秋雨前線の夏側

ノダっち

12年9月6日(木) 16:53


のっぺりです。
     
久しぶりにのっぺりって書きました(笑)
   
秋雨前線が南下してきましたが、
夏の空気の中に強引に南下した感じで
弱まっています。
   
東シナ海では風がぶつかっていますが、
九州の陸地内では風が弱く
ハッキリと風のぶつかりが
無くなっている状態で、
前線と言うには弱く、
徐々にいわゆる気圧の谷と表現するのが
適当な状態になってきました。
   
このため、ごくごく局地的に
活発な雨雲も出来ましたが、
ほとんどがのっぺり雲です。
一時的に、
のっぺり雲から太陽も透けていました。
   
高積雲からは雨が降らないことも多いですが、
空気が湿っているため
傘がいらない程度の雨もパラパラしています。
   
南部ではほとんど日差しが無かった分、、
暑さは弱くて
涼しさも感じられているでしょう。
   
一方、北部では
所々で薄日が差してています。
   
最高気温は、
各地とも30度に届きませんでした。
   
   
あすも、
秋雨前線が弱まった弱い気圧の谷が
九州内にあるため雲が出やすくなりますが、
弱い気圧の谷で
空気が集まってきて雨雲が出来やすいような
前線にまでなりませんので、
午前中の雨は限定的になりそうです。
高気圧の影響も強いため
午前中は青空の見える所も多いでしょう。
   
午後も
平野部で晴れ間が残る可能性もありますが、
山沿いを中心に
所々に雨雲
が出来るでしょう。
   
午前中に日差しが多いと、
空気が暖められて
急激に発達する可能性もありますので、
急な強い雨や落雷などにご注意下さい。
   
また、夜からは再び秋雨前線が
九州の北で活動を強めてくるため
日付がかわった後くらいからは
平野部でも雨の範囲が広がりそう
です。
金曜日の夜と言うことで、
お酒を飲んで帰りが夜遅くになる方は、
一軒目での
傘の置き忘れに気をつけつつ、
ぜひ傘を持ってお出かけ下さい。
   
土曜日は、九州北岸に停滞する
前線の活動が強まって
雨が降りやすいでしょう。
   
一方、日曜日には前線の影響が
再び弱くなる予想です。
午前中には上空に
少し乾いた空気が流れ込む予想があるため、
晴れ間が覗くかもしれません。
午後になると再び空気が湿って
雨雲がかかる時間があるでしょう。
やはり日差しが出ると
局地的に雨雲が発達するかもしれません。
タイミングがずれる可能性は
まだ十分にあります。
   
来週の中頃は、
高気圧に覆われる予想で変化無しです。








120906_1

お昼頃の宮崎市上空

雨も
パラパラしていましたが、
太陽が
透けて見えていました。











120906_2

午後4時の衛星画像
(気象庁HPより)

秋と夏の
境目にある雲の帯が
きのうよりも南下しました。

ただ、活発な雨雲は
きのうよりも
少なくなっています。



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