まとまって欲しい中休み

ノダっち

12年6月22日(金) 17:16


束の間の晴れ間になりました。
 
きのうの日記の最後で
ちょっと弱気に心配しましたが、
その心配をよそに
朝から青空が広がっています。
 
きのうの予想資料のうち、
もっとも回復が早いパターンでした。
 
朝起きて青空を見たのも
久しぶりの気がします。
朝から昼過ぎまで
これだけよく晴れたのは、
宮崎市内では、おそらく6月6日、
金星の太陽面通過の時以来でしょう。
 
きのうのヒンヤリと打って変わって
一気に30度前後まで気温が上がっています。
ただ、宮崎市内など沿岸部は
海風が吹いていて、
日影にいると風が心地良い感じです。
 
夏至を過ぎたばかりで
太陽高度が高いため、
日差しが強烈ですが、
それとは裏腹に心地よい風が吹いているのは、
県内を覆っている高気圧が
まだだからです。
 
つまり、きょうは
梅雨前線が南下した状態になって
前線北側の春のエリアに宮崎があります。
 
 
冒頭に束の間と書いたとおり、
もうこの青空は
またあすからしばらく見られません。
 
あすは、今日南に下がった前線が
再び北上してきます。
早い所は昼前から降りだして、
午後は広い範囲で雨になるでしょう。
 
また、
少し雨脚が強まる可能性もあります。
 
悪いことに、
雨はあすだけではなくて、
来週にかけて断続的に降りそうです。
 
日曜日には、梅雨前線が
九州中部付近に伸びる可能性があり、
前線上の低気圧が
月曜日にかけて東シナ海から
九州に近づいて来る予想もあります。
 
日曜日は雨脚が強まるかもしれませんし、
再び雨の量がまとまるかもしれません。
 
きょう一日の晴れ間では、
地面に染みこんだ水は
ほとんど抜けていないはずです。
300ミリから500ミリくらいの
雨が残った状態で、
つまり、まだ地盤は緩んでいて、
今後の雨では
非常に激しいレベルで降らなくても、
すぐに危険度が上がる可能性があります。
 
しかも、まだ川の水の流れも速いですね。
 
地面の中に水が多いため
地面に水が染みこみにくくて
川の水も増水しやすいかもしれません。
 
この週末から週明けにかけても
最新の気象情報に注意
して、
とくに警報が出た場合は
周囲の状況に目を配り、
いつもと違う様子が見られたら
早めに避難するように心がけましょう。
 
 
きのうまで20日間の日照時間は
平年に比べて5割前後しか無く、
少ない所は4割を切っています。
 
また、降水量も
平年の1.5倍から2.5倍くらい

降った状態です。
上旬と中旬だけで
6月の一ヶ月分より多く降った所も
増えています。
 
梅雨らしい梅雨になっているワケですが、
梅雨らしすぎる状況です。
 
てことで、
もう夏の水不足を心配する必要もなく、
十分に降ってくれました。
 
そろそろ
中休みに入ってくれて良いんですが・・・
 
ホントに
もうちょっとまとまった中休みもないと
農作物などへの影響が心配になります。
 
 
きょうの一ヶ月予報によると
7月に入ると太平洋高気圧が強まって
梅雨前線が九州の北に押し上げられる
気配が見えてきました。
 
そうなると、
夏前の天気モードに変化して、
県内は、今までよりも
晴れ間も多くなると思います。
 
ただし、まだ太平洋高気圧の
北への張り出し具合は本気モードではなく、
夏本番ほどに安定はしないでしょう。
不安定な雨があると思われます。
 
来週は
太平洋高気圧が一旦凹む予想ですが、
その後、月末から来月にかけて
勢いよく張り出してくるかどうか注目です。
 
ただし、そうなると、
暑くなりそうです・・・^o^;
 
今日の様な爽やかさを残した暑さでは無く、
夏本番のたまらない暑さになります。
 
節電の夏に備えて
体調を崩さないように
暑さにも少しずつ
体を慣らすようにしていきましょう。
 








120622_1

朝の大淀河畔

気持ち良い青空の下を
茶色く濁った大淀川が
いつもよりも
勢いよく流れていました。










120622_2

6月21日までの
日照時間の統計
(気象庁HPより)










120622_3

6月21日までの
降水量の統計
(気象庁HPより)


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