ノダっち

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最も暑い夏でした

ノダっち

24年9月3日(火) 18:00

天気の話なノダ

梅雨明けがいつだったか、
覚えてらっしゃいますかね!?
 
地震や台風や竜巻など
色々あった夏なので
何だか遠い昔のようです^o^;
 
きのう、
夏のまとめとともに
気象庁から静かに発表されていて、
梅雨入りは当初発表と同じ
6月8日で、
梅雨明けは、当初発表より
1日早い7月16日になりました。
 
7月17日の日記を見ると、
今日の発表だったら
きのうでも良かったと、
書いているので
気象庁的にもそういう判断に
結局はなったのでしょう。
 
ただ、いずれにしても、
この辺りの移り変わりがある現象なので
誤差の範囲と思います。
 
梅雨入りは遅れましたが、
ほぼ平年並みの梅雨明けでした。
 
一方で、やはり、気象庁としては
7月上旬の梅雨明けのような天気は
梅雨の中休み、という
位置づけになったようです。
 
また、もう実感の通り
観測史上一番熱い夏、
というデータも発表されています。
 
県内の観測期間の長い
宮崎、都城、油津、延岡が
いずれも6月~8月の3カ月平均気温が
観測史上最高になりました。
 
各地の記録は
延岡が26.5℃で平年差+1.3℃<統計開始1961年>
(これまでの最高は2022年の26.2℃)
都城が26.8℃で平年差+1.3℃<統計開始1942年>
(これまでの最高は2013年の26.4℃)
宮崎が27.5℃で+1.4℃<統計開始1886年>
(これまでの最高1998年の27.5℃に並ぶタイ記録)
油津が 27.2℃で平年差+1.1℃<統計開始1949年>
(これまでの最高2013年の27.2℃に並ぶタイ記録)
となりました。
 
139年の観測の歴史での
最高タイに上がった宮崎の数字は
気候変動という観点でも
やはり重みが大きいですね。
 
 
9月に入っても、
日中は真夏を感じる暑さが続いていて
平年より高めになっていますが、
現状では、猛暑日に至っていないですし、
このくらいの9月の暑さは
これまでもよくあった程度でしょう。
 
朝は、やはり涼しさも感じます。
 
ということで、
8月まで程の暑さが無くて、
朝の涼しさがある分、
昼間の熱中症予防は
気を抜かないようにお願いしたいです。
 
 
きょうも、広く晴れて
真夏日になっています。
 
午後は一部に雨雲が発生しましたが、
午後3時半現在、
大規模にはなっていません。
 
あすも、引き続き晴れて、
朝にかけてけさにかけて良く晴れるため
放射冷却があって
けさよりも涼しめの所が多くなりそうです。
 
一方、日中は
あすも
 
 
あすは、夕立の可能性も
低くなる予想です。
 
週末まではこのまま晴れて
朝は秋を感じる一方、
昼は暑い日が続く見込みですが、
特に日曜日以降は
湿った空気が入りやすくなると
にわか雨が起きやすいかもしれません。
 
このあたりは、今後の資料を見て
またお伝えします。
 
 
なお、きのうもお伝えした
南海上の雲の動きは
まだハッキリしませんが、
今日の段階では
大きな影響は見えていないです。
 
あす以降も、変化があれば
随時お伝えしますので
ご確認ください。
240903_1
けさの大淀川と空

薄雲が多かったけさで
その分、朝の気温が
きのうより高めでしたが、
ひところに比べると
朝の愛犬散歩も
断然快適です。

川は、まだ濁っています。
240903_2
この夏の気温の平年差
(気象庁HPより)
240903_3
7月以降の高温要因
(気象庁HPより)

今年に特徴的だったのは
西日本を中心に
背の高い高気圧に
覆われやすくなった
ということが原因のようです。

これは、日々の解説で
お伝えしていた通りでした。

台風一過

ノダっち

24年9月2日(月) 16:51

天気の話なノダ

金曜日の夕焼けは
台風一過らしい色も
ついてきましたね。

今回の県内は、
竜巻被害が特に多かった
台風10号でした。

発達した雲に対応していましたが、
おそらく、海から入ってきた
発達した雲が内陸に移動するときに
各地に被害をもたらしたと思います。

被害地域が
とびとびになっているのは、
雲の下の回転が
地面にまで達した所で
被害をもたらしたと考えられますが、
地面付近では、
風の流れが抵抗を受けて
すぐに回転を維持できなくなる一方、
上空では回転を維持しつつ
雲の移動とともに内陸に少し移動し、
再び地面付近に回転が降りて
地面で被害をもたらした後、
再び地面付近での回転が弱まる、
といったことを
繰り返したのではないかと考えました。

