夏空カンバック

ノダっち

12年8月15日(水) 16:30


夏空が帰ってきました。
 
予想通り、
午前中に平野部の所々で通り雨があり、
午後は山沿いで夕立雲がわいていますが、
平野部の午後は雨雲も少なくなり、
いかにも
太平洋高気圧が張り出してきたと感じさせる
濃い空の青さになっています。
 
2度目の梅雨明けとでもいいますか・・・^o^;
 
しっかりと高気圧が張り出してきた時の
海陸風パターンにもなっていて、
朝にかけて陸風が吹いた後、
日中は海風が強まってきました。
 
このため、
内陸の方が気温が高くなって、
えびの市加久藤で
34.9度まで上がっています。
 
あすは、きょうよりも
高気圧が張り切って出てきそうです。
上空でも高気圧の勢力が強まります。
 
このため、ここ数日の中では
一番大気の状態が安定してきそうです。
 
平野部ではきょうと同じように
沿岸部で午前中に通り雨の可能性があるものの、
きょうよりも範囲が限られて、
南部ではほとんど無いかもしれません。
 
山沿いは、気温が上がると
やはり局地的に夕立雲が出来るでしょう。
それでも、規模は小さいと思われます。
 
また、高気圧が強まる分、
内陸で気温が上がりやすく、
場所によっては
35度くらいまで上がる所もあるかもしれません。
 
しっかりと熱中症予防をしてお過ごし下さい。
 
海にも行きたい暑さですが、
台湾の南を中国大陸に向かって動いている
台風13号の影響で
弱いうねりが海に入る予想になっています。
急な高波になる恐れがあるため
海のレジャーはお気をつけ下さい。
絶対に
子供から目を離さないように
しましょう!
 
高気圧の強さはあすがピークで、
あさって以降、徐々に弱まりそうです。
また、昨日も書いた
上層の寒気を伴った低気圧が
日本の南を西に移動するため
週末にかけては
再び大気が不安定になりやすいでしょう。
 
ただ、昨日の資料で観るよりも
若干、安定傾向です。
 
また明日の資料でみてみるとしましょう。
 








120815_1

午後3時頃の
宮崎市から北西の空。

積乱雲が発達していました。
手前の入道雲の奥では
刷毛で掃いたような雲が観えます。
これは、奥の雲が
対流圏の上部まで発達した
積乱雲になっているためです。

レーダーで観ていると、
西都市付近で発達した雨雲と思われ、
手前の雲も
だんだん奥の雲に近づいて合体し、
西都市内の同じ場所で
活発な雨雲がかかっていました。
このため、
一時的に西都市に警報が出ました。

アメダスでも
県の雨量計でも
非常に激しい雨が
捉えられていませんので、
かなり狭い範囲での
大雨だったと思われます。










120815_2

一方、南東の空は
真っ青でした。

朝はこの方向に
雲が多かったのですが、
昼頃から
この方角の雲は
少なくなっています。


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