初霜柱初冬日

ノダっち

12年12月13日(木) 17:28


車の窓ガラスが
真っ白に凍ってたぁって
声を朝たくさん聞きました。
 
朝の冷え込みは
続くとお伝えした通り、
冷え込んだ朝になっています。
 
放射冷却が強かったため
昨日の朝より低めの気温の所が多く、
宮崎市もこの冬はじめての
冬日
になりました。
 
また、美郷町神門で
この冬の県内最低気温も更新です。
 
MRTの近くの公園では
1センチくらいの霜柱も観られて、
ザクっとやってみたノダです。
 
昼間も空気自体に冷たさがあるものの、
穏やかに晴れているため
日差しの暖かさは昨日以上に感じます。
 
東シナ海の筋状の雲も無くなり、
もうすっかり
上空の寒気は弱まったようです。
 
ただ、かわりに
上空の気圧の谷に伴う
薄い雲の帯が大陸から伸びてきていて
今夜にかけてかかってきます。
 
午後4時頃には、
この薄い雲で太陽の周りに
日暈(ひがさ)が出ていました。
 
けっこう
まだ「虹」とおっしゃる方も多いですね^o^;
 
ここを以前からよくご覧の方は
もう覚えて頂いたと思いますが、
念のため、
もう一度解説しておきましょう。
 
日暈が雲の中にある氷の粒で
太陽光が折れ曲がる時に
分光する現象なのに対して、
虹は雨粒で反射する時に分光するもの、
という大きな違いがあります。
なので、虹は、
必ず太陽の反対側に出来るのです。
 
逆に言えば、
太陽がある方向に見えていれば、
虹では無いことになります。
 
学校では教えてくれないですもんね^o^;
 
 
今回は完全に下り坂のサインです。
 
 
毎年恒例、
キラリ納めのふたご座流星群の夜ですが、
この薄雲の
隙間から観ることになる
でしょう。
 
夜の早い時間よりも
深夜の方が雲の隙間を
多く予想している資料もあり、
流星群の流れ星は
未明ほど流れやすくなるため、
この資料のように
深夜の方が晴れやすいなら、
その方が好都合だったりします。
 
どうしても観てみたい方は、
夜の早い時間に夜空を見上げて
星が見えなくても、
あきらめずに
もう一度深夜にも見上げて観て
下さい。
 
もちろん、早い時間に
星がしっかり見えていれば、
早い時間に見てしまっておく方が
安全です。
 
雲の切れ間があって
星が見えてさえいれば、
初心者でも、少し我慢すれば
十分に流れ星を観ることが出来る
可能性が高いのが
ふたご座流星群
です。
 
ふたご座流星群は
ピークの夜から明け方にかけて
毎年安定した数が観られて、
あまり期待を裏切りません。
 
しかも、
今年は月明かりの邪魔がないため
空が暗くて
例年以上の数が見えそうです。
 
ただし、薄雲の影響で
星がぼやけて見えた場合は、
見える数はかなり減ってしまいます。
 
 
流星群観測のポイントについては、
以下の通り、
過去の日記からのコピペを
させていただきますm( _ _ )m
 
流れ星を見る時のポイントは、
星座や方角にこだわらず、
広く夜空を見渡すことで、
長時間夜空を見続けるには、
寝転んで見るのが楽
です。
 
ただし、ジッと観ていると
かなり寒くなります。
 
今夜は
昨日よりも冷え込みが緩むとはいえ、
それでも、
10分くらいジッとしていると
かなりの寒さを感じてくるでしょう。
 
いくら見えやすい流星群とは言っても
1分や2分で見える人は
相当な強運の持ち主です。
 
最低10分、
出来れば30分くらいは
見るようにした方が良い
でしょう。
 
そして、一つだけではなくて、
せっかくの流星群なので
ぜひ複数個の流れ星を観てみて下さい。
 
ですから、
外に出る時は、
冬の雪山や
スキー場に行くくらいの気持ちで、
十分な防寒を
しましょう。
 
厚手のジャンバーを重ね着したり、
フリースも重ね着したり、
ズボンも重ね着したり、
靴下も重ね履きがオススメです。
また、魔法瓶に温かい飲み物を
準備しておくのもいいでしょう。
 
また、もし寝転がる場合は、
間違っても駐車場や
車道で寝転がるのは
絶対に止めてくださいね。
 
 
未明になって
雲が厚みを増してきたら
あきらめた方が良いと思います。
 
あすは西から前線が延びてきて、
天気が下り坂です。
 
日差しが弱いため
陽気が感じられるほどでは無くても
地面付近は南東から風が吹くため
きょうまでの風と違って
暖かさを含んだ風に
感じられるのではないかな、
と思います。
 
昼ごろからは、
上空に湿った空気が入る予想なので、
午後は雲が厚みを増して、
昼過ぎから所々で
雨がパラパラと降り出す
でしょう。
 
夕方には本降りになってきて、
前線上の低気圧が
九州の北を通過して行く夜遅くには、
雷を伴ったり
雨脚が強まる可能性も
あります。
 
暖かい空気が流れ込むため
雨雲が発達しやすくなるでしょう。
 
土曜日の雨は、
朝までに止む所が多くなりそうです。
平野部では土曜日の日中に
晴れ間が出る可能性も十分あります。
ただ、午後にかけて
再び雲が増えるでしょう。
 
日曜日の雨も
午後が中心に
なりそうです。
きょうの資料では
南岸低気圧の予想になってきましたので、
朝の冷え込みが弱くても
昼の気温が上がりにくい
冷たい雨になるかもしれません。
 
低気圧経路の予想に
日替わりがありますので、
また明日の新しい資料でも検討して
お伝えします。
ぜひ、新しい見解をご確認下さい。
 
月曜日から
弱い冬型の気圧配置になり、
はじめ雨が残っても
天気は回復に向かうでしょう。
 
ただ、やはり
来週の寒気は弱めの予想で、
天気が安定しそうにありません。








121213_1

朝9時頃、
MRTの近くで見られた
霜柱♪










121213_2

日暈。
午後4時頃撮影。

太陽の左右には
やや明るい部分があり、
幻日になっていました。










121213_3

朝の最低気温
(気象庁HPより)










121213_4

午後4時の衛星画像
(気象庁HPより)

日暈を作った
薄い雲の帯が
大陸から伸びてきています。

さて、今夜、
隙間がどのくらい
出来るかなぁ^o^;


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