ノダっち

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上陸前に温低化

ノダっち

13年6月21日(金) 17:07

天気の話なノダ


上陸はしませんでしたね。
 
いや、
そのものは上陸したと思われますが、
台風としての上陸はしていません。
 
しかし、上陸前に
温帯低気圧に変わったと発表になるのは
ちょっと予想外でした。
 
どうしても
台風が温帯低気圧に変わると、
油断が生まれてしまうことが多いため、
防災の観点から、
事実上、温低化していても、
台風として東進させるのではないかと
思っていたのです。
 
しかも、アッパレMiyazakiのOA直前で
台風があるものとして
台風の解説をするべく
進路図などもスタンバイしていたので、
バタバタ劇がOA直前にありました^o^;
 
 
いずれにせよ、
温低化しながら通過する
お伝えしていた見解からは、
変化ありませんでした。
 
しかし、きのう
台風中心の南に見えていた発達した雲も
切り離されておいて行かれ、
けさの段階ではもう
発達した雲を持たない台風だった
のです。
ですから、いつ熱低になっても
おかしくない状態だったと思います。
 
また、
上陸前に温帯低気圧になった要因としては
太平洋高気圧が強かったがために
東シナ海を大回りして北上し、
九州への接近が遅れた
影響もあるでしょう。
 
北に上がりすぎたこともありますし、
海水温が低いエリアに
長くいることになって
台風中心部の発達した雲が
維持できなくなったと思われます。
 
午後になって、
この台風本体の周りにあった
低い雲が流れ込んできていて、
午前中よりも
雨が降りやすくなっていますが、
風が台風ほどの強さを持っていないため
山を風が昇っても強い上昇気流が出来ず、
雨雲の発達は限定的でした。
 
しかも、どうやら
梅雨前線が県内では
だいぶ南に下がってきていたようで、
宮崎市や延岡市など沿岸部は
朝から北東からの風が吹いています。
この風も、雨雲は発達しにくい風です。
 
宮崎市内より北は、朝からもう、
梅雨前線の
北にある
のではないかと思われます。
 
そして、この風の影響で、
宮崎市から北の平野部は
最高気温が25度に届かず、
10日ぶりに夏日を脱出
しました。
宮崎市や延岡市は、
昨日よりは10度くらい低くなっています。
 
 
今夜には低気圧が東へ抜けて
次第に雨が止んでくるでしょう。
 
ただ、強い風や高い波には
引き続きご注意ください。
 
 
土曜日から日曜日にかけても
梅雨前線が九州南岸に残りそう
です。
 
やはり、昨日までの
南に離れそうな予想から
変わってきました。
 
 
土曜日は、
梅雨前線が種屋久付近で、
前線の北側に広がる
薄い雲が県内にかかりやすいでしょう。
それでも、あすは前線の活動が弱く、
晴れ間もあって
大きな崩れはない見込みです。
 
きょうの夏至が感じられなかった
昼の長さも、
あすには感じられるでしょう。
 
梅雨前線の北側ですので、
夏の空気に覆われていた
蒸し暑さからは解放され
て、
日陰では涼しさが感じられるような
暑さになると思います。
 
寝苦しい熱帯夜も収まりそうです。
窓を開けっぱなして寝ていると、
ヒンヤリ感じる所も
あるかもしれませんので、
お気を付けください。
 
 
日曜日は、前線がやや北上傾向
午後にかけて
上空に湿った空気が入って
雲が分厚くなる可能性が出てきました。
 
朝を中心に晴れ間もあっても、
もしかしたら、
弱い雨雲もかかるかもしれません。
 
気まぐれな梅雨前線の
ほんの少しの南北動で変わってきます。
 
きょう現在の予報を鵜呑みにせず
新しい予報でご確認になってください。
 
 
来週の月曜日以降は、
梅雨前線が九州付近に停滞
の予想です。
 
前線活動の強弱や南北動で
雨が降ったり止んだりとなるでしょう。
基本的に
西風で雨が降りそうな大気の流れなので、
雨は山沿いの方が多いかもしれません。
 
また、南からの暖かく湿った空気が
補給されるようなことがあると
雨が強まる可能性もあります。
 
梅雨の最盛期になる時期ですね。
 
蒸し暑さも続きます。
雨の日に
部屋を閉め切って蒸し暑いときは、
室内でも熱中症に気を付けましょう。
 
 
なお、台風4号と入れ違いに
午前9時に台風5号が
南シナ海で発生していますが、
日本への影響はありません。
 








130621_1

午前5時半の
衛星赤外画像
(気象庁HPより)

