地面の雨は抜けきっていません

ノダっち

23年6月9日(金) 16:42

雲が多くて
日差しが弱まりがちの
宮崎市内ですが、
洗濯物はまずまず乾いたでしょうか。
 
梅雨前線本体の雨雲は
種屋久の南まで南下していました。
 
ただ、
前線北側で少し厚みを増した雲で
レーダーには弱い反応が一部に
出ていましたので、
南部の一部では
パラッとした可能性はあります。
 
日差しも戻って
昨日の昼よりは
グッと気温が上がっていますが、
予想よりも日差しが弱くて
真夏日になった所はありませんでした。
 
 
なお、きょうの午後3時現在で
南部の一部で200ミリ前後の雨が
残っていると推定されています。
 
その他の所も、
南部を中心に100ミリ前後残っていると
推定されていました。
 
次の本格的な雨の降り出しに
12時間以上ありますので、
さらに下がると思われますが、
まっさらな状態よりは
土の中に水が残った状態で
雨が降ってくることを
考慮しておく必要があるのが
梅雨の時期です。
 
あすは、梅雨前線の位置としては
きょうとほとんど変わらない
予想になっています。
 
ただ、資料によっては
やや活動を強めて
あす午後を中心に少し北上しそうな
予想もあり、
激しく降る恐れもあるため、
気が抜けません。
 
上記のように、
地面の雨も抜けきっていませんので、
念のため、
雨の降り方に注意して、
景色が霞むように雨が降ってきたりしたら
キキクルで危険度の確認
心がけておきましょう。
 
雨雲とキキクル3種を
 
日曜日は、
あすよりは雨雲が弱まりそうですが、
午前を中心に雨が降りそうです。
 
土日ともに
出かけるときに雨が降り出していなくても
傘を持ってお出かけください。
 
土日ともに、基本的に、
前線の北で雨が降りそうな予想ですので、
再び昼の気温が上がりにくいでしょう。
 
ただ、雨が強まったタイミングは
前線の南側になれば
少し気温が上がるかもしれません。
 
体調管理にもお気を付けください。
 
 
来週、月曜日は、
だんだん前線が離れる予想と、
火曜日まで影響が残る予想があります。
 
雨の方向で考えて
晴れに変わる可能性も
考慮しておくくらいでしょう。
 
本来、この週末も含めて、
前線の傾き的には、
あまり
大きく影響するパターンではありません。
 
そういう意味で、
どうなるか注目しています。
 
一方、台風3号の予想には
大きな変化がありません。
 
直接の影響は無いコースですが、
海には、
あさってからウネリが入りそうです。
 
海のレジャーを計画されている方は
急な高波にお気を付けください。
 
来週後半は、いったん
晴れ間がしっかり広がる可能性は
高くなっています。
230609_1
朝の宮崎市の空

青空が少し見えました
230609_2
昼過ぎの
MRTから西の空

層雲らしきものが
漂っていて、
山の上だけが
見えています

おそらく、
鹿児島の高層観測を見ると
逆転層と呼ばれる
気温が上空ほど高くなる層が
上空
400mから600m付近にあり
この層によって
対流が最下層に限定され、
さらに下層には湿った空気が
流れ込んでいたため、
このような
現象になったと思われます。

この層は、状況的に
高気圧による下降気流が
作り出したものでしょう。
(沈降性逆転層)

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