山の中で何が起きてるのでしょう??

ノダっち

13年3月6日(水) 17:13


きのうの得体の知れない霞もとれて
朝からスッキリと青空が広がりました。
 
空気が大きく動かずに
霞が続くかもしれない
とも思っていましたが、
どこかに流されていったか
落ちてくれたものと思われます。
 
PM2.5の濃度も
きのうの夕方から落ち着きました。
 
一方、落ち着かなかったのが新燃岳です。
 
火山性地震は、結局
昨日一日で68回に達し、
きょうも午後3時までで42回と、
昨日と同じペースで
きょうも発生
しています。
 
一日で60回を超えたのは、
去年の3月10日(72回)以来でした。
 
きょう気象庁が現地で行った調査では
二酸化硫黄も検出されておらず、
傾斜計のデータにも変化なし
ということです。
 
また、火山性微動も発生していません。
 
表面的には
ほんとにおとなしくて、
噴煙もちょろりなので、
山の中で何が起きているのでしょう??
 
GPSによる観測でも
山が再膨張をしている様子はみられません。
マグマの供給は
止まった状態が続いていると
考えて問題ないと思うのですが・・・
 
いい方向に想像するならば
マグマの供給が止まって
マグマが動く道が崩れることによる
反応が起きているとか・・・
 
と、考えてみましたが、
そんなことがあるのかどうか、
わかりません^o^;
 
 
見えないために
地上に出てくる反応によって
想像するしかない地下の現象と違って、
空の方は、
衛星画像や地上からの観測で
状況がだいぶつかめています。
 
あすも、引き続き、
高気圧に覆われて晴れそうです。
 
きょうよりは高気圧が東へ離れる分、
少し雲が出る可能性もありますが、
昼間は日差しがたっぷりでしょう。
 
ポカポカ陽気も続きます。
きょうよりも
さらに暖かいところもあるでしょう。
新学期が始まる頃の陽気になる予想です。
 
南風も吹いて
あすの夜以降も寒さが弱まるでしょう。
 
高気圧が一つ東へ離れて
大陸からの次の高気圧に挟まれ、
夜からはいったん
気圧の谷に入る予想です。
 
雲が増えてきますが、
低気圧や前線にまでは活動がなく、
大きな天気の崩れはないでしょう。
 
ただ、この気圧の谷の後ろからは
黄砂がやってきそうです。
 
また、金曜日の午後から土曜日を中心に
空がかすむ
でしょう。
PM2.5の濃度も上がるかもしれません。
 
ありがたくない春の使者です。
 
 
こうポカポカ陽気が続くと
あぁ、このまま春らしい日が続けば・・・
という声をよく耳にするようになりますが、
毎年、そう甘くはないことは
皆様もご存知ですよね。
 
来週の中頃に気圧の谷が通過した後、
寒気がやや南下する可能性が出てきました。
冬ほどの強さはないですが、
いったん暖かくなった後なので
十分に寒く感じられるでしょう。
 
まだ先のことですので、
今後の予報を参考にして、
体調管理をしてください。
 
ただし、いまのところ、
それも一時的の予想です。
 
この一時的な寒気の南下に向けて
来週の前半は
日曜日頃からやや雲が多めになりそうな
資料もあります。
 
 
日曜日には、
昨年末にアイツたちと紹介した
最初のアイツ
いよいよ太陽に近づきます。
 
来週以降の日本の夕空には
顔を出してくるはずですので、
今週のように晴れて
しっかり姿を魅せてほしいものです。
 
明るさが年末の予想ほどでは
なくなっているようですが、
やはりワクワクしてきています。
 
また、様子を見つつ
改めて詳しくお伝えしましょう。








130306_1

お昼前の
MRTから南西の空

真っ青な空、
そして、
鰐塚山もくっきりです。










130306_2

きょう午後3時ごろの
新燃岳火口の様子
(気象庁HPより)


 
 

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