あすはチャンス!

ノダっち

12年9月12日(水) 17:25


スッキリしません。
   
日射しは出ていますが、
所々で雨雲が沸いて、
雲も多めの空です。
   
昨日お伝えしたとおり、
南北の高気圧に挟まれた気圧の谷で、
雲が出来やすい空気も
残っているためでしょう。
   
ただ、雨雲の規模は
きのうより小さくなってきています。
   
あすは、九州付近で高気圧が強まって
雨雲が発生しにくくなりそうです。
   
朝から青空が広がって、
午後のにわか雨も
北部山沿いの一部に限られるでしょう。
広い範囲で洗濯日和になりそうです。
   
その分、暑さが強まりますので、
体調を崩さないようにお気をつけ下さい。
   
あさっても午前を中心に晴れて、
午後になると、
次第に南から雲が多くなって来るでしょう。
   
土曜日には早くも雨マークがついたものの、
べったりとした雲から降る雨では無く、
この夏、何度もあったタイプの
降り方
になりそうな資料です。
晴れ間があっても油断は出来なくなります。
   
土曜日の時点では
まだ台風の影響というのは無理があるものの、
台風16号の予想は、
まとまるのも早ければ、
北上も早い予想になってきました。
   
現状の台風16号は、
きのうの予想よりも
少し西より
を進んでいます。
きょうに入っても、
15時現在の位置は、
けさ9時の予想でのもっとも西よりです。
台風の北にある太平洋高気圧がまだ強く、
高気圧の南を吹いている東風が
西に動かしているのでしょう。
   
このまま西よりを進んでくれた方が、
県内にとっては影響が小さくなります。
   
ただ、
きょう午後の気象庁発表では、
日曜日の午前中には
沖縄付近を通過して、
日曜日の午後から月曜日は
東シナ海を北上する予想
です。
   
県内は、沖縄を通過する頃から
通り雨が頻繁になって
強まりやすくなるでしょう。
中心が沖縄付近にある段階では
沿岸部を中心に
晴れ間もでる傾向があるものの、
沿岸から少し内陸には行った所は、
雨雲がかかりやすい状態が
続きはじめるかもしれません。
   
東シナ海に入ってからのコースは、
おおむね一つ前の
15号に似ている進路

気象庁予報の中心です。
   
16号の強さは、
沖縄を通過する前の予想が955hPaと
沖縄での実測が930hPaくらいだった
15号ほどの強さが無く、
大きさも
15号ほどにはならない見込みですが、
15号の時よりも少し九州に近い予想です。
   
ということで、
おおむね15号の時の雨の降り方、
風の吹き方が参考になるでしょう。
   
ただし、海外の資料では
今回の16号も
もっと九州に近づけている物もあり、
その場合は
もっと影響が大きくなる可能性があります。
   
いずれにしても、
東シナ海を北上すれば、
県内で雨が強まりやすいコースです。
   
また、沖縄付近で速度を落として
もっと北東に向きを変えるような
アメリカ系の資料もあって、
九州に上陸する可能性が0ではありません。
一方、逆にヨーロッパ気象機関の資料は
15号と同じくらいの外よりに予想しています。
   
まだ16号のタイミングもコースも
今後変わると思っておいた方が良い
でしょう。
   
今後の新しい情報の確認をお願いします。
   
大雨への身近で出来る対策、
水はけを良くするための
溝や雨樋の掃除などは、
あす、あさっての晴れ間を利用して
済ませておきましょう。
洗濯と共に、
大雨災害予防策もチャンスです。
   








120912_1

正午の衛星可視画像
(気象庁HPより)

台風16号は
可視画像で観ると
中心の目もハッキリしてきて
発達してきています。

一方、台風の北側には
晴れの区域が広がっていて
太平洋高気圧の存在が伺えます。










120912_2

午後4時頃の
MRTから南西の空

黒い雲も観られて
不安定でした。
この後、
宮崎市の南部では
局地的に
雷雲が発達しています。


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