南東海上の雲がまとまってきました

ノダっち

13年9月11日(水) 17:37


ほとんどの地点で
真夏日になりました。
 
蒸し暑いです。
 
夕立的な雲が
山沿いの所々にも出来てきました。
きょうも空気はまだ夏です。
 
 
あすも、弱いながら
九州南岸には上空の高気圧が予想され
おおむね晴れるでしょう。
 
ただ、蒸し暑くなります。
熱中症要注意です。
 
また、午後は、山沿いを中心に
局地的な急強雨や雷雨に注意
しましょう。
 
 
一方、先週末から注目している南の雲は、
いよいよまとまってきて、
きょうは熱帯低気圧と解析されています。
 
あす朝の予想天気図では
台風として予想
されていて、
今後の動きに要注意となってきそうです。
 
ポイントは、
やはり太平洋高気圧の勢力
でしょう。
 
現在、熱低の位置は
太平洋高気圧の南縁です。
このため、しばらくは
高気圧の南側を吹く
東寄りの風に流されて
西、または北西よりに動くでしょう。
 
日本本土に近づくにしたがって
太平洋高気圧の勢力が強いままか、
弱まるかによって
その後、どう動くかの予想が
コンピューターによって変わっています。
 
大きく分けると、
2つのパターン
が予想され、
高気圧の南側を
西寄りに動き続けるものと、
高気圧の弱まったタイミング、
または割れ目に入って
北東に転向するものです。
 
転向するポイントが
東シナ海になるのか、
本州の南になるのかの違いもありますし、
西寄りに動き続けるものも、
九州まで近づいてから
南西に動くものなど
高気圧の予想によって
違ってきています。
 
影響がありそうなものから、
うねりだけで済みそうなものまで
まだまだかなりの幅がありますが、
影響する方になる場合に備えつつ、
今後の新しい予報で
ぜひご確認ください。
 
ただ、14日に影響が出そうなものは
少数派になってきています。
14日(土)は、台風では無くて
単に高気圧が弱まることによって
湿った空気が流入しての
不安定な天気になる予想の雨マークです。
 
弱まるということは、
このタイミングであれば
北東に転向したのであろう、
ということになるのですが・・・
 
その後、太平洋高気圧が
強まるのか、弱まるのかが
ポイントになってきます。
 
なお、一般的には、
太平洋高気圧は弱まり始まる時期なので、
転向するのがこの季節のパターン
です。
 
きょう発表の週間予報では、
連休後半、月曜日に晴れマークも出ました。
新しく出来る台風が
九州に近づかないコースであれば、
この可能性は十分にあります。
 
なお、いまのところ、念のため、
週末から来週前半にかけて、
臨戦態勢に入る覚悟はしているノダです。
 








130911_1

正午の衛星可視画像
(気象庁HPより)

大陸から日本海付近には
秋雨前線と思われる雲の帯、
その南側は
夏の空気の
高気圧の範囲でしょう。










130911_2

午後3時までの
最高気温
(気象庁HPより)


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