ノダっち

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9月としては記録的な暑さ

ノダっち

23年9月4日(月) 16:50

天気の話なノダ

きょうのこの暑さは、
ある意味、台風12号の影響でしょう。
 
土曜日は、雲が多くて、
朝夕を中心に
所々でにわか雨がありましたが、
日中は各地で晴れて暑かったですね
 
ノダは、消防団の活動で
熱中症に気を付けながら
地震の避難訓練に参加しました。
 
一方、
きのうは、朝にかけて
一部に弱い雨雲がかかったものの、
午後にかけて
だんだんと雲が少なくなって、
スッキリと晴れています。
 
我が家にとっては、
こどもの最後の体育祭があり、
グラウンド整備で
開始が少し遅れたようでしたが、
日中は、最高の体育祭日和の青空で、
とても盛り上がっていました。
 
頻繁に、熱中症予防の
アナウンスが入っていたり、
ミスとが出る扇風機が設置されていたり、
熱中症予防を万全にされていて
感心したノダです。
 
コロナ前までの、
フルバージョンとまでは
いかなかったですが、
最後に、4年ぶりに
体育祭を見に行くことができて、
子供たちの全力で楽しむ姿に
こちらも暑さにも負けず
元気をもらったきのうでした。
 
そんな中、台風12号は徐々に弱まり、
昨日の午後3時で熱低化しています。
 
 
そして、そのまま
今日にかけて良く晴れました。
 
金曜日の予想よりも、
台風崩れの熱低の動きが遅く、
きょうはまだ本州の南にあることで、
きょうはよく晴れて、
暑くなっています。
 
ある意味、12号の影響です。
 
しかも、この熱低の外が出に出来た
発達した雲があったため、
ココでできた上昇気流が
その外側で下降したことも
より晴れやすくて、
より暑くなりやすくなった
原因ではないでしょうか。
 
さすがの宮崎も
9月にはそれほど頻繁に猛暑日が無く
 
9月の猛暑日は、
35.5℃の延岡で
9月の観測史上最高のとなり
2001年以来22年ぶり、
35.9℃の小林でも
9月の観測史上最高のとなり

2003年以来20年ぶり、

35.0℃の都城でも
2003年以来20年ぶり
35.6℃の西米良で
2009年以来14年ぶり、
35.4℃の神門で
9月の観測史上最高タイのとなり
2010年以来13年ぶり、
35.1℃の日向で
2010年以来13年ぶり、
36.1℃の西都で
2011年以来12年ぶり、
35.5℃の加久藤で
2019年以来4年ぶり、
となったほか、 
2017年以降と観測期間の短い高鍋も、
初の9月の猛暑日
となっています。
 
 
ただ、午後は、
徐々に山沿いで雲が沸いてきました。
 
また、東からは
台風12号崩れの雲も
徐々に近づいています。
 
 
台風12号から変わった熱低は、
あすは、県内に近づき、
次第に北に向きを変えて
四国の方に進む
予想になりました。
 
とくに熱低が近づく
朝から昼過ぎくらいにかけては、
発達した雨雲がかかる恐れがあります。
 
また、きょうは
この熱低の外側に
発達した雨雲もあるため、
この動向次第でも
雨の降り方が変わるでしょう。
 
きょう九州の東にある雨雲が
ダイレクトに入ってきたりすると
かなり嫌な感じです。
 
コンピュータがこの雨雲について
十分に表現できていないように見えるため
やや心配しています。
 
また、先週の大雨も
まだ抜けきっていないため、
激しい雨が続くと
土砂災害の危険度が
通常よりも早めに上がる可能性があります。
 
土砂降りが続くようなときには、
キキクルの確認を心がけましょう。
 
熱低周辺の雲が
それほど発達せずに
あまり近づかなければ、
危険な降り方にはならないでしょうが、
念のため、最新の情報の確認をお願いします。
 
とくに、崖の近くの方などは
しっかりとご確認下さい。
 
 
熱低が、きょうの予想のように
水曜日に四国に移動すれば、
県内の雨は
次第に止む時間が増えてきそうです。
 
後半を中心に
回復に向かう可能性もあります。
 
 
また、
先週金曜日の時点で要注目とした
11号と12号の間にあった雲が
11号側の方でまとまってきて、
明日までに台風となり、
木曜日から金曜日ごろには、
関東周辺くらいに進みそうな
予想になってきました。
 
