エルニーニョよりも!?

ノダっち

23年5月23日(火) 17:28

昨夜からきょう未明にかけては、
九州の南を前線が通過して
しっかりと雨が降った所もありましたが、
雨雲は未明には抜けていきました。
 
早朝はまだ雲が残っていたものの、
朝のうちに
だんだんと晴れてきていて、
日中は広く晴れています。
 
今夜からあすにかけても
広く晴れそうです。
 
今夜の早い時間帯は
西の空で、
細い月と金星が並んだ
キレイな姿も見られるでしょう。
 
あすは、金星の少し左上にある火星に
細い月が近づいて見えます。
ただ、あすの空は
きょうよりも薄雲が増えそうです。
 
 
あすも、
午後を中心に薄い雲がかかるくらいで
広く晴れるでしょう。
 
朝にかけては、
放射冷却が効いて、
ヒンヤリしてきそうです。
 
北部山沿いは一けたまで下がります。
 
体調管理にお気を付けください。
 
一方、日中は、
きょうと同じくらいまで上がりそうです。
 
薄着で過ごしやすい陽気でしょう。
 
高気圧が午後は東に離れるため、
薄雲が夜にかけて増えてきますが、
雨雲に変わることは無さそうです。
 
あさってまでは
おおむね晴れます。
 
 
金曜日は、
高気圧が東に離れて、
雲が増えそうな予想になってきました。
 
ただ、このパターンは、
晴れ間もあって、
にわか雨があるような
気圧配置に見えます。
(気象台さんは晴れ予想で、
 なるほどです)
 
一方、金曜日以降の予報は、
台風2号の
北東を北上する雲の動向次第でも
変わるでしょう。
 
そして、来週以降の天気は
台風2号が向きを変えてどう動くか、
でも変わってきそうです。
 
動きによっては
台風本体の影響がなくても、
海の影響だけではなくて、
北側の前線の影響がどう出るか
という点も気にする必要も出てきます。
 
引き続き注目していきましょう。
 
 
なお、エルニーニョ現象が
発生する可能性が高まっていて、
夏の天候予測に
どう影響してくるかな?
と注目していた今日の3カ月予報ですが、
あまりエルニーニョっぽさは
反映されていませんでした。
 
資料には、
むしろ、冬まで発生していた
ラニーニャ現象の影響が
残っていると記載されています。
 
降水量の予想は、
6,7,8月ともに
ほぼ平年並みなのですが、
7月に関しては、
少:並:多=3:3:4となっていて、
やや多雨寄りの予想という点は
梅雨明けという面や
梅雨末期の災害発生という面では
気を付けて起きたい予想です。
 
今後の一カ月予報などの出の傾向も
しっかり確認していきましょう。
(そのほか、画像欄にも記載)
230523_1
晴れてきた朝の空
230523_2
3カ月予報資料
(気象庁HPより)

チベット高気圧が
東に強めに張り出して
夏の高温傾向を示唆する一方、
太平洋高気圧の
西への張り出しが弱めで
湿った空気が
北上しやすい予想を
示しています。
梅雨前線の活動の活発化が
気がかりです。

フィリピンの東の積乱雲は
まとまると
台風になる可能性もある
雲の群れになりますし、
太平洋高気圧が強くないと
日本付近への北上の
ブロックが効きにくいことも
ありますので、
その点でも
気になる予想になっています。

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