バツ印付近に
台風中心があります。

中心付近は
発達した雲が
無くなっていました。










130621_2

午前10時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

温帯低気圧と
発表された後ですが、
しっかりと
渦巻きが
まだ確認できました。

温低というより
熱低では?
と少し疑いたくなるくらい
渦巻きは独立して
しっかりとあります。

ただ、赤外画像では
ハッキリ見えない雲で、
低い雲でした。










130621_3

午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

もう渦巻きは
確認できません。

梅雨前線と
一体化しています。










130621_4

午後3時の風の様子
(気象庁HPより)


6年ぶりの上陸か

ノダっち

13年6月20日(木) 17:03

天気の話なノダ


宮崎市内は、
朝から時おり晴れ間が見えていて、
きょうも蒸し暑くなっています。
 
午前中にやや南下した梅雨前線が
また少し北上しているようで、
活発な雨雲は九州北部にかかっていて、
西風で九州山地で発生している雨雲
昨日並みに散発です。
 
この散発に留まってくれている
雨雲の理由を考えてみると、
台風の東側を
北上してくると予想していた湿った空気が
あまりパワーを持っていないのではないかと、
考えられます。
 
衛星画像を見ると、
可視画像では中心付近に雲があるものの、
赤外画像では、
中心付近に雲が見えにくく

中心の南東側に発達した雲がある
不均等な形です。
 
赤外画像では、
空の高い所にある雲ほど
ハッキリと映るため、
台風の北側には背の高い雲がない
ということがわかります。
また、可視画像でも
周辺付近の雲がスカスカなため、
だいぶ台風としては弱まっているようです。
 
さらに北東側の強風域内にも
可視画像に映る雲が少ないことからも
台風の北東側を北上している
湿った空気が弱いことがうかがえます。
 
また、
こうして東側に雲が少ないということは、
太平洋高気圧も強いようです。
このため、台風が東寄りを進まずに
東シナ海の
真ん中北上コースになりました。
(火曜日の日記で想定したものも
 ご参照ください。)
 
太平洋高気圧が強まっている分、
梅雨前線も予想ほどあまり南下してこず

きょうの雨雲の発生も
昨日レベルになっているのでしょう。
 
今後は、台風周辺の
より強い雨雲の素が流れ込んで、
雨雲が発生しやすくなる可能性もありますが、
衛星画像から見ると、
台風の影響による雨は
中心が近づく前には
強まりにくいかもしれません。
 
梅雨前線も台風より北に延びるため、
台風が予想される進路を進み、
九州付近まで北上するのであれば、
台風接近前に梅雨前線が
県内にまでは
南下してくる可能性は低いでしょう。
 
それでも、
気まぐれな梅雨前線の動きですので、
南下してきた場合は雨が強まります。
気が抜けません。
 
一方、気になるのは
台風の南側の雲です。
 
台風の中心よりも、
南側に入った場合には
この雲がかかる可能性があります。
 
 
台風4号は、あすの午前中、
九州の南西部に
上陸する可能性が高く
なってきました。
 
上陸時には
梅雨前線と一体化する過程に入り、
台風の中心は特定しにくい
状況になっている可能性があるものの、
中心が推定されて、上陸とされれば、
九州に上陸するのは6年ぶりになります。
 