この進路ですと、
木曜日から金曜日ごろは、
県内では晴れ間が広がるでしょう。
 
一方、海のウネリが続きますので、
急な高波に注意が必要です。
 
また、周辺の雲がどのようになって
北上するかでも変わりますので
最新の予想にはご注意ください。
 
台風が過ぎた後、週末は
九州の南に
上空の寒気を伴った寒冷渦が
出来そうな予想があります。
 
この寒冷渦の影響で
直下にも低気圧が出来て、
周辺をまわる風によって
県内に湿った空気が
入りやすくなりそうなきょうの予想です。
 
ただ、日曜日には
高気圧の張り出しもありそうですので、
上空の高気圧が勝つか、
湿った空気や寒気の影響が強いか、
その両方で、変わりやすい天気になるか、
そのあたりが天気の変わり目と思われます。
 
今後の新しい予報の確認をお願いします。
230904_1
けさのスッキリ青空

久しぶりに
朝からの
スッキリ青空を
観た気がしました。

きのう、きょうと
2日連続で
約2週間ぶりに
宮崎の日照時間が10時間を
超えそうです。
230904_2
きのう昼頃の
体育祭日和な
青空
230904_3
まだ不安定度あった
土曜日の
避難訓練会場の空
230904_4
きょう15時の衛星画像
(赤いところほど
発達した雲が
含まれている
可能性がある部分です)

12号崩れの熱低の
渦の西側に
気になる発達した雲が
出来ています。

この動向に要注視

一方、
黄色の点線のあたりに
発達した雲が
まとまってきていて、
気象庁からは
新たな台風が出来る見込み、
と発表されています

防災の日に防災点検を

ノダっち

23年9月1日(金) 16:52

天気の話なノダ

関東大震災の発生から
100年が経過しました。
 
当時と今では、
建物の構造、社会の構造など
色々と違ってきていますが、
ただ、この震災には、
今でも、しっかりと心に刻むべき
教訓がたくさんあります。
 
きょうは、17時50分から
特別番組の放送があるため、
Checkの放送も短縮で
17時45分に終わるため、
大急ぎの準備をしている午後ですが、
ぜひ、忘れずに
この震災から学ぶべきことも
読み取ってください。
 
また、きょうは
暦では立春から210日目にあたり、
二百十日(にひゃくとおか)という
台風が襲来しやすい時期として
暦に記された日です。
 
100年前のきょうにも、
台風が日本に襲来していて、
北陸付近に台風が進んでいたため
関東では風が強まりやすくなり
関東大震災による火災の被害が
広がったともされています。
 
そんな防災の日、
これから台風シーズンも続きますし、
気になる雲もありますし、
この機会に、家族で
防災点検をしておきましょう!
 
 
その気になる雲の一つの
台風11号については、
きのうまでの予想から大きな変化はなく、
沿岸へのウネリ以外の
大きな影響は無さそうです。
 
一方、台風12号も
引き続き、明瞭な発達は見られません。
 
九州に近づく前に
熱低に衰弱する予想にも変化なしです。
 
ただ、熱低に変わった後に
その雲がもたらす影響については
ハッキリと予想が出ていません。
 
悪く、あまり衰弱せずに
熱低としてしっかり近づくようだと
月曜日から火曜日くらいに
大雨の恐れがあります。
 
現状では、台風の北側に
発達した雲が偏っていますので、
この傾向が続いて北上した場合は
中心が南を通った場合も
県内で雨が強まりやすくなる
可能性も想定しておくべきでしょう。
 
このあたり、週末の間に
大雨の可能性が高まれば、
気象台からココに情報が出ますので、
ご確認下さい。
その際は、ノダも
SNSでの発信もしたいと思います。

 
一方、きょうの県内は、
雨雲は弱まっていて、
東シナ海にある前線でできた雲の一部の
薄い雲が中心で
平野部を中心に日が差して、
危険な蒸し暑さになった所もありました。
 
あすは、
きょうよりも東シナ海の前線が弱まって
いっそう晴れやすくなりそうです。
 
にわか雨の可能性は否定できませんが、
気温もしっかりと上がって
熱中症に警戒が必要でしょう。
 
日曜日も、にわか雨の可能性がありますが、
しっかりと日差しもあって暑くなりそうです。
 
この土日辺りは、
高校の体育祭なども各地である時期でしょう。
十分な熱中症予防が必要です!
 