一方で、
そのラインから外れた所もあったようなので、
宮崎市内でも、もう一本、
別の竜巻が動いた可能性も考えられます。

また、その他、
雲の帯の北上とともに、
それぞれ、別の竜巻が雲の帯の中で発生し、
県内各地に被害をもたらしたのでしょう。

気象台の調査結果の詳細な発表は
まだ時間がかかるでしょうが、
そちらをまた確認してみたいと思います。

竜巻が発生した時は、
とにかく、身を守ることしか
出来ることはありません。

台風の時に限らず、
竜巻注意情報が発表されることはよくあり、
あ、またか、という思いを
抱く方も少なくないと思いますが、
とくに台風の時は起きやすいので
身構えてください。

ただ、どこでも起きるわけではなくて
発達した雨雲の下でおきますので、
雨雲レーダー
気象庁HPなら雨雲の動き)を確認して
発達した雨雲が近づく傾向があれば
とくに注意して、窓から離れたり
窓のない部屋に
隠れたりしていただければと思います。

雨雲の動きに加えて、気象庁HPの
竜巻ナウキャストも見ると、
さらに有効です。

雨雲の動きの画面で
竜巻発生確度ナウキャストのボタン、
雲の下にグルグルが書いてあるボタンを
押すとみることが出来ます。

とくに、竜巻ナウキャストで
赤が近くにあったり、
1時間先までの予測が見られますので
予測で近づくようなときには
とくに要注意です。

赤のエリアは
竜巻にならなくても
突風を伴っていることも
実際に多いので
安全確保をお勧めします。


週末は、厳しい残暑の中で
台風の後片付けや復旧作業をされた方も
いらっしゃったでしょう。

被災された方に
心からお見舞い申し上げます。


一方、台風一過で
良く晴れたので、
久しぶりに洗濯物は
気持ちよく乾いたでしょう。

台風が弱まったことで
土曜日には強風域を抜けましたが、
程よい風もあったので
日かげでは涼しさを感じた所も
あったかもしれませんが、
この西風の影響もあって
特に土曜日は
平野部を中心に気温が上がりました。

宮崎(気象台)と油津で
35.9℃まで上がったほか、
延岡、日向、西都、串間、
古江、宮崎空港が猛暑日になっています。

きのうは、海風も入ったため
平野部の気温上昇は止まったものの、
神門が猛暑日になりました。

神門は、きのうで
今年42日目の猛暑日
県内最多を更新したほか、
西都が32日、
日向が28日、
田野が16日、
延岡が14日、
古江が8日と、
各地で最多記録を更新しています。

一方、熱帯夜は
宮崎で2年前の最多記録(47日)を
台風10号対応中に更新して、
一昨日までに52日に達していて、
また、宮崎は、連続熱帯夜も
8月13日までで26 日と
過去最長を更新していました。

ただ、きのうか
熱帯夜は各地で途切れています。

きのう、きょうと
朝晩は少し秋が感じられてきたでしょうか。

やはり、台風が
少し季節を勧めた感じがします。


朝は、涼しくなったものの、
昼はきょうも暑くなっていて、
熱中症への油断は出来ない暑さです。

朝はほぼ平年並みの気温で、
きょうの最高気温は
31~32度前後まで上がっていますが、
平年より少し高いくらいで
猛暑日は出ませんでした。


あすも、引き続き広く晴れます。

ただ、山沿いでは、一部で
夕立がありそうです。

朝は、
けさと同じくらいの涼しさですが、
昼は、あすも
きょうと同じくらいの暑さが続くでしょう。

引き続き、
朝の涼しさに油断せずに、
昼間は
熱中症予防を心がけてください。


今週は、このまま
週末にかけても穏やかに
晴れる日が続いて、
朝晩は涼しさがあるものの、
昼は、熱中症に警戒したい
暑さが続くでしょう。

台風11号が出来ていますが、
大きな影響は無い見込みです。

一方で、フィリピンの東に
たくさんの雲が出来ていますので、
今後も、これらの雲の動向には
注意しておきましょう。

240902_1
金曜日の夕焼け

もう少し早い時間は
もっとキレイだったようです
240902_2
土曜日の夕陽

良く晴れて
暑い一日でした
240902_3
日曜日朝の大淀川

まだ濁っていました
240902_4
今日昼の衛星可視画像
(気象庁HPより)

台風11号の渦巻きは
フィリピン付近で
崩れています。

その東に
台風のたまごになりうる
たくさん雲があります

じわじわ離れつつ

ノダっち

24年8月30日(金) 18:00

天気の話なノダ

台風10号は、
きのうの夕方に
長崎付近で動きが遅くなり、
弱まりながら
そこで向きを東寄りに変えて、
今日の未明には暴風域が消えて
午前は大分付近を進み
豊後水道に出ました。

