このまま静かに・・・

ノダっち

12年9月7日(金) 16:53


新燃岳が最後の噴火したのは、
一年前のきょう
です。
2011年の9月7日に弱い噴火をしてから
表面上は沈黙を保っています。
     
その後、昨年末からGPSデータが示す
山体の膨張も止まり、
地下へのマグマ供給が止まっていると
考えられる状態になりました。
    
きのうまでのGPSデータをみても、
やはり再び伸び始めているような
大きな変化も見られません。
    
ただ、今年の4月頃から
やや沈降(収縮)側に
動いたように見えた変化も
それがハッキリ続いているとも
見えない状態です。
    
先週の木曜日には
一時的に火山性地震も増加したりと、
地下ではまだ何かが動いています。
火山性地震の回数は
先週の水曜日まで、一日あたり
0回や1回が多かったのですが、
今週は1日2回が2日ありました。
    
これが何を意味するのか・・・?
    
わかりません。
    
きょうは午後3時までで
火山性地震が観測されていないようです。
    
とりあえず、先日も書いた通り
まだ終わっていないようではありますが、
今後の水位を注視しつつ
火山ガスの放出も少ないようですし、
このまま静かにしていて欲しい
と願うばかりです( _ 人 _ )
    
    
きょうの天気は
静かにしていてくれませんでした。
    
南部はきのうの予想よりも
南岸に南下した弱い前線の影響が強く
雲が広がりやすくなったものの、
午前を中心に日差しもたっぷりです。
    
昼頃からは所々で雲が沸いてきて
山沿いを中心に、一部で
激しい雷雨も発生しています。
    
今夜遅くからは
南海上に南下した気圧の谷の再北上に伴って
平野部でも雨の範囲が広がりそうです。
    
そのまま、
あすは、午前を中心に
雨の降る所が多い
でしょう。
    
少し雨脚の強まる所もありそうです。
    
ただ、降りっぱなしの雨ではなく、
雨雲の通り道に入ったら
ザーッと降るものの、
通り道から外れたら
晴れ間もあるかもしれません。
    
午後になると、
徐々に雨の範囲が狭くなる予想で、
夜にかけて天気が回復に向かうと思います。
平野部は晴れ間が出てくる所もあるでしょう。
    
    
日曜日は、きのう予想したとおり
予報が変わって晴れマークが出ました。
ただ、安定した晴れではありません。
    
平野部ほど日差しが多く、
昼頃からは
山沿いを中心に所々で雨や雷雨のパターンです。
晴れ間が広がっても
急な強い雨や落雷には注意が必要
でしょう。
沿岸部ほど雨は降りにくいと思います。
    
月曜日まで不安定ですが、
来週の中頃には
高気圧に覆われて晴れる予想も変わっていません。
    
    
一方、
静かなままでいて欲しい南海上で生まれる
雲の渦巻きにも
ぼんやりとした気配が見えてきました。
9月ですから、
このまま静かにしている方が
逆に不気味だったりもしますでしょうか。
    
週間予報の資料では、
来週後半以降に
日本列島に影響してくるものが
ぼんやりと予想されています。
(週間予報資料では、
まずは東日本方面へ向かうものが予想されている他、
海外の資料では、その後、
別のものが日本の南海上を北上する予想も。)

    
ただし、今日現在では
まだ熱帯低気圧と解析されているものもなく、
南海上での雲にもまとまりが観られません。
    
秋雨前線がウロウロしている季節なので
遠く離れていても
間接的な影響を受ける可能性も出てきます。
    
今後、どのタイミングで
どこで雲がまとまって来るか
日本のはるか南海上の様子にも
注目しておきましょう。








120907_1

お昼頃の
宮崎市から南西の空

モコモコの雲と
高い所のひつじ雲、
夏と秋が
入り交じった空でした。

この後、モコモコは
入道雲に成長しています。











120907_2

お昼頃の
宮崎市から南西の空

モコモコの雲と
高い所のひつじ雲、
夏と秋が
入り交じった空でした。

この後、モコモコは
入道雲に成長しています。












120907_3

きょうは二十四節気の一つ、
白露(はくろ)です。

草木などに
頻繁に降りるようになる露が
白く見える様になるころ
といった意味です。

こちらは、
先週の日曜日の朝、
綾で撮影しました。

足下で
秋も感じられる季節です。




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