念のための雨具はご準備ください。
 
 
月曜日は上に書いた通り、
熱低の状況次第で、
火曜日以降も、その残りの空気や
別の熱低(!!)の動き次第で
天気が変わるでしょう。
 
11号と12号の間に
また雲がたくさんできていて、
新たな熱低が出来そうな予想もあります。
 
このあたりにも
また来週にかけて注目しましょう。
 
さらに、秋雨前線がどう動くかでも
来週後半の予報も変わりそうですので、
今後の新しい予報の確認もお願いします。


なお、きょう、気象庁が
夏の天候のまとめを発表して、
その中で、今年の梅雨の確定値について、
当初7月23日で発表されて
野田も23日ではなかった、
とこの日記に書いていましたが、
よりしっかり晴れていた
7月25日に変更されました。

この日なら、まぁ、
ココかもしれません。
230901
午後1時の衛星画像

この夏を象徴するような夏の終わり

ノダっち

23年8月31日(木) 17:25

天気の話なノダ

注意して見ていた
台風11号の北を動いてきた雲が
入ってきて、
大雨をもたらしています。
 
11号になり損ねた雲とも言えますので
雨雲の素の水蒸気を
大量に持ち込んで
上空の寒気や
県内の地形の影響もあって
雨雲が発達しました。
 
とくに、明け方から朝にかけて
その塊が流れ込んで
やや規模が大きな発達した雨雲になって
各地で危険度が上がっています。
 
宮崎市内も、
ちょうど通勤・通学の時間に
雨が強まってしまったため、
時間がかかってしまった方も
いらっしゃったかもしれません。
 
悪い時間に重なりました。
 
気象庁の解析雨量だと
80ミリの猛烈な雨もあったようです。
また、24時間雨量では
正午現在で400ミリの表示も出ていて
土砂災害の危険度が
高まっている所があります。
 
今夜から雨は弱まりますが、
少なくとも、
注意報や警報が出ている間は
崖から離れて過ごすなど
対策をしておきましょう。
 
また、増水している河川には
近づかないようにしてください。
 
 
あすは、
湿った空気の流れ込みが弱まって
日中は各地で晴れ間もあるでしょう。
 
一方、夜には
またにわか雨の可能性もありますので、
お帰りが遅くなりそうな方を中心に
念のための
雨具があっても良いかもしれません。
 
昼は日差しがあって
再び蒸し暑さも強まるでしょう。
 
熱中症にならないようにご注意ください。
 
 
そのまま、週末も
基本的には晴れ間が広がるでしょう。
 
ただ、にわか雨の可能性は
やはりあります。
 
一方、しっかり晴れると
暑さが強まりますので、
熱中症には警戒が必要です。
 
 
台風12号は、
引き続き発達は弱い予想で、
九州に近づく前に
熱帯低気圧に戻る予想です。
 
資料でも、熱低が崩れながら
九州に近づきそうな予想になっています。
 
ただし!!
 
今回も、上に書いたように
台風11号になりきらなかった空気が
流れ込んで大雨になりました。
 
ということは、もともと
台風だった空気が入ってきますので、
やはり、大雨の恐れは
頭に入れておいた方が良いでしょう。
 
(気象台さんが、
 4日の警報級の可能性について
 「中」以上を現状で付けていないのが
 不思議な状況)
 
ということで、念のため、にはなりますが、
月曜ににかけて
最新の気象情報をご確認下さい。
 
火曜日以降は、
秋雨前線の動向や
南の海上の
モンスーントラフで出来ている
雲たちの動きによっても
また変わってきそうです。
(ほかの熱低が出来るような予想も
 チラホラあります・・・)
 