やはり
九州に近づいた後は、
陸地の影響を受けて
雲が薄くなって
次第に弱まってくれたのは
助かったと思います。

県内は、
水曜日の夜から木曜日の明け方にかけて
竜巻と思われる突風をもたらした
あの帯状の雨雲が急速に
様々に状況を悪化させましたが、
きのう中心が近づいた後は、
台風が弱まってくれたことと
比較的中心付近の雲が
コンパクトであったこと、
暴風域内の雲も弱まってきたこと、
少し早めに動いてくれたことなどが重なって、
きのうの日中以降の雨量が
あまり多くならなかったのは助かりました。

台風がゆっくり進み過ぎたことで、
自分自身で海をかき混ぜて
海面水温を下げたり、
陸地の影響をうきゃ少なって
衰えやすくなったのではないか、
と考えています。

弱まらなかったり、
当初の予想のようにあと5キロ遅かったら
もっと長時間雨が降って
雨量が増えて
雨による災害が多くなる
ギリギリの所だったでしょう。

それにしても、
突風被害はなかなか大規模でした。

2016年の台風13号が
延岡にもたらした竜巻にも
近いくらいの規模を感じます。

けがをされた方や
被害にあわれた方には
お見舞い申し上げます。。。

外に出ている方がいらっしゃらない
時間だったのは、
不幸中の幸いだったかもしれません。


ノダの疲れもなかなか抜けませんが、
台風の強風域もなかなか抜けません。

きょうは、台風の西側の雲が
強風域内の西風に乗って
山沿いを中心に流れ込んでいます。

地面がたっぷり水を吸って
ちょっとのきっかけで
崩れやすくなっていそうということで、
きょうも土砂災害への警戒が続きました。

一方、平野部は晴れ間もあって
蒸し暑さも戻ってきています。


あすは、平野部を中心に広く晴れそうです。

西風によるフェーン現象もあるため
平野部を中心に厳しい暑さになるでしょう。

各地で猛暑日になってきます。

ただ、風が強めにありますし、
西からの風で乾いてきそうです。

洗濯物はよく乾くでしょう。

一方、山沿いは
時おりにわか雨の可能性もあります。

台風の跡片付け、復旧作業の方も
十分に熱中症予防をお気を付けください。


あさって日曜日も広く晴れて
猛暑日になる所もありそうです。

この日曜日には、
台風10号が近畿地方付近で
熱低に弱まりそうな予想で、
強風域をようやく抜けそうな予想です。

ただ、山沿いは、
やはりにわか雨の可能性があります。

心配していた台風10号の
不規則な動きの予想も、
本州付近んで熱低化する予想にもなり、
ループする可能性も低くなりました。

来週は、しばらく
ちょっと穏やかに過ごせそうです。

240830
朝、MRTから南西の空に
少し見えていた青空

やはり危険なヤツでした

ノダっち

24年8月29日(木) 18:00

天気の話なノダ

まだ過ぎ去っていませんが、
すでに各地で竜巻によるとみられる
被害が相次いでしまいました。

台風の暴風域の外側にできた
太い雨雲の帯が県内をゆっくり北上し、
その下で突風が発生したとみています。

暴風域の外側で
このタイプの太い雨雲が出来ることは
よくあることなのですが、
今回は、台風の動きが遅くて、
ゆっくりと北上した影響で、
県北部では線状降水帯
認定が出るまで
大雨を降らせました。

きのうの昼過ぎの推定竜巻発生時から
やはりこの台風は
「ヤバいやつ」だと確信したのですが、
北上する発達した雨雲に備えて
もっと窓から離れて過ごすように
ということを強く言えばよかったと
悔やんでいます。

2005年の台風14号の時も、
このタイプの太い雨雲の下で
徐々に竜巻が発生して
それに伴って
各地で竜巻が発生したのも覚えていて、
そういう意味でも
さらにこの先の被害が心配です。

台風は
鹿児島が近づくにつれて
徐々に目の形を崩していましたが、
それでも、午前3時でも
気象庁は935hPaの解析で
非常に強いまま近づいてきました。

確かに、暴風域に入らなくても
30mを超える最大瞬間風速も観測していて、
さすがの強さです。
(ただしこれは上述の
 発達した雨雲の帯での突風であり
 台風そのものの強い風とは
 また違うのではないかとも思ったりもします)

午前8時には、
鹿児島県の薩摩川内市付近に
955hPaで上陸しました。
 
その後も沿岸付近を
ふらふらと北上していて、
夕方以降は
だんだんと北東に向きを変える予想で、
あす午前には大分県付近に進みそうで、
県内の北部は、
あす午前にかけても台風に近い状況が
続きます。
 