勢力が強くないとはいえ
中心付近ではやはり風が強まって
波も高くなる
でしょう。
今夜からあすにかけては、不用意に
波打ち際に近づかないようにしてください。
 
気象台発表情報によりますと、
最大風速は、陸上で15m、
最大瞬間風速は25mが予想されています。
 
また、波の高さは、
ピーク時に5mの予想です。
 
そして、何より
台風中心の南側にある
発達した雲がかかる地域を中心に
台風の中心が近づくと
急激に雨が強まるかも
しれません。
 
台風が県内に最も近づきそうな
あす朝から昼過ぎごろにかけては、
急な激しい雨によって、
一気に河川が増水したり、
道路が冠水するなどの恐れ
があります。
 
雲の分布から想像すると
中心の南側と北側では、
だいぶ雨量が変わってくるかもしれません。
 
油断せずに十分にご注意ください。
 
 
なお、台風の上陸とは、
台風の中心が
海岸線から陸上に入ることを言います。
このため、今回は、
台風の中心が県内を通過しても、
「県内に台風が上陸」するということは
無い
でしょう。
 
台風は、
午後になると次第に東海上に抜けていき、
さらに温帯低気圧化が進みます。
 
台風が東海上に抜けた後も、
前線のしっぽが残って、
雨が残る所もありそうですが、
夜にかけて、北部山沿いから
回復に向かうでしょう。
 
 
週末も前線がキレイには離れず、
雲が多めになりますが、
晴れ間もありそうです。
 
大きな崩れにはならないでしょう。
 








130620_1

昼前のMRTから
南西の空

晴れ間がありました。

きのう
晴れ間があっても・・・・
とお伝えしましたが、
雨は平野部で
ほとんど降っていません。。。










130620_2

正午の衛星赤外画像
(気象庁HPより)










130620_3

正午の衛星可視画像
(気象庁HPより)


熱風は台風の影響ではありませんが・・・

ノダっち

13年6月19日(水) 17:25

天気の話なノダ


誰かデッカいドライヤーを
使いませんでしたか??
しかも、ターボモードで。
 
というような強い熱風が吹いていた
宮崎市内です。
 
一方、山沿いには
所々に雨雲がかかっていて
だんだんと
通り雨が起きやすくなってきています。
 
つまり、
西から流れ込んできた湿った空気が
九州山地で雨雲を作って
県内の山沿いに流れ込み、
雨を落として乾きながら
県内の平野部に流れ込んできたのです。
 
教科書に出そうなくらい
典型的なフェーン現象が起きました。
 
湿った空気が
山を上がるときの気温の下がり方より、
乾いた空気が山を下りる時の
気温の上がり方の方が大きいために
山の風上よりも
風下で気温が上がる現象です。
 
平野部では、気温が上がり、
延岡で35度を観測しています。
今年県内で初めて猛暑日です。
 
この空気は、
梅雨前線の南側にある
夏の太平洋高気圧縁辺の空気になります。
 
また、
梅雨前線の活動が活発になっていて、
やや南下傾向になってきたため、
きのうよりも山沿いの雨雲も増えて、
西風も広い範囲で強まっています。
 
このドライヤーのターボ風は、
梅雨前線とその南に張り出している
太平洋高気圧の縁辺で
気圧の傾きが急になっているためで、
台風によるものではありません。
(気圧の谷がきゅうになっているとは
等圧線が込み合った状態になっているという意味です)

 
台風は、きょうの時点で
まだ沖縄のだいぶ南にありますので、
この位置にある台風によって
風が吹くという可能性は低いですね。
 
台風4号は、
あすには沖縄付近を通過して
東シナ海に入ってきて、
次第に九州に近づいてくるでしょう。
 
予報円の早いペースで進んだ場合、
あすの夕方以降には、
風速15m以上の強風域に
入ってくる可能性もあります。
あすは、
台風の影響で風が次第に強まって、
波も高くなってくるでしょう。
 
台風の外側を回る
より雨雲が発達しやすい
熱帯由来の湿った空気が県内に流れ込み、
梅雨前線もきょうより南下してくるため
山沿いを中心とした雨雲も
きょうよりも増えて強まりやすい
でしょう。
 
激しい雨の恐れもあります。
前線が動かずに、
激しい雨が続くと
大雨になる恐れもあり
ますので、
山沿いを中心に
あすの雨の降り方には十分に注意して、
最新の気象情報もご確認ください。
 