前線の位置や動き次第でも
変ってくるでしょう。
 
 
なお、きょうの一か月予報によると
9日以降の3週間は、
平年並みに
晴れる日が多い予想になりました。
 
この傾向から抜けたしたいものです。
 
一方、気温は、平年より高い予想で、
やはりしばらく熱中症に注意が必要
秋の序盤になるでしょう。
 
 
ということで、気象の統計区分上、
もうあすから秋です。

ということで、きょうで夏が終わります。
 
この夏、全国的には
暑さがすごくニュースでしたが、
県内は、そこまでではなかったですね。
 
全国の暑さに比べると
ニュースになるほどの日が
少なかったのですが、
統計的には
3ヶ月で見ると
平年並みか平年より少し高めでした。
 
決して、平年よりも
過ごしやすかった夏でもなかったでしょう。
 
感覚的には
熱中症警戒アラートは
たくさんでたなぁ、という印象です。
 
暖かく湿った空気の流れ込みが
要因だと思います。
 
その暖かく湿った空気によって
雨の量は多くなりました。
 
きのうまでの90日では、
平年比1.2~1.5倍くらいの所が多く、
多い所は2倍近く降っています。
とくに、最近の30日は
平年の2~3倍前後も降りました。
 
もう、雨はおなかいっぱいです。
 
雨があまり降っていなくて
困っている地域に分けてあげたいくらい・・・

半面、日照時間は
平年の8割前後の所が多くなりました。
 
総じていうと、
安定した夏空満点な
日が少なくて、
不安定な夏空、
亜熱帯的な夏空の日が
多くなったともいえるしょう。
 
ラニーニャのなごりによるもので、
一時的なものかもしれませんが、
気象庁が先日、異常気象検討会で
温暖化の影響にも言及した点は
気になることです。
 
太平洋高気圧の南側の
亜熱帯エリアに入ったのは
今年だけではありません。
 
この夏の間にも何度か書きましたが、
この高気圧の北偏が
温暖化と関連あるのかどうか・・・
 
その点が気になりますね。
 
夏の最終日に、
その典型的な
南東からの湿った空気で
大雨が降ったことは偶然でしょうが・・・
230831_1
午前7時20分の
宮崎市吾妻町の
冠水して通行止めになった
アンダーパス
230831_2
左から
きょう午前9時
30日午前9時
29日午前9時
28日午前9時

台風11号の近くにあった
雲がだんだんと北上して
きょうは九州に到達
(黄色で囲んだ点線部分)

(気象庁HPの
衛星画像を編集)
230831_3
正午までの24時間雨量
(気象庁HPより)

格子を表示させると
400の数字も出ていました。

雨が弱まった後も
しばらくは
土砂災害に注意・警戒が
必要です。

少なくとも
注意報・警報の発表中は
崖の様子に
十分に気を付けましょう。
230831_4
この夏の統計記録
(速報まとめで
6/2~8/30)
(気象庁HPより)

また注目の雲が台風に

ノダっち

23年8月30日(水) 17:57

天気の話なノダ

11号の東に残って
注目が必要とお伝えしていた
だんだん増えてきていた雲は、
気象庁が熱低と解析し、
台風になる予想、と
昨夜から発表してきました。

この新台風候補の雲は、
大きく広がっているのですが、
発達具合が弱いようです。

今後も、
すぐに上空の風に流されて動くため
発達があまり強くないまま
動く予想になっています。

海面水温は十分に高いです。

ただ、発達が弱い予想なのは
すぐに動かされることが
おおきな要因でしょう。

前にもお伝えしたことがあるように、
台風は、同じ場所で
じっくりと回転を作っていくことで
発達しやすくなります。

そうなる時は、
上空の台風を動かす風が弱く、
下層から上空まで
回転する風が出来やすくなる環境です。

一方、すぐに動かす風があると
上空にかけて直立したこの回転の風が
キレイに作れません。
そういう環境では発達が阻害されます。

今回は、上空の
太平洋高気圧の南のフチのあたりで
風がある場所で雲がまとまりつつあるため
発達が弱い予想です。

ただし、今回の台風、
どの程度まとまるかにもよりますが、
けっこう広い範囲に
雲があるように見えます。

あまり発達しないにせよ
(近づいた段階では
 熱低に弱まる今日時点の予想ですが、
 そうだとしても)
近づくと雨が強まるのが心配です。

今後の情報にご注意ください。


今日の県内は
やはり、きのうよりも雨雲が増えて
発達した雨雲がかかっている所もあります。

気象庁の解析雨量では、
内陸の所々で30~40ミリ前後の
激しい雨を観測しました。

沿岸線は晴れ間も各地で出てきますが、
きのうよりは通り雨が増えていますね。

この雨雲が山にぶつかって
雨雲を発達させているので、
沿岸線から少し内陸に入ったところほど
雨が降りやすくなっていて、
これは、この南東風の時の
よくあるパターンです。

