は
注意しておきましょう。
 
一方、海は
台風3号の影響で波が高くなっています。
台風3号は、
九州からは離れて南の海上を東進していて、
あすは本州の南を進み、
夜までに温帯低気圧に変わる見込みです。
波は、
朝から注意報基準を下回る予想ですが、
あすいっぱいはウネリが残りそうですので
急な高波にお気を付けください。
 
 
金曜日は、不安定さが解消し、
一旦しっかりと高気圧に覆われて、
スッキリと晴れそうです。
 
土曜日になると、
再び前線が北上してきて、
日曜日には
しっかりと雨になってくるでしょう。
 
その後、再来週の前半は、
一旦夏の空気が強まって、
前線が北上しそうな気配もあります。
 
これは、先週の一か月予報でも
その可能性が予想されていたものです。
 
このあたりの予想の傾向を
今後、注目してみてみましょう。
 
 
なお、金曜日に書き忘れていたのですが、
最新のエルニーニョ監視速報が
気象庁から発表されていて、
エルニーニョ現象が
発生しているとみられると、
発表されました。
 
しかも、すでにしっかりと
監視エリアの水温が上がっているようで、
今後、どのくらい高くなるのかにも
注目が集まっています。
 
また、来週発表される
3か月予報の傾向にも
注目してみましょう。
230612_1
土曜日午後の
雨雲の様子
(気象庁HPより)

種子島付近で
発達した雨雲が出来ましたが、
東に逸れました
230612_2
金曜日の夜
午後7時10分の空

雲が分厚かったのですが、
西の空に切れ目があったようで
黄金色の空になりました。
230612_3
上から15分後、
午後7時25分の空

水蒸気が多くて
キレイにピンクに
色が付きました

地面の雨は抜けきっていません

ノダっち

23年6月9日(金) 16:42

天気の話なノダ

雲が多くて
日差しが弱まりがちの
宮崎市内ですが、
洗濯物はまずまず乾いたでしょうか。
 
梅雨前線本体の雨雲は
種屋久の南まで南下していました。
 
ただ、
前線北側で少し厚みを増した雲で
レーダーには弱い反応が一部に
出ていましたので、
南部の一部では
パラッとした可能性はあります。
 
日差しも戻って
昨日の昼よりは
グッと気温が上がっていますが、
予想よりも日差しが弱くて
真夏日になった所はありませんでした。
 
 
なお、きょうの午後3時現在で
南部の一部で200ミリ前後の雨が
残っていると推定されています。
 
その他の所も、
南部を中心に100ミリ前後残っていると
推定されていました。
 
次の本格的な雨の降り出しに
12時間以上ありますので、
さらに下がると思われますが、
まっさらな状態よりは
土の中に水が残った状態で
雨が降ってくることを
考慮しておく必要があるのが
梅雨の時期です。
 
あすは、梅雨前線の位置としては
きょうとほとんど変わらない
予想になっています。
 
ただ、資料によっては
やや活動を強めて
あす午後を中心に少し北上しそうな
予想もあり、
激しく降る恐れもあるため、
気が抜けません。
 
上記のように、
地面の雨も抜けきっていませんので、
念のため、
雨の降り方に注意して、
景色が霞むように雨が降ってきたりしたら
キキクルで危険度の確認
心がけておきましょう。
 
