新夏、明けましておめでとうございます。

ノダっち

12年7月23日(月) 16:57


やっと梅雨明け発表です。
     
もう梅雨としての雨は
先週から終わっていたものの、
台風や湿った空気で
不安定な天気が続いていたため
なかなか発表されませんでした。
この先、
どういうタイミングで発表されるのかな?
と思っていたら、
昨日よりも夕立の規模が小さくなると
予想されて
きょうの発表になったのでしょう。
    
7月下旬になっての梅雨明け発表は、
2006年(25日)以来6年ぶりです。
    
たしかに、朝からの日差しも
昨日より広い範囲で多くなっていて、
午後3時現在では
雲の湧き方も昨日より小規模です。
    
    
土日共に
各地でザーッと雨が降りましたね。
土曜日はサンマリンで、
日曜日は地域のお祭会場で、
このざーって土砂降りにあったノダです。
    
宮崎市内には
弱まりながら雨雲が流れ込んだものの、
昨日の山沿いの雨雲は
かなり大規模に発達して
危険な降り方をした所もあります。
    
とくに都城市では、
午後3時21分までの1時間で
96.5ミリという
観測史上最も強い雨を観測しました。
    
前にもゲリラ雷雨という言い方が嫌だと
言う話はしましたが、
この雨も、それではないと思っています。
朝から非常に激しい雨の予報もありましたので
突然の大雨では無いですし、
金曜日の時点でも、
日曜日の方が雨雲が
発達しやすくなる可能性を
ノダはお伝えしていました。
    
ただ、予報が出ていて知っていても、
この雨による
冠水や浸水の被害は
なかなか防げなかった
でしょう。
    
こうした
短時間の強い雨による浸水被害は
排水機能が上手く働いていないか、
あるいはその機能を上回る雨が降ったために
起きることが多くなります。
普段から溝掃除などをして
水はけを良くしておくというのが
個人として出来る対策になりますが、
時間90ミリを超えるような雨では
どうしても
排水能力を超えてしまうはずです。
    
とくに、
こうした短時間強雨での浸水や冠水は、
降った雨がコンクリートやアスファルトで
地面に染みこまないために起きる
都市型の災害でもあります。
    
温暖化によって
このような雨が増えるのであれば、
行政としてこのタイプの雨への備えも
していく必要があるでしょう。
    
ちなみに、九州北部豪雨の阿蘇では、
この90ミリを超える雨が
4時間続きました。
言葉を失います。。。
    
    
きのうも朝から日差しがあって
地面が温められたため、
地面付近の空気が暖かくなって
上昇気流が起きやすくなりました。
これは夏によくある夕立の起こり方です。
さらに、上空には寒気もあったため
上昇気流が強まりやすい
環境になっていたと考えられます。
それに加え、太平洋高気圧の周辺部で
雨雲の素になる水蒸気もたっぷり
雨雲が大規模に発達したのでしょう。
    
きょうも山沿いを中心に
夕立雲が出来ています。
一部ではかなり発達して、
北部山沿いには警報もでました。
    
それでも、山沿いに限られている様子を見ると、
高気圧が強まって来たようです。
    
まだまだ
空の青さが足りませんが、
それでも、あす以降、
空も.徐々に梅雨明けっぽくなるでしょう。
    
あすからあさってにかけても
夕立の可能性があるものの、
山沿いに限られそうです。
晴れて暑い所が多くなるでしょう。
    
    
九州北部も梅雨明けが発表されています。
より一層の熱中症予防とともに
節電への意識も必要な季節に
なりました。
    
    









120723_1

梅雨明けの空。

お昼頃は、
鰐塚山の
南や東側で
発達した雨雲が
出来ていました。











120723_2

土曜日のサンマリン。

ライト奥が
真っ白になったと思ったら
ザーッと降って来て中断。

そして、やがて
また一塁側から明るくなって
雨が弱まりました。











120723_3

地域のお祭りも
空模様を観ながら
レーダーを睨みながら
ドキドキしながらの
準備でした。

開始直後に
ザーッと来ましたが、
だんだん弱まって
後半はスッカリ上がって、
大いに盛り上がれました。

お越し下さった皆さま、
ありがとうございました!












120723_4

昨日の朝、
近所の水神様の
こども御輿出発前に
境内で蝉の抜け殻を
たくさん見つけました。

あ、もう
夏が来てるなぁ、
と感じたひとコマです。



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