約8週間ぶりの真夏日脱出

ノダっち

13年8月26日(月) 17:11


3週間ぶりの、
県内全域での本格的なになりました。
 
一部では土曜日の夜から雨になり、
昨日は、午後から徐々に
北部から雨の範囲が南下してきて、
きょうにかけて
所々に活発な雨雲がかかっています。
 
アメダスでは、
1時間30ミリ以上の雨を
高千穂で観測したほか、
降り始めからの雨も
山沿いの所々で100ミリ近くになりました。
 
雨のおかげもあって暑さは弱まっていて、
午後4時現在、
県内各地で最高気温が30度に届かず
真夏日を脱出
しています。
県内の全ポイントで
30度に届かなかったのは、
7月2日以来です。
(ただ、山沿いで天気が回復して
 気温が上がってきている所もあるので、
 このまま最高気温が30度を越えなければですが・・・)
 
さすがに宮崎市内でも涼しく感じます。
 
 
あすは、秋雨前線が南に離れて、
前線北側の高気圧に覆われそうです。
つまり、秋の高気圧に覆われます。
 
晴れて、強い日差しは
引き続き暑いというか痛いのですが、
風は比較的、カラッとしてくるでしょう。
 
朝晩は
さわやかさが感じられるかも
しれません。
あす朝は、熱帯夜を
脱出するところも多いでしょう。
 
そんなあすは、
以前、MRTニュースNextでもお伝えした
イプシロンロケットの打ち上げがあります。
 
13時45分00秒
鹿児島県の内之浦からの打ち上げです。
 
以前に内之浦から打ち上げられていた
固体燃料ロケットM-Vの後継機で、
今回が初打ち上げになります。
 
幸いなことに、
あすは県内からの打ち上げ観測も
十分にできる天気になるでしょう。
 
M-Vと同じ固体燃料ではありますが、
M-Vよりは小さいこともあり
宮崎からどのように見えるのか、
注目
しています。
 
M-Vよりは明るく見えないのか、
より遠い種子島から打ち上げられる
大型ロケットのH2シリーズとの
明るさの違いなども
確認したいところです。
 
なお、都井岬など
県内でも南の地域ほど、
大きくはっきりと
光を確認できると思います。
 
光が見えにくくても、
打ちあがった後の航跡雲は
各地で確認できる
でしょう。
 
打ち上げ計画書によると、
打ち上げ後、
東へ(太平洋上へ)飛びますので、
左上に上がって行くように
見える
と思います。
 
また、第一弾の燃焼が
カウント0から1分52秒で終わりますので、
主な観測はこのおよそ2分間が勝負です。
あっという間でしょうね。
ただ、航跡雲の変化は
それからしばらく楽しめる
でしょう。
 
あすは、
雲一つない空も期待出来る
状況ですので、
南の空に目立つと思います。
 
なお、繰り返しですが、
内之浦からの打ち上げですので、
いつもの種子島からの打ち上げの時と
見えてくる場所が少し違う所が多いでしょう。
宮崎市の場合は、
少し右(南西)よりから見えてきそうです。
 
 
この前線北側での晴れは、
明後日まで続きます。
 
木曜日には、
再び前線が北上傾向となり、
来週にかけて
南からの湿った空気の影響を
受けやすくなりそうです。
 
フィリピンの東海上にある熱帯低気圧も
気になっています。
 
予想では、あす朝までに
新たな台風になりそうです。
(今夜にもなるかもしれません。)
 
と、書いていたら、
午後4時過ぎに
15号が発生したと発表がありました。
 
まだ発生したばかりですが、
東シナ海へ北上の予報になっており、
高気圧の状態からすると
気になる存在ではあります。
 
今の所、フィリピンの陸地に近いため
風がキレイに円を描けず
台湾付近までの発達が
弱めに予想されていますが、
本州付近まで
海面水温がかなり高い
ため
油断できません。
東シナ海に入っても
弱まりにくいでしょう。
秋雨前線を刺激しての
雨の降り方も心配なパターン
です。
 
あす以降、
連日、台風15号の情報も
お伝えしていくことになりそうですので
ぜひとも新しい情報をご確認ください。
 








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きょうは
気象台に行ってきました。

いよいよ今週
30日午前0時に始まる
特別警報の
最後の確認会です。

ニュースでも
木曜日に
お伝えする予定ですし、
こちらでも、
ポイントを
改めてお伝えしようと
思います。










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午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

熱低は
まだまとまりは
あまりよくありません。

ただ、北上しながら
発達するでしょう。










130826_3

午後4時までの
最高気温
(気象庁HPより)


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