雨雲とキキクル3種を
 
日曜日は、
あすよりは雨雲が弱まりそうですが、
午前を中心に雨が降りそうです。
 
土日ともに
出かけるときに雨が降り出していなくても
傘を持ってお出かけください。
 
土日ともに、基本的に、
前線の北で雨が降りそうな予想ですので、
再び昼の気温が上がりにくいでしょう。
 
ただ、雨が強まったタイミングは
前線の南側になれば
少し気温が上がるかもしれません。
 
体調管理にもお気を付けください。
 
 
来週、月曜日は、
だんだん前線が離れる予想と、
火曜日まで影響が残る予想があります。
 
雨の方向で考えて
晴れに変わる可能性も
考慮しておくくらいでしょう。
 
本来、この週末も含めて、
前線の傾き的には、
あまり
大きく影響するパターンではありません。
 
そういう意味で、
どうなるか注目しています。
 
一方、台風3号の予想には
大きな変化がありません。
 
直接の影響は無いコースですが、
海には、
あさってからウネリが入りそうです。
 
海のレジャーを計画されている方は
急な高波にお気を付けください。
 
来週後半は、いったん
晴れ間がしっかり広がる可能性は
高くなっています。
230609_1
朝の宮崎市の空

青空が少し見えました
230609_2
昼過ぎの
MRTから西の空

層雲らしきものが
漂っていて、
山の上だけが
見えています

おそらく、
鹿児島の高層観測を見ると
逆転層と呼ばれる
気温が上空ほど高くなる層が
上空
400mから600m付近にあり
この層によって
対流が最下層に限定され、
さらに下層には湿った空気が
流れ込んでいたため、
このような
現象になったと思われます。

この層は、状況的に
高気圧による下降気流が
作り出したものでしょう。
(沈降性逆転層)

梅雨空の日が多いものの・・・

ノダっち

23年6月8日(木) 17:08

天気の話なノダ

梅雨前線が
九州南部付近で活動を強めました。
 
ただ、きのう予想したほど
梅雨前線は北上しなかったようです。
 
南の太平洋高気圧が
強まっていないのでしょう。
 
このため、台風3号も
2号の時よりも
内回り(東寄り)に
北東転向をしそうです。
 
台風の影響は限定的でしょう。
 
ただ、海にはウネリが入りますし、
日曜日から月曜日あたりは
梅雨前線を刺激しないか、
前線の位置がどのあたりに伸びて、
県内で影響しないかは
引き続き注視してみておきたい状況です。
 
 
活発な梅雨前線で
しっかり雨が降った今日の県内は、
とくに、昼を過ぎて
南部に活発な雨雲が流れ込んでいますが、
発達した雨雲の組織化もなく
心配されたほどの雨にはなっていません。
 
一方、昼の気温がやはり上がっていなくて
宮崎市は20度前後で経過していますが、
やはり、一昨日に比べると気温が高めで
昼に外に出たときは
少しむわっとした空気も感じました。
雨雲を発達させやすい
南からの暖かい空気も流れ込んでそうでした。
 
前線の活発な部分には
低気圧が発生して、
東進した影響で
発達した雨雲が流れ込みましたが、
今夜以降は東に抜けそうです。
 
再び、あすは
前線が九州の南に南下する
予想になりました。
 
前線に近い南部を中心に雲が多くて、
日南・串間付近を雨中心に
はじめ雨が残る可能性もありますが、
北部を中心に、
各地で晴れ間もありそうです。
 
その分、また
内陸部を中心に暑くなります。
熱中症にならないようにご注意ください。
 
土曜日も、
きょうの資料だと
九州の南に少し離れ気味に
梅雨前線が予想されていますが、
午後ににわか雨もありそうな
予想も見えます。
 
一方、日曜日になると、
前線が北上してきて、
雨雲がかかってきそうな予想です。
 
このあたりは、前線の動き次第で
また変わるでしょう。
 
それによって
月曜日の予報も変わります。
 
新しい予報もご確認下さい。
 
台風3号は、
引き続き、2号より内回りで
北東に転向する予想に変化はありません。
 
海へのウネリに注意しておきましょう。
波の予報が出る
期間になり次第お伝えします。
 
今のところ、
九州付近で梅雨前線が
特に刺激されそうな予想も無いですが、
北にブレて予想が変わる可能性も
まだなくなったわけではありませんので、
念のため、今後の予想にご注目ください。
 
