梅雨を迎える準備の週末に

ノダっち

13年5月24日(金) 17:15


薄雲の帯が離れて
青空が広がりました。
 
これで、
霞がなくなっていれば、
ホントに気持ちのいい天気だ~!
と思いっきり
深呼吸したいのですが、
やはり
ぼんやりした景色が
気になる方も多いでしょう。
 
それでも、
昨日よりは少し視界は
回復
しています。
 
PM2.5の値も
昨日より低めになりました。
 
少しずつ
空気が動いているようです。
 
上空の薄い雲が少なくなった分、
日差しが強くなって、
各地で気温が上がっています。
 
えびの市加久藤
31.6℃まで上がって、
今年の県内最高を更新したほか、
都城でも最高気温が31.3℃と
今年初の真夏日になりました。
 
 
このままあすにかけても
時おり薄い雲が出るくらいで
おおむね晴れるでしょう。
 
あすも、内陸を中心に
暑くなりそう
です。
 
部屋や押し入れの換気をしたり、
大物の洗濯物や布団干し

あす土曜日に済ませておきましょう。
来週もチャンスはあるかもしれませんが、
あすのように
カラッと乾いた空気ではありません。
ぜひ、あすやっておいてください。
 
 
 
日曜日はゆっくり下り坂です。
 
ただ、東風による
湿った空気の流れ込みパターンなため
午前を中心に晴れ間もあるでしょう。
 
午後になって、
沿岸部を中心に
所々でにわか雨があるかなぁ、
というくらいです。
 
東からの雨雲の素が
午後の遅い時間ほど増えそうですので、
夜に近づくほど
にわか雨が起きやすく
なります。
 
日中の崩れは小さいでしょう。
運動会も出来るのではないかと思います。
 
ただ、午後は、
弱い梅雨前線が
九州の南から北上してきて
夜には九州南部付近に達しますので、
この弱い前線
(天気図には書かれないくらい弱いかも)によって
南海上から
組織的にまとまった雲が
北上した場合には、
遅い時間にはしっかりと
雨が降ってくる可能性もあります。
 
念のため
午後にかけてのお出かけは、
雨具をご準備ください。
(日曜日朝発表の
 新しい予報で
 雨の降り出し時間の可能性も
 ご確認ください。)
 
 
月曜日には、
梅雨前線が九州付近を北上して行き、
県内には、南東からの
暖かく湿った空気が流れ込むため
時おりにわか雨
という降り方になりそうです。
 
雨雲と雨雲の間で
晴れ間が出るかどうかは、
この前線によって
雲が組織化するかどうかが
ポイントになります。
 
火曜日には、
低気圧も九州付近に進んでくるため
より本格的な
雨の降り方に
なってくるでしょう。
 
来週後半での
天気回復の可能性はあるものの、
月曜日以降は、もう
梅雨前線による雨になりますので、
梅雨入りの本命は
月曜日
だと思われます。
 
(気象台が梅雨入りを発表しなくても、
 この状況が続くようだと、
 ノダ的には梅雨入りとするでしょう^o^;)
 
水曜日以降、
山沿いを中心に曇りや雨ですが、
梅雨前線が一気に九州の北まで
北上しそうなので、
平野部は晴れ間が出ても
不思議ではありません。
 
去年もお伝えしたのを
思い出していただけると良いでしょう。
 
九州の北に梅雨前線が北上して
南西から風が吹く型になると
九州山地の影響で
県内は平野部を中心に雨が降りにくく
晴れ間が出るパターンです。
 
このパターンだと、
梅雨前線の南には夏の空気があるため、
県内はもう夏の空気に覆われます。
その中で日差しが出ると、
今週までの
春の空気の中の暑さとは違い、
また一段上の
夏本番を思わせる暑さになるでしょう。
とくに、今週、海風で
暑さが抑えられていた平野部でも
暑さが強まって
きます。
 
来週にかけては、
平野部でも暑さの覚悟を
しておきましょう。
ただし、この想定ほど晴れ間がなければ
暑さは落ち着いた蒸し暑さ程度です^o^;
 
一方、梅雨前線が九州の北まで
北上する影響で、
来週中ごろには、
西日本から東日本の広い範囲が
梅雨入りとなる可能性もあります。
 
九州南部は、
平年より少し早いくらいで
2010年までの平年値だと
平年並み程度の梅雨入りですが、
九州北部から関東は
平年よりだいぶ早い
梅雨入りとなるかもしれません。
 
 
きょう発表された一か月予報でも、
気温が平年より高く予想されました。
 
6月の一週目にかけて
梅雨前線が南下してくるまで
高温傾向が続くかもしれません。
 
また、
きのうの三か月予報の流れのとおり、
この先一か月も
降水量が平年並みか平年より多い
と予想されました。
 
大雨に対して
十分に注意していきたい
梅雨に
なってきます。
 
身の回りの大雨への備え
日曜日の午前中までに
やっておくのがおススメです。
 
雨どいや溝が詰まっていると、
排水機能がしっかりと働かず、
道路が冠水しやすくなったり、
屋根からの水も思わぬところから
漏れたりしてしまいます。
 
この掃除は、
雨が降って回復するたびに
やっておくのがおススメです。
 
車のワイパーやタイヤの点検
しておきたいですね。
すり減ったタイヤだと
雨の日のグリップが余計に悪くなります。
ワイパーも痛んでいると
きれいに水をふき取ってくれません。
フロントガラスへの
撥水剤の塗布
もなかなか効果的です。
ノーワイパーの走行になる速度がなくても、
大粒の雨になるほど
勝手に雨粒がフロントガラスを流れて
視界が確保しやすいですし、
雨の夜の視界も格段に向上します。
ひと手間かかりますが、おススメです。
 
 
大雨への備えという面では、
きょう、国会で
「特別警報」を設ける法案が
可決・成立しました。
 
この特別警報は、
これまでの「警報」よりも
より危険度が高い時に
発表されるもので、
去年の九州北部豪雨のような
数十年に一度というレベル
災害が予想される場合に
発表されるものとなります。
 
運用が始まるのは、
8月になる見通し
です。
すでに、気象台からの
説明などは受けており、
放送局や気象会社なども
急ピッチで準備をしています。
 
また、いずれ改めて
詳しくお伝えしますので、
そういうものが始まるのだということを
心に留めておいてください。








130524_1

お昼前の
MRTから鰐塚山方向

空は青くなりましたが、
鰐塚山は、まだ
見えませんでした。










130524_2

午後4時までの
最高気温
(気象庁HPより)


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