また、きのうもお伝えしましたように
上空の寒気の影響もあって
雨雲が発達しやすくなっている
可能性もあります。

一方、日差しもありましたので
蒸し暑さが強まった所もありました。
熱中症にならないように
引き続き油断せずに対策をしましょう。


今夜からあす午前にかけても、
暖かく湿った空気が濃く入りそうです。

引き続き、きょうの日中のように
内陸部を中心に
発達した雨雲が出来やすくなるでしょう。

激しい雨による道路の冠水や
落雷、突風の発生にご注意ください。

すでに雨の量が多くなっていて、
地盤も緩みやすくなってきていますので、
崖の近くでは、土砂災害に警戒して
念のため
キキクルの確認もお願いします。

また、河川の氾濫などにも警戒が必要です。


あすの午後からは、
暖かく湿った空気が薄くなりそうです。

雨雲の発生が徐々に減るような予想で、
その分、晴れ間も増えてくるでしょう。

あすも、油断せずに
しっかりと熱中症予防をお願いします。


あさってから土曜日辺りは
さらににわか雨が減りそうです。

きのうくらいでしょうか。

経験則的に、
晴れ間が出るパターンです。

日曜日も同様ですが、
次の台風次第では
午後以降に
にわか雨が増える可能性があります。

月曜日ごろは、次の台風次第で
雨が強まるかもしれませんので、
今後の予想に注目しましょう。

上にも書いた通り、
まだ次の台風の進路、勢力など
よくわかりませんので、
今後の新しい予報での確認をお願いします。

230830_1
午前9時の衛星画像

オレンジの点線で囲んだ雲は
上空の寒冷渦の東側で
発達した雲のように見えます。
230830_2
昼の宮崎市の空

雨がサーッと降っては
時々晴れている
宮崎市内です

この夏型のきょうの不安定な夏空

ノダっち

23年8月29日(火) 17:05

天気の話なノダ

きのうに増して、
不安定な天気になってきました。
 
湿った空気の流れ込みが強まって
雨雲が増えています。
 
ただ、きょうも
しっかりと晴れていて、
蒸し暑さも強まりました。
 
上空の太平洋高気圧の存在も感じます。
 
それにしても、この夏は
こんな天気が多かったですね。
 
全国のニュースで、
暑い暑い、と言っている時の宮崎は
こういう亜熱帯型の天気で
暑さはまぁまぁということが
多くなっている印象があります。
 
温暖化、ということの影響が
気になる状況でもあります。
 
 
一方、衛星画像を見ると
四国の南に午前中まで
明瞭な渦も見えていて、
資料をみてみると、
上空にある寒気を伴った低気圧の
寒冷渦があるようです。
 
この寒冷渦、
今夜からあす未明にかけて
県内の沿岸に近づきそうな
資料の予想になっています。
 
このため、
今夜からあす朝あたりにかけて
大気の状態が不安定になって
局地的に発達した雨雲がかかる恐れがあり、
雨の降り方に注意が必要です。
 
場合によっては
警報級になる可能性もあると
気象台からも発表されています。
 
激しく降ってきた時や
雷の音で目が覚めたら、
キキクルをご確認下さい。
 
 
一方、台風11号は
日本のはるか南を
引き続き西寄りに進んでいます。
 
この台風の北に連なる雲も
ジワジワと西に進んできていて、
あさってにかけて
県内に入ってくる可能性が
引き続きある状況で、
あさっても、この雲による
雨の強まりに
念のため注意しておきたい状況です。
 
また、昨日解説したように
太平洋高気圧の南を
西に進んでいるのですが、
きのうの資料よりも
この高気圧が弱めで
東シナ海に行くと
北寄りに向きを変えそうな
予想になってきました。
 
影響が大きくなる可能性のある
さらなる北寄りの進路や
東寄りの進路にならないかどうかは、
もう少し新しい予報も確認しましょう。
 
まだ東シナ海に進んだ後の動きについては
定まりきっていないです。
 
また、台風10号が出来たあたりの海域で
再び雲がたくさんできていて、
ココの雲がまとまってくるような予想も
各資料がしています。
 
こちらの雲の動きにも注目しましょう。
 
 
いまのところ、週末は
11号の周辺の雲の影響なども小さく、
良ければ昨日レベル、
悪くてきょうレベルの
不安定な天気になりそうな気配です。
 
ただ、単純な高気圧に覆われる
天気でも無さそうですので、
やはり最新の予想もご確認下さい。
 
 
来週は、モンスーントラフからできてくる
次の熱帯低気圧の動きが
カギを握りそうです。
 
そもそもできてこない、
ということも含めて、です。
 
様子を見ましょう。
 
ということもあって、
H2Aロケットの
次の打ち上げ日の設定は
なかなか難しいでしょう。
 
発表を見つけましたら、
またお知らせします。
230829_1
朝の宮崎市の空

夏の低い雲と、
秋の鱗雲が
同居していました
230829_2
昼過ぎの
MRTからの西の空

下層の対流性の雲と
上層のかぎ状巻雲

引き続き
秋と夏が同居しています
230829_3
正午の衛星画像

黄色で囲った部分の雲が
台風11号の西進と共に
ジワジワと近づいています

一方、右下の雲の動向にも
今後注目してみましょう

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