師走寒波

ノダっち

12年12月4日(火) 17:15


寒波に
乾杯してる場合じゃ無かったですね。
       
風が冷たい!
     
朝の冷え込みは
それほどではなくて、
最低気温は
平年並みか
平年より高いくらいでした。
     
ただ、昼間の気温が
あまり上がっていません。
     
日差しはたっぷりなのに、
最高気温が
きのうよりも低くなっています。
     
それだけ、
強い寒気が流れ込んでいる証拠です。
     
冬型の気圧配置は
今夜以降、いったん緩んできますが、
寒気が流れ込んだ直後の
冬型が緩む夜から朝に
冷え込みが強まりやすい
という
パターンになってきます。
     
今夜6時過ぎには
朝の最低気温を下回る所が多く、
夜はドンドン冷え込むでしょう。
あすの未明までは晴れているため
地上の熱が上空に逃げていきそうです。
     
強めに吹いている風が
しっかり弱まって来ることという
条件付きで、
朝には雲が広がってきそうなので、
明け方くらいまでで
気温は下げ止まるでしょうが、
それでも、あすの最低気温は、
今季一番を更新する所が多い
でしょう。
広い範囲で0度前後まで下がる予想です。
     
宮崎市でも、
遅れていた初霜、初氷の
発表があるかもしれません。
     
今夜は暖かくしてお休み下さい。
     
その冷え込みの状態で、
あすの昼間は日差しが弱いため
気温が上がりにくくなります。
     
あすの日中は
高気圧が足早に東へ離れて
雲に覆われ、
夕方以降に通過する
寒冷前線性の気圧の谷の影響で
所々で雨が降るでしょう。
     
県北の標高の高い所は
雪になる所がありそうです。
     
前線通過直前に
やや寒気が弱まるものの、
この前線が通過した後で、
またまた寒気が南下します。
     
木曜日朝の
上空1500m付近-3度線は
種屋久付近
まで南下し、
-6度線が九州中部付近の予想です。
     
1500m上空で-6度の寒気とは、
平地でも降水が雨では無くて
雪になる目安に使われます。
つまり、九州北部地方は
平野部でも
雪が降る可能性がある寒気です。
     
県内の北部山沿いでも、
降水があれば雪になるでしょう。
     
     
金曜日から土曜日の前半に
気圧の谷が通過して、
また寒気が流れ込みます。
     
きのうの資料から
あまり変化はありません。
     
けさの資料でも、
9日朝の時点で、
1500m上空-6度線が
九州南部
に予想されています。
     
やはり、
かなり寒い週末になりそうです。
山沿いは雲も多く時雨れるかもしれません。
     
九州北部では
雪になる可能性もあります。
     
     
なお、9日からの一週間を対象に
低温に関する異常天候早期警戒情報が
きょう発表されましたが、
一週間以上の予想が見られる
海外の資料では、
9日の寒気の後は
来週中頃にかけて
徐々に寒気が緩みそうな気配です。
     
この早期警戒情報も、
9日の強い寒気の予想に
引っ張られている可能性があります。
     
この師走寒波は、
いったん来週の中頃で
終わりが見えるかも
しれません。
     
その後、
例年ですとスキー場オープン寒波、
クリスマス寒波、
年末寒波と断続的にやってきます。
     
一ヶ月予報では、
今年もこの可能性が高いですが、
さて、どうでしょう。
     
なお、寒気が緩んで
高気圧が安定しなかったら、
また山茶花梅雨前線が北上してきて
ぐずつく可能性もあります。。。
     
     









121204_1

正午の衛星可視画像
(気象庁HPより)










121204_2

正午の衛星可視画像
(気象庁HPより)










121204_3

昨夕、
西の空が晴れてきました。

あぁ、
あそこに冷たい空気が
あるんだなぁ・・・
と晴れ間を眺めた
ノダでした。










121204_4

きりっと
冷たい青空でした。

最後の銀杏の葉が
ぶら下がっていました。




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