2004年以来!?

ノダっち

12年6月26日(火) 17:01


霧雨が降ったり止んだりの
宮崎市内です。
 
昼間の気温も上がりにくくなっていて、
梅雨前線の北にいることを感じさせます。
 
前線自体も活動が弱まっていて、
前線北側の雨雲は弱い物が中心で
きのう心配した
急な激しい雨も起きていません。
 
ただ、午後2時現在、引き続き、
大雨注意報が出ている所があります。
これは
これから大雨になるという意味ではなく
これまでの大雨によって
地盤が緩んでいるため
土砂災害に注意しましょう

という内容のものです。
 
緩んだ地盤では
雨が止んでから土砂崩れが起きることもあり、
油断は出来ません。
 
少なくとも注意報が出ている間は
お近くの崖の様子に
くれぐれも注意を払っておいて下さい。
 
 
あすも梅雨前線が九州南岸に停滞して、
前線上の低気圧の通過もありそうです。
きょうよりも前線の活動が活発で
しっかりとした雨雲がかかる可能性もあります。
 
今のところ、前線の位置が
九州の南岸からあまり変わらない予想
です。
ただ、低気圧が通過する前に
県内には東風が東風が強まるため、
その時に
雨雲が発達しやすくなる恐れがあります。
(気象台の予報では、局地的に
 1時間最大40ミリの激しい雨の予想も。)
 
前線が誤差の範囲で北上した場合には
場所によってさらに強まるかも
しれません。
急な強い雨や、突風、
雷などを伴う雲になる可能性もあります。
 
地盤は緩んだ状態が続き
すぐに危険度が上がる状況になるため
あすも最新の情報の確認が必要です。
 
 
週末以降、
太平洋高気圧が強まる流れには
変わりはありません。
 
土曜日頃からは
だいぶ夏の雰囲気が漂って来そうです♪
 
そこで梅雨明けが発表される可能性も
無くはないですが、
6月28日に発表した後で訂正された
去年のこともあるので、
見送られるのではないかと思っています。
 
発表のあろうとなかろうと、
いずれにせよ
いったんは梅雨明けのような雰囲気も
あるかもしれません。
 
もう少し・・・あと少し・・・
 
 
きのう少しお伝えした
3ヶ月予報による予想だと
来月は太平洋高気圧が強めに
なりそうとの予想で、
そうなると暑い日も増えそうなのですが・・・
 
それとリンクしたような台風
フィリピンの東で
発生しようとしています。
 
このまま台風になれば、
今月に入って
台風は4つめの発生になります。
実は
台風が6月に4つ以上発生するのは、
2004年以来
です。
 
そして、2004年夏の宮崎は
7月を中心に厳しい暑さ
でした。
 
宮崎市のデータだと
7月の平均気温が平年比1.6度高く、
30度以上の真夏日日数は
平年より5日多い27日と、
ほぼ一ヶ月ずっと真夏日だったのです。
そして、なんと
35度以上の猛暑日日数は
12日(平年比+9日)もありました。
 
一方、2004年と言えば、
8月の終わりから10月にかけて
相次いで4つも台風が影響
しました。
16号、18号、21号が
次々と九州に上陸して、
23号が最後に日向灘を北上したのです。
 
台風と言えば、
2004年の台風4号も
今年の台風4号と同じように
九州の南東海上から四国の南海上を
北上していました。。。
 
ただ、
この2004年の6月の雨量は
今月に比べると半分以下だった
点が
大きく違います。
 
台風に関するデータは
似た状況になって欲しくは無いですが、、、
 
まずは気温に関して、
2004年ほどにならないにしても
7月の暑さを
ある程度覚悟しておいた方が
良いかもしれません。
 
なお、新しく発生する台風は
梅雨明けしている沖縄付近が
もうすでに太平洋高気圧の圏内になっているため
この太平洋高気圧の南を吹く
東風に流されるでしょう。
 








120626_1

午後3時の衛星画像
(気象庁HPより)










120626_2

きょうの新燃岳。
(気象庁HPより)

雲に隠れていますが、
上空には
ちらっと青空が見えました。

きょうは
火山噴火予知連絡会が
開かれています。
午後4時現在、
まだ発表がありません。

こちら
資料が置かれるはずですので、
興味のある方は
一度目を通して見ましょう。



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