きょうの資料だと、火曜日ごろからは、
前線が南下傾向で予想されています。
 
来週の中ごろには
晴れ間がありそうです。
 
 
きょう発表された一か月予報だと
この先一か月も、
平年並みに曇りや雨の日が多い予想で、
去年は、
いったん速報的には
6月末で梅雨明けが発表されましたが、
そのような可能性も低い
一か月予報と言えます。
(結局、訂正されて
 去年の梅雨明けは7月22日でした)
 
ということで、
梅雨空の日が多いことを示す予報ですが、
気温が17~23日の一週間が
平年並みか平年より高い予想です。
資料を見ると、
日本の南に太平洋高気圧が
張り出してくる予想になっているため
前線の南側になることが
多いことを示しているでしょう。
 
前線の南側は、
晴れ間も出やすくて
暑さも強まりやすいですが、
とくに前線南下時を中心に
急な雨雲の発達に注意が必要な
場所になってきます。
 
来週にかけては、
まだ九州南部付近が
梅雨真っただ中で
前線が近くをウロウロしますが、
再来週になると
少しステージが変わるかもしれません。
230608
きょう
午前3時から正午の天気図
(気象庁HPより
ノダが編集)

つかの間の梅雨の晴れ間

ノダっち

23年6月7日(水) 17:21

天気の話なノダ

つかの間の梅雨の晴れ間は
有効に使われましたでしょうか。

朝は、
霧が出ていたところもありますが、
日中は広く晴れて、
予想通りに気温が上がりました。

昨日の昼に比べると、
大幅に気温が高くなっています。
山沿いの所々で
真夏日になりました。

そんな中、桜島が
午後2時過ぎに、久しぶりに
しっかりと噴煙を出しています。

噴煙量「多量」は
昨年の1月以来で、
その後、14時半でも「やや多量」の
連続噴火になっていました。

午後3時でも、連続噴火状態ですが、
噴煙高度は下がってきていて、
午後3時5分に
連続噴火の基準未満になったと
発表されています。

この噴火で、今夜にかけて
県内の南部の一部(都城中心)でも
降灰がありそうです。


一方、夕方になって
再び雲が増えてきています。

今夜にかけては
いったん九州の南に南下した前線が
北上してくる見込みで、
夜遅くになると、南部に
雨雲がかかってくる可能性もあります。

あすは、前線の北側で
まず雨が降り出すため、
再び昼にかけての気温が上がりにくくなり、
ヒンヤリ感じる所が出てきそうです。

体調管理にご注意ください。

一方、前線が活動を強めながら
九州付近を北上する見込みで、
とくに、前線の南になってきてからの
雨の降り方に要注意です。

気象台からもあさってにかけての
大雨に警戒を呼び掛ける
情報も発表されています。

あすの昼頃から
激しくなる可能性もアリ、
景色が霞むように降ってきたときは、
道路冠水や土砂災害などに警戒が必要です。

あさっては、
あす夜にかけて
九州北部付近に北上する前線が
再び九州南岸に南下してくるでしょう。

南下してくるときに
雨を強めることもありますので、
あさっても
雨の降り方に警戒が必要で、
しかもこの前線が
南下の途中で止まったりした時が
厄介な雨の降り方になることがあるため
注意しておく必要があります。

景色が霞むように降ってきた時には
道路の冠水などに注意するとともに、
激しい雷の音が1時間以上続いたり、
雨の音で目が覚めるような状況の時は
最新のキキクルの確認もしましょう。

