えたいの知れない春霞

ノダっち

13年3月5日(火) 17:07


よく晴れました。
 
日中、海風になって
沿岸部は冷たい風が吹きましたが、
しっかりと
高気圧に覆われている証拠でしょう。
 
そんななかで、
きょうの空は真っ青では
なかったですね。
 
遠くの景色は
白っぽくなっていました。
 
春霞といえば
趣があるのですが、
中身に体に悪そうなものが
含まれているとなると
同じ霞でも
鼻がむずむずしたり
喉がいがいがしたり
するものでしょうか ^ ^;
 
盛んに話題になっている
PM2.5の濃度が
県内でもやや高くなりましたが、
今回も二酸化硫黄などの
そのほかの有害物質の濃度は
連動して上がっていません。
 
ちなみに、喫煙室の中では
PM2.5の濃度が
北京の酷い状態の時と同じようだとか
という話もあるようです。
 
ノダは、
人体の専門家ではないため
この物質がどの程度
実際に悪影響があるのかわかりませんが、
PM2.5は、とくにぜんそくなどの方は
注意が必要とされています。
 
きょうも
とくに体に異変を感したという話を
健康な方からは聞こえてきませんでした。
ただ、蓄積されるとうんぬんという
話があるために
余計に得体が知れずに
気になる方も多いのではないでしょうか。
 
 
あすにかけては、高気圧に覆われて
大きく空気が動きにくい状態ですので、
おそらくこの霞が続くでしょう。
気象的には煙霧です。
 
県の「みやざきの空」のページでも
都城と延岡2地点の
PM2.5の濃度が速報で公開されています。
呼吸器系の疾患がある方や
アレルギーがある方など気になる方は、
霞具合を見ながら
情報を収集されてください。
 
今年になって
ようやくクローズアップされましたが、
霞という言葉は
昔から使われていたはずで、
だとすると
おそらくこの手の霞は
昔からあったのでしょう。
 
それが土埃だけでなくて
有害な物質が含まれて来たのが
いつ頃からなのでしょうね。
 
できれば、趣がある
ただの霞に戻ってほしいものです。
きっと、そのために
日本ができることがあるとも思います。
 
なお、金曜日頃には
黄砂が飛んでくる予想もあります。
また、木曜日にでもお伝えしましょう。
 
 
さて、あまり気にならない!
というかたは、
この春の陽気を大いに楽しんでください。
 
あすも、よく晴れて春らしい陽気です。
きょうよりも
さらにポカポカ度がアップします。
 
ただ、今日のように海風が入れば、
その風は冷たいでしょう。
 
洗濯物もよく乾きます。
 
火の取り扱いにはご注意ください。
 
明後日頃からは、
もう一段階春がギアを上げる予想です。
 
 
きょうは二十四節気の一つ、
啓蟄です。
冬の間、土の中にいた虫たちが
穴の中から出てきて動き出す頃、
という意味があります。
 
気象台は、
モンシロチョウの初見日も統計を取っていて、
今年は先月21日に
平年より9日早く発見されました。
 
ほかの虫たちも
一斉に動き出しそうな
今週の気温なのですが、、、
山の中の虫が
動いたわけではないでしょう・・・
 
新燃岳の火山性地震が
きょうになって増加
しているようです。
 
気象庁によりますと、
今日午後2時までで38回(速報値)の
火山性地震がありました。
30回以上は去年4/27以来です。
 
ただし、
傾斜計データに特段の変化はなく、
火山性微動もなし、
また噴煙も画像欄に載せたとおり、
おとなしい状態が続いています。
 
去年の秋にも
一時的に火山性地震が増えましたが、
とくに表面的には
何もありませんでした。
 
この霞に火山灰が混ざると
たまったものではありません。
 
このまま何もないことを
願いたいものです( 人 )








130305_1

お昼頃の
MRTから南西の空

霞で
鰐塚山の稜線は
ほとんど見えません。










130305_2

きのうの夕焼け

県が観測している
PM2.5の濃度は
昨夕から
上がっていました。










130305_3

きょう午後3時半ごろの
新燃岳火口の様子
(気象庁HPより)

なお、
来週火曜日には
火山噴火予知連絡会が
開催予定です。


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