ほぼ梅雨に入った状態

ノダっち

12年5月30日(水) 17:09


梅雨入りの発表はまだありません。
 
きょう気象台が11時に発表した
週間予報では、
あさってに晴れマークも出ました。
これを
「きょうは梅雨入りを発表しません」
という気象台の無言のメッセージ
ノダは受け取ています。
また、あすの午後にも
晴れ間が出る時間がありそう
です。
 
ただ、きょうの県内は
所々で日が差したものの、
雲が広がりやすくなっていて、
午後は所々に雨雲がかかりました。
北部山沿いでは
一部で雷を伴うほど
発達した雨雲もあります。
 
また、あすにかけて、
九州の南には梅雨前線が延びてきて、
前線に近い県南部を中心に
前線の影響を少し受けそうです。
予報機関によっては雨マークもついていて、
広い範囲での大きな崩れではないにしても、
あすも日中にの降る所もあるでしょう。
ご覧になった予報に雨マークが無くても、
念のため傘を持ってお出かけください。
洗濯物は安心して干せません。
 
あすの午後(特に夕方以降)には
晴れ間があるかもしれませんが、
あさっての晴れ間は
午後の資料を見る限り、
何だか怪しい雰囲気です。
 
てことで、ノダは
もうすでにほぼ梅雨に入った
という状態
と思っています。
このムシムシした空気に
梅雨を感じている方も
いらっしゃるかと思います。
 
ノダの梅雨に対するスタンスは
ここでは何度か書いてきましたが、
ノダは
梅雨とは一つの季節と思っています。
 
秋の始まりも
冬の終わりも
気象台は教えてくれません。
 
私たちそれぞれが
空気とか空とか花とか色とか臭いとか、
五感を使っていろんなもので
それを感じられているでしょう。
 
私は、梅雨もそれで良いと思います。
もっとみんなで感じて欲しいです。
 
でも、梅雨という季節の出入り口だけ
気象台が教えてくれます。
こうして教えてくれることに、
慣れてしまっていませんでしょうか?
 
もちろん、
気象台が教えてくれることには
意味もあると思っています。
 
梅雨入りは
「さぁ、雨の季節の始まりだ!
 防災意識を高めよう!」

という意味です。
 
と、ノダが感じているという意味で
ホントにそんなことを
思われているかどうかは分かりませんが、
そう言った意味では、
まだきょう5月30日は
その段階ではないでしょう。
 
気象台としては、
広い範囲で雨が降ったり
曇りや雨が
ある程度の確度で続く予報にらないと
梅雨入りしたとは
言いにくい気持ちも分かります・・・
 
 
気象台からの発表の情報に耳を貸しつつ、
みんなで感じて、
自らが防災の意識を高められるようになる
と、
私たちの防災は
もう一つ高いレベルに行ける
のでしょう。
 
普段は自然と接していなくて
なかなか季節の変化が感じられない方も
この時期に
防災という観点も含めてみることで
少し季節の変化を
感じてみるきっかけになればいいなとも思います。
 
 
なお、
コンピューターの計算結果によって
梅雨前線の位置の予想が
ちょっとずれるだけで、
予報が変わりやすい状況です。
 
また、来週の予報は
きのう紹介した怪しい雲の動向によっても
前線の位置が変わってくるでしょう。
 
引き続き、
新しい予報の確認もぜひお願いします。
 









120530

お昼ごろの
宮崎市上空

高層雲による
のっぺりくもりで、
太陽が
霞んで見えていました。




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