今日の昼頃からは
県内の雨雲がいったん弱まったものの、
今夜以降も
台風本体の雨雲が
特に山沿いを中心にかかりやすくて
雨の量も多くなりそうですので、
さらに危険度が上がる恐れがあります。

崖の近くからはなるべく離れて
安全を確保してください。


西風の影響で
再び線状降水帯のような
雨雲の予想もありますので、
あす朝にかけても
雨の降り方に警戒して
安全を確保したまま
最新情報を確認しましょう。

かなりの雨量で本線が増水してしまった場合、
その状況下で
あす、九州を横断するように台風が動き、
発達した雨雲が平野部にも入ると
内水氾濫が起きやすくなる事態を
心配しています。

どうか、安全なところで
お過ごしいただければと思います。



今のところ、台風は
明後日には四国付近に進む見込みで、
県内は台風一過で晴れて
台風が持ってきた熱帯の空気により
猛暑になる予想です。

台風の後片付け、復旧作業の際も
十分に熱中症予防を
心掛ける必要もあります。

ただし、、、
九州を抜けた後の動きについては
まだ不確定要素も大きく、
偏西風に乗れなかった場合は
困った動きを予想する資料もあるため
念のため、最新の予想もご確認ください。
240829_1
各地に
竜巻とみられる
突風被害をもたらしながら
北上して、
県北部に線状降水帯も
発生させた
暴風域の外側
(強風域内)に出来た
発達した雨雲の帯の動き
(気象庁HPより)
240829_2
県北部に出来た
線状降水帯と
3時間雨量
(気象庁HPより)
240829_3
突風被害で倒れたとみられる
たちばな橋の北側の道路標識
(0時過ぎに撮影)

山沿い中心にしっかり安全確保を

ノダっち

24年8月28日(水) 18:00

天気の話なノダ

台風10号は、
非常に強い勢力のまま
九州の南をゆっくりと北上しています。
 
太平洋高気圧の縁辺の風が弱くて
ジワジワの北上です。
 
一方、西からも
上空の高気圧が張り出しているので
西の高気圧は南向きの風を
上空で噴かせていますので
余計に動きが遅いのかもしれません。
 
それでも、徐々に北上しているのは
東からの高気圧の縁辺流が
勝っているということでしょう。
 
今後、台風は
早く北上してくれるほど
偏西風に乗りやすくなりますが、
なかなか北上しない場合には
乗り遅れると影響が長引きます。
 
このあたり、
九州付近からの動きは
進路に幅がある予想です。
 
きょう午前までの
気象庁の予報円の中心線は
簡単に偏西風に乗れないコースの
予想になっているように見えて、
県内にとっては
雨量が多くなりやすくて
非常に怖い予想です。
 
土砂災害や河川のはんらんなど
重大な災害の発生に
厳重に警戒してください。
 
山沿いほど危険度が高い雨の予想ですが、
平野部も、台風を取り巻く雲の状況や
進路次第で危険な雨の可能性もあります。
 
今後、
九州付近からの動きがどうなるかで
県内での雨の降り方や
影響時間も変ってきますので、
今後の新しい予報もご確認ください。
 
 
強風域の中の台風の雨雲の腕の一本が
同じ場所にかかりやすい状況になり
昼頃から
宮崎~小林付近にかけて
ほぼ線状降水帯が出来ていました。
(気象庁による、線状降水帯の発表基準には
 条件が揃わなかったようです)
 
ただ、解析雨量で
3時間に160ミリという数字も見えたので
急に道路が冠水しやすかったりした
可能性があります。
 
また、この雨雲によって
突風が吹いたのかもしれないと思われる
被害の情報も入ってきました。
 
常にお伝えしています通り
発達した雨雲の下は
突風を伴うことがありますので、
引き続き、暴風域に入らなくても
雨が激しく降ってきたときには
大雨による災害とともに
突風被害にもご注意下さい。
 
台風の進路や進み具合にもよりますが、
少なくともあすは、山沿いを中心に
暴風域に入る可能性が高い予想です。
 
これまでにも書いてきた通り、
暴風域に入るとさらに状況が
悪化しますので、
厳重に経過してお過ごしください。
 
 
今の予想の中心で進めば
土曜日には天気が回復して
猛暑の予想が続いています。
 
土曜日に青空が見えることを祈って
くれぐれも
安全を確保してお過ごしください。
240828_1
けさ7時ごろの東の空

雨の止み間で
愛犬の散歩に
少し出られました
240828_2
上と同じ時刻の南東の空には
うっすら青空も・・・

土曜日に
また散歩に安全に
出られますように・・・

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