つかの間の梅雨の晴れ間

ノダっち

23年6月7日(水) 17:21

つかの間の梅雨の晴れ間は
有効に使われましたでしょうか。

朝は、
霧が出ていたところもありますが、
日中は広く晴れて、
予想通りに気温が上がりました。

昨日の昼に比べると、
大幅に気温が高くなっています。
山沿いの所々で
真夏日になりました。

そんな中、桜島が
午後2時過ぎに、久しぶりに
しっかりと噴煙を出しています。

噴煙量「多量」は
昨年の1月以来で、
その後、14時半でも「やや多量」の
連続噴火になっていました。

午後3時でも、連続噴火状態ですが、
噴煙高度は下がってきていて、
午後3時5分に
連続噴火の基準未満になったと
発表されています。

この噴火で、今夜にかけて
県内の南部の一部(都城中心)でも
降灰がありそうです。


一方、夕方になって
再び雲が増えてきています。

今夜にかけては
いったん九州の南に南下した前線が
北上してくる見込みで、
夜遅くになると、南部に
雨雲がかかってくる可能性もあります。

あすは、前線の北側で
まず雨が降り出すため、
再び昼にかけての気温が上がりにくくなり、
ヒンヤリ感じる所が出てきそうです。

体調管理にご注意ください。

一方、前線が活動を強めながら
九州付近を北上する見込みで、
とくに、前線の南になってきてからの
雨の降り方に要注意です。

気象台からもあさってにかけての
大雨に警戒を呼び掛ける
情報も発表されています。

あすの昼頃から
激しくなる可能性もアリ、
景色が霞むように降ってきたときは、
道路冠水や土砂災害などに警戒が必要です。

あさっては、
あす夜にかけて
九州北部付近に北上する前線が
再び九州南岸に南下してくるでしょう。

南下してくるときに
雨を強めることもありますので、
あさっても
雨の降り方に警戒が必要で、
しかもこの前線が
南下の途中で止まったりした時が
厄介な雨の降り方になることがあるため
注意しておく必要があります。

景色が霞むように降ってきた時には
道路の冠水などに注意するとともに、
激しい雷の音が1時間以上続いたり、
雨の音で目が覚めるような状況の時は
最新のキキクルの確認もしましょう。

ただ、前線の動き次第ですし、
実際にどのくらいの雨雲が出来るか、
まだハッキリしません。

また、このあたりは
あすの様子を見て詳しく書きます。


土曜日以降の前線の位置は
非常に微妙です。

前線の活動が強い可能性もアリ、
前線が伸びる場所によって
影響が大きく変わります。

今の所、
南部ほどしっかり降りやすく、
北部ほど止み間があるように見えますが、
まだ変わるかもしれません。

なお、気にしていた雲は
昨夜のうちに台風3号になりました。

台風2号よりは
内回りをして北東に向きを変えそうですが、
日本付近では、北寄りの進路とると
前線を刺激する可能性もあります。

また、県内の沿岸には
週末以降、ウネリが入るでしょう。

こちらにも、
念のためご注目ください。

230607_1
朝の宮崎市の空

低い雲と、
南の山の手前に霧か、
低い層雲も見えていて
雨の後の朝らしい
空の様子でした
230607_2
昼前のMRTから南西の空

薄雲もありましたが、
しっかりと日差しも
降り注いでいました
230607_3
午後2時過ぎの
桜島の噴煙
(気象庁HPより)

 

230607_4
昨日からの気温変化
(気象庁HPより)

きのうは、
昼の気温が
朝晩よりも低く、
いつもとは
山の形が逆の
特徴的な気温変化でした。

投稿月