こんなに晴れているのに・・・

ノダっち

12年9月26日(水) 17:04


この天気が、せめて
週末まで続いて欲しい・・・
 
そんな願いを持っている方も
多いでしょうか。
 
 
きのうの平均雲量は、
結局0.0と発表されました。
これは5月5日以来です。
9月としては2年に1度あるかないかで、
今回は
2009年以来3年ぶりになっています。
 
9月は
もともと秋雨前線が近くにありますし、
よく晴れても秋らしい薄雲は出やすいので、
なかなか
一日の平均雲量が0.0にはならないのです。
 
 
きょうもスッキリと晴れています。
 
きのうよりは
少しだけ薄雲が多いですが、
それでも快晴の時間もあって
洗濯物はよく乾いたでしょう。
 
あすも引き続きよく晴れそうです。
 
朝は肌寒いくらいで、
昼間はカラッとした暑さが続きます。
服装を上手く調節して過ごしましょう。
 
海は台風18号の影響で
うねりが高くなっていて、
あすにかけても高波に注意が必要です。
 
あさってまでは晴れそうですが・・・
 
 
台風17号
先島諸島付近から
北東に向きを変える可能性が
高くなってきています。
 
きのうも
その資料が大半だとお伝えしましたが、
慎重な予想で
その傾向を明確に示していなかった
気象庁の予報も、
きょうの9時発表分から
5日目の予報円が北東へ傾いて
発表され始めました。
 
気象庁の午後予報は
完全に北東に向きを変える可能性が
強く出てきて
います。
 
何で向きを変えるのかは、
きのうの日記を見て下さいね。
 
海外資料、
特にアメリカ系の資料は
北東に向かうという予想が
ここ数日一貫しています。
米軍の台風予報などをご覧になれる方は、
その予想をご覧になっているでしょう。
 
しかも、なかなか早い予想ですね。
きのう乗れば北東に向きを変えると書いた、
南下して来る偏西風にしっかりと乗れば、
十分にありえるスピードで、
この週末にも影響が出てしまいます。
 
早ければ、米軍の予想くらいに
日曜日から月曜日頃には
大きく影響してくるかもしれません。
 
一方、
ヨーロッパ気象機関の資料では
もう少し遅めで
米軍の予報よりも大回りです。
 
東から張り出す
太平洋高気圧の強さによっても
変わってくるでしょう。
 
可能性は低くなってきたものの、
台湾まで進んで
向きを変えようとした場合には、
偏西風に乗り損ねる可能性もあるため
まだ予報が変わる可能性も
ゼロではありません。
 
 
向きを変えた後の進み具合も、
向きを変えるタイミングによって
1日くらいのズレがありますし、
大回りをして九州に近くなるのか、
それとも南海上を離れて進むのか、
ずいぶん違います。
 
早く向きを変えるほど、
離れて通る可能性が高くなるでしょうが、
逆の場合は嫌な感じです。
 
気象庁のきょう15時の予報では、
1日15時の時点での台風中心が
台湾付近から四国の南までの
広い範囲に予想されています。
早ければ、
月曜日には九州より東
へ進んでいますが、
遅ければまだ沖縄より遠い位置
ある可能性もある予想です。
 
あす以降も、
新しい情報を
ぜひとも確実にご確認下さい。
 
 
週末のたびに天気が怪しくなる
と言う予報を伝えるのは
なんとも気が重いノダでしたぁ・・・
 
 
 








120926_1

お昼頃の宮崎市上空

秋らしい薄い雲が
少し出ていました。










120926_2

きのうの夕焼け

キレイな
グラデーションでした。

きょうも
見られるかなぁ。










120926_3

午後3時の衛星画像
(気象庁HPより)

台風17号の北に
丸く囲った
帯状の雲があります。

この雲は上空の薄い雲ですが、
北東に動いていて、
台風の北には
台風を北東に動かす
風が存在していることを
教えています。

この風の影響下まで
どのタイミングで北上するか、
が今後のポイントです。










120926_4

けさの霧島連山には、
キレイな笠雲が
かかっていたようです。
(写真:視聴者提供)

とくに左の高千穂峰に
かかっている物は
典型的な形になっています。

富士山の笠雲が有名で、
富士山の場合は
天気が下り坂に向かう
サインとしても
広く知られています。

ただ、今回の場合は
下り坂に向かうパターンには
当てはまっていません。

ちなみに、ここまで
キレイではなかったため
写真を撮らなかったのですが、
ノダも今朝は
鰐塚山上空に
笠雲もどきな雲を見ました。



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