きょうも午後になって
雨雲が発達してきているため、
あすはやはり
きょうよりさらに雨雲が発達しやすくて、
雨の量が増えてくるでしょう。
 
 
気象庁の台風予報は、
きょうの午前中の発表で、やはり
昨日よりも12時間ほど早まりました。
 
ただ、午後に出たものは、
午前の予報よりもやや遅れてきました。
また、米軍の予報も
気象庁とほぼ同じタイミングで
そろってきていて、
確度が上がってきています。
 
気象庁予報円から読み取ると、
県内に最も近くなるのは
金曜日の昼過ぎというタイミング
で、
幅をもって、昼過ぎを中心に
前後3~5時間くらいの日中というくらいの
幅を見ておきましょう。
 
台風としては、
きょうの午後でも、
中心が特定しにくいような雲の
分布になっていて、
雲のバランスが悪いこともあり、
このあとも発達はあまりない予想です。
 
しかも、九州に近づくと
梅雨前線も近くにあるため、
上空の偏西風の影響も受けるようになり、
次第に温帯低気圧に変わるでしょう。
つまり、梅雨前線上と次第に一体化して
前線上の低気圧に
変わってくる
ということになります。
 
ただ、きのうも書いたように、
台風が熱帯の空気を前線に運び込むため
前線付近を中心に
雨雲は発達しやすくなりそう
です。
 
接近時間帯の少し前くらいからは、
特に雨が強まる可能性
があります。
 
梅雨前線と
台風の位置関係がどのようになるかで、
県内での雨の降り方は
変わってくる
でしょう。
 
台風が北緯30度を超えて
梅雨前線が九州北部にあると、
県内では雨は山沿い中心で、
平野部での雨は少ないかもしれません。
 
逆に梅雨前線がもっと南に延びて、
台風が
沖縄や奄美に近い所を北上すれば、
きのうも書いた
平野部の少し内陸を中心に
雨が強まりやすいパターンもあり得ます。
 
また、あすの新しい資料で検討しますので、
ぜひともご確認ください。

 
 
きょうの資料だと、
あさっての午後には、
温低化しながら台風が東に抜けて、
天気は回復に向かうでしょう。
 
その流れのままで、
土曜日から天気が回復に向かい、
日曜日にかけても
天気の崩れは小さくなりそうです。
晴れて
山沿いでの夕立程度になるでしょう。
 
これは、ごく自然な流れです。
 
ただ、海外の資料の中には、
南の太平洋高気圧が強くて、
台風が過ぎた後の梅雨前線が
南下しきらない予想もあります。
この場合は、
天気の回復は弱めでしょう。
 
さて、どちらのパターンが
今後強めに予想されてくるか、
こちらも注目です。








130619_1

昼過ぎの
MRTから南西の空

低い雲が早足で
こちらに向かって
来ていました。










130619_2

午後4時までの
最高気温
(気象庁HPより)










130619_3

午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)


台風4号発生!~雨対策は明日中に!~

ノダっち

13年6月18日(火) 17:07

天気の話なノダ


暑いですねぇ^o^;
 
強い日差しに加えて、
南部平野部では
西風が強いため、
山越えの気流で気温が上がる
フェーン現象も加わったと思われます。
 
宮崎空港34.2度まで上がり、
今年の県内最高を更新です。
 
湿度も高くて
蒸し暑くなっています。
 
みなさん、体調は大丈夫ですか?
 
