再び春の気温に逆戻り

ノダっち

23年5月31日(水) 17:14

梅雨入り発表が
妥当だったと思うような
けさの宮崎市内の
雨だったでしょうか。
 
前線の南側で
局地的に発達した雨雲が
通過しました。
 
組織化していませんでしたし、
しっかり動いていたので、
このタイプは
一時的に道路が川のようになっても
大きな災害にはつながりにくいです。
 
これが、連なったりすると
厄介になります。
 
梅雨前線の南側は、
こういう急に発達する雨雲が
出来やすい場です。
 
今日時点では
まだ台風も離れていますので、
湿った空気の流入も限定的で
組織化する雨雲にはなりませんでした。
 
 
前線は、きょうは次第に
予想通りに九州を南下しているようで、
県内は、前線の北側に
だんだんと入ってきたとみられます。
 
雨の影響もあって、
昼にかけて気温が上がりにくくなり、
昼過ぎの気温は、
軒並み20度未満でした。
 
昨日との差は、宮崎市付近で
10度以上に広るなど
南部を中心に大きくなっています。
 
体調管理にお気を付けください。
 
あすも、気温変化は小さいでしょう。
 
あすは、前線が次第に北上して
雨が降ったり止んだりする見込みです。
このため、
気温の上がり方が鈍いものの、
きょうの昼に比べると、
少し高めになるでしょう。
 
 
台風2号自体は
九州の南を土曜日前半くらいに
やや離れて通過する予想で
固まってきています。
 
県内の雨のピークは、
台風の東側を
台風とともに
熱帯から北上してきた湿った空気が
北側の春の空気とぶつかって
雨雲を発達させるタイミングになる見込みで、
また、南東からの流れ込みで
県内の山で発達する雨雲もあるでしょう。
 
おおむねあさって午前~日中くらいが
このタイミングになりそうです。
 
梅雨前線があすは北上して、
県内も南側に再び入ってきますので、
あす午後以降は、
急な雨雲発達の恐れもあります。
 
急な雨雲の発達による
道路の冠水などに
念のためご注意ください。
 
 
台風が本州の南に進むころには
基本的には天気が回復に向かいそうです。
 
ただ、弱い前線が南岸付近に残る影響で
南部ほど
回復がゆっくりになりそうな予想ですが、
この辺りは、台風の動きや
北からの高気圧の張り出し具合で変わります。
 
南部も回復する可能性もありますので、
もう少し様子を見ましょう。
 
晴れてくると、再び暑くなります。
熱中症に要注意です。
 
一方、海は、
あさってから土曜日の午前をピークにシケて、
日曜日も波が高いと予想されます。
 
天気が回復しても、
波打ち際には不用意に近づかず、
最新の予報もご確認下さい。
 
台風自体は、
本州の南では、だんだんと
温低化(前線との一体化)が進みながら
東に移動しそうです。
 
 
来週の火曜日ごろからは、
再び梅雨前線が伸びてきて、
梅雨空が戻ってくるでしょう。
 
晴れてきたタイミングを
上手くご活用ください。
230531
午後1時の気温比較

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