ただ、前線の動き次第ですし、
実際にどのくらいの雨雲が出来るか、
まだハッキリしません。

また、このあたりは
あすの様子を見て詳しく書きます。


土曜日以降の前線の位置は
非常に微妙です。

前線の活動が強い可能性もアリ、
前線が伸びる場所によって
影響が大きく変わります。

今の所、
南部ほどしっかり降りやすく、
北部ほど止み間があるように見えますが、
まだ変わるかもしれません。

なお、気にしていた雲は
昨夜のうちに台風3号になりました。

台風2号よりは
内回りをして北東に向きを変えそうですが、
日本付近では、北寄りの進路とると
前線を刺激する可能性もあります。

また、県内の沿岸には
週末以降、ウネリが入るでしょう。

こちらにも、
念のためご注目ください。

230607_1
朝の宮崎市の空

低い雲と、
南の山の手前に霧か、
低い層雲も見えていて
雨の後の朝らしい
空の様子でした
230607_2
昼前のMRTから南西の空

薄雲もありましたが、
しっかりと日差しも
降り注いでいました
230607_3
午後2時過ぎの
桜島の噴煙
(気象庁HPより)

 

230607_4
昨日からの気温変化
(気象庁HPより)

きのうは、
昼の気温が
朝晩よりも低く、
いつもとは
山の形が逆の
特徴的な気温変化でした。

また梅雨寒→真夏

ノダっち

23年6月6日(火) 16:45

天気の話なノダ

昨日気になる雲、
として載せた雲は、
熱低になり、
今後台風になる見込み
と気象庁からも発表されて
予報円もついてきました。
 
まだ動きはハッキリしませんが、
この動きとともに
金曜日以降の梅雨前線の動きも
変ってきそうです。
 
その意味も含めて、
今後の動きに、
念のため注目しておきます。
 
今のところは、
2号の時のように
前線を極端に刺激するような
気配のない資料ですが、
まだそもそもまとまりきっていないため
動きについても分かりませんので
まだ変わってくるでしょう。
 
 
一方、きょうの県内は
予想通りに伸びてきた前線により
雨が降っています。
 
昼頃からは、発達した雨雲も流れ込み、
所々で雨が強まりました。
 
一方、やはり
前線の北で雨が降り出したため、
昼にかけて、
気温が上がりにくくなっていて、
午後2時の気温は16~18度前後の所が
多くなっています。
 
各地とも、20度に届いていません。
 
夜にかけて、低気圧が通過するときに
暖かい空気を南から引き込んで
昼間よりも夜の方が
気温が高くなる予想になっています。
 
ただ、この低気圧のコースや
暖気の引き込み具合次第では
予想ほど上がらない所もあるでしょう。
 
 
今夜は、前線や低気圧が次第に抜けて、
あすの日中は、
やや前線が南下していくため、
晴れ間が広がってきそうです。
 
あすの日差しを有効にお使いください。
 
再び、日差しで暑くなります。
 
内陸部は所々で真夏日になりそうです。
 
きょうからの差が大きくなりますので、
熱中症にならないように
注意が必要です。
 
 
あさってになると、
再び、前線が活動を強めながら
近づいてきます。
 
あさっても、降り出しが
前線の北側ですので、
昼にかけて
気温が上がりにくいでしょう。
 
今日ほどではなさそうですが、
あすのOAなどで
また詳しくお伝えしますので、
ご確認下さい。
 
あさっても、
特に午後以降、
雨が強まる可能性があって、
金曜日にかけても
雨が強まって
大雨となる恐れがあります。
 
前線の位置や活動具合によって
降り方は変わるでしょう。
 
日本の資料と
海外の資料とでは、
金曜日の前線の位置に
予想の差があって、
金曜日の降り方に関して
かなり違っています。
 
また、土日に関しても同様です。
 
この前線の位置のずれは、
誤差の範囲と言っても良いくらいですが、
それによって
だいぶ天気が変わりますので、
かなり悩ましい状況になっています。
 
そこに、次の台風がどう絡むのか、
ということにもなりますので、
かなり混沌としてきました。
 
雨の降り方に注意しつつ、
今後の新しい予想もご確認下さい。
230606_1
午後2時の気温
(気象庁HPより)
230606_2
きょう午後2時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

熱帯低気圧の雲は、
きのうよりも
しっかりと
まとまってきています

3791件

1 ...47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 ...759

投稿月