 
梅雨前線が九州の北に延びてきて、
南から
太平洋高気圧が張り出しています。
 
こでは、もう梅雨末期の形です。
 
ですから、こうして
真夏の暑さにもなりました。
 
まだまだ、このまま
前線が北に上がりっぱなしにはなりません。
 
繰り返しですが、
まだ、梅雨の本番はこれからです。
 
 
毎年言っていますように、
こうして一度北に上がった前線が
南に降りてくる時は
雨雲が発達しやすく
なります。
 
暖かい空気ほど、空気中に
水蒸気をたくさん含めて、
しかも、梅雨前線の南側にあるのは
水蒸気をたっぷり含んだ
湿度の高い空気です。
 
つまり、これは上昇気流が起きると
雨雲が発達しやすい空気で、
強い雨を降らせるポテンシャルを持った
空気があるということになります。
 
梅雨前線は、
この上昇気流を作るきっかけになりますので、
北に上がった前線が
南に降りてくる時ほど
これからが怖い時期なのです。
 
しかも、今回は台風が絡んできます。
 
台風とともに北上してくる熱帯の空気も、
雨雲が発達しやすい空気なのです。
 
 
台風4号は、
きょう午前9時に熱低から昇格しました。
 
今後も台風としての発達は
強く予想されていません。
 
ただ、前回3号よりは
勢力をもって台風として近づく可能性は
十分にあり
ます。
 
太平洋高気圧が強まっているため、
太平洋高気圧の西の縁を北上した後は、
梅雨前線に近づいて向きを変えるでしょう。
 
前回よりは、
県内にも近づきそうですし、
接近する可能性も十分です。
 
接近した場合には、
風による影響もそれなりに受けるでしょう。
 
 
ただ、今回の台風で
まず注意したいのは雨の降り方
です。
 
今の予想ですと、
東シナ海で向きを変えます。
 
この東シナ海の
どの辺りを進むかで、
たいぶ影響具合が変わってくるでしょう。
 
東シナ海の東側を進めば進むほど、
接近してくるタイミングも早く
なります。
しかも、
県内には東から台風の周りをまわる
熱帯の空気が流れ込んできて、
県内の山で雨雲が発達するパターンで、
沿岸部から少し内陸に入った地域で
雨が増えるかもしれません。
台風が太平洋側に抜けるまで、
総雨量が多くなるでしょう。
 
一方、真ん中から
西寄りを進めば、
雨は主に梅雨前線南側の雨で、
九州の南西側から県内の山沿い中心です。
平野部で強まってくるのは
東に向きを変えた後となるでしょう。
 
 
欧米の予想資料は前者で、
日本の気象庁予報は
中心線が後者になっています。
 
気象庁発表の最新予報は
こちら
でご確認ください!
 
欧米の早い資料で20日(木)
日本の資料が遅くて21日(金)が
雨、風の中心になりそうです。
 
いずれにせよ、
梅雨前線の南下もあり、
台風接近前から
雨が強まる可能性もある
ため、
幅をもって
20日(木)~21日(金)前後は
雨・風が強まる恐れがある
と捉えて
対策を進めましょう。
 
早い方に合わせれば、
明日中には
対策を済ませておく必要も
あります。
 
身の回りの溝や雨どいの掃除をして
水はけを良くしておきましょう!!
 
 
あすは、梅雨前線が
きょうよりも南下して
朝鮮半島南岸から対馬海峡付近で
予想されています。
 
このため、きょうよりも
さらに西からの湿った空気で
九州山地の西側で雨雲が出来やすく、
時おり、県内の山沿いに流れ込みそうです。
 
一方、平野部は弱まりながら流れ込んで、
晴れ間もありそうですが、
雲も広がりやすくて、
きょうよりも日差しが減ってくるでしょう。
平野部でも北部を中心に
にわか雨の可能性があります。
 
雨の弱いうちに、
ぜひ対策をしてください。
 
 
週末以降の予報は、
この台風が過ぎた後の
梅雨前線の位置によって変わってきます。
 
くもりマークですが、
これは様子見という解釈で良いでしょう。
 
今の段階では、
雨に予報が変わる可能性も頭に入れつつ、
木曜日か金曜日頃の
新しい予報でご確認ください。
 








130618_1

お昼前の
MRTから西の空

山沿いを中心に
雲が多めでしたが、
ぬる~い風が
西から吹いていました。










130618_2

きのうの夕焼けは
キレイでした♪










130618_3

午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)










130618_4

午後4時までの
最高気温
(気象庁HPより)


入道雲初見

ノダっち

13年6月17日(月) 17:18

天気の話なノダ


またまた
熱帯低気圧が出来ています。
 
ちょいと嫌な位置です。
 
今週はこいつの動きと影響に
注目する一週間になります。
 
 
土曜日は、
午前を中心に各地で雨が降りました。
 
雨の量はそれほど多くなっていませんが、
金曜日の夕立と合わせて
高千穂付近でしっかりと降ったので、
田植えが遅れていた地域には
ある程度の
恵みの雨になったのではないでしょうか。
 
 
日曜日は夏空が広がりました。
 
ノダ的には、入道雲の初見日です。
 
暑くて海が恋しくなったので、
いろいろと用事を済ませた後、
夕方の3時過ぎから
子供と木崎浜に出かけて、
足をちゃぷちゃぷして
ノダ的海開きも完了しました^o^
 
ちょっと今年の海開きは
例年より遅めになっています。
 
 
そして、きょうも暑いですね。
 
海風の影響で
内陸の方が気温が高めになっています。
 
西米良では、
今年県内最高を更新する
33.5℃まで上がりました。
 
きょうは、夕立雲の発生も
気配がありません。
 
 
あすは、きょうより雲が増えそうです。
 
低い雲が九州山地の南西側で
出来やすくなるため、
県内は山沿いの
鹿児島・熊本県境に近い地域ほど
低い雲がかかる予想になっています。
山沿いは、午後を中心に
日差しが減るでしょう。
 
午後は、
南西側で出来た弱い雨雲が
少し流れ込む可能性も少しあります。
 
一方、平野部も
日差しが弱まる時間があっても、
雨雲のまま
流れ込んでくる可能性は低いです。
 
西風が卓越して
海風になりにくいため、
あすは平野部でも暑くなるでしょう。
 
こまめな水分と塩分の補給を
心がけてください。
 
 
あさってになると、
梅雨前線が九州の北に延びてきます。
 
あすよりも、
九州山地南西側での雨雲が増えて、
県内山沿いにも
流れ込みそうです。
 
この雲は、
雨を降らせると弱まるため
県内の平野部に来ることには
隙間だらけで薄い雲になります。
 
平野部では、晴れ間があっても
おかしくない位の梅雨前線の位置です。
暑さが続くでしょう。
 
梅雨末期の位置です。
 
 
木曜日以降は、
南から北上する雲たちと、
梅雨前線の位置関係で
雨の降り方が変わってくるでしょう。
 
熱低は、あすにかけて
台風に発達する見込みです。
 
木曜日から金曜日頃に
前線がどの辺りにあるのか、
また、台風がどのコースを進むのかが
今週後半の天気を左右
します。
 
たとえば、梅雨前線が
九州南部付近まで南下してきて、
台風が沖縄付近までくるようだと、
雨の量がかなり増えるかもしれません。
 
台風がさらに北上すれば、
たいていの場合は
梅雨前線も北上しますが、
台風が東シナ海に進んだ場合には、
台風の外側の雲でも
県内で
雨雲が発達するパターンもあり得ます。
 
まだ日本の南の海水温が低くて
台風としての発達は弱そうですが、
それでも、この時期は
梅雨前線との合わせ技での
大雨に注意が必要です。
 
先週よりは
海水温も上がってきていますし、
日米欧のコンピューターの予想も
そろっていて、しかも
今の段階での予想は
県内にとってあまりよくありません。
 
 
先週の金曜日に
これからが本番とお伝えしたように、
これからが
大雨による災害も起きやすくなる時期
です。
 
気を引き締めて、
新しい情報をご確認に
なってください。
 








130617_1

きのうの木崎浜

麦わらと
日焼け止めで
一応の、
日焼け対策はしましたが・・・

^o^;










130617_2

今年最初に見た
キレイな入道雲でした










130617_3

美郷町の
アジサイロードが
見ごろに
なっているようです。

久々にこの日記登場の
テレビの
N本ディレクターが
撮ってきてくれました♪

去年行ったときの写真は
ココに載せましたが、
あの時は
もう終わりかけだったのです。

この最高の時期にも
行ってみたいものですね。










130617_4

午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)


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