ノダっち
洗濯チャンス!?
12年8月29日(水) 17:01
天気の話なノダ
朝は、意外と晴れてるなぁ、
と思われた方も多かったでしょうか。
ちょっと晴れ間にウキウキされたり。
ノダ自身、下方修正したのを
ちょっと悔やむくらいの青空を
起きたばかりの窓から見ました。
ただ、その後、
パソコンを起ち上げて見た資料は
午後の雨雲の発達しやすさを示していて
その通りになっています。
午前中は、
平野部を中心に日差しがあったものの、
山沿いはほとんど晴れ間もなく、
午後は、
県内の所々を活発な雨雲が通過中です。
予想通りに
下層の太平洋高気圧がまだ弱くて
湿った空気の流れ込みと
昼間の気温上昇で
雨雲が沸気上がりやすくなっています。
午後4時半現在、
県の雨量計では
延岡市北方町の一部で
1時間60ミリ以上の
非常に激しい雨も観測しました。
引き続き、北部を中心に
地面がたっぷりと水を含んでいて
そこに雨が降ってきていますので、
土砂災害に注意が必要です。
ただ、今夜以降は、
次第に下層の高気圧も強まってきます。
東シナ海を北上する
台風14号が吸い上げた空気が
下降するエリアにも入ってくるため、
今夜から雨雲も弱まって
次第に晴れてくる所もあるでしょう。
あすは、晴れる所が多くなります。
日中のにわか雨も
狭い範囲に限られるでしょう。
きょうの資料だと、
特に平野部は、降られたら
運が悪かったというレベルかとも思います。
比較的、洗濯物も干しやすいでしょう。
一番にわか雨の可能性が高いのは、
南部山沿いになります。
また、山沿い中心に夕立雲がわく可能性も
局地的にあるため、
乾いたものから早めに取り込んでおくと
より安心でしょう。
また、
台風が朝鮮半島付近に進みそうな夜には、
台風の南にぶら下がっているような雲が
九州付近にかかって来る予想です。
この雲がかかると、
山沿いを中心に雨が降る可能性が
高くなります。
日差しが増える分、
暑さも強まりそうです。
日中の海風にもなりにくいと、
平野部でも残暑が厳しいでしょう。
いったん、涼しくなった後ですので、
体調を崩さないようにお気をつけ下さい。
湿度も高めの予想で、
熱中症には引き続き要注意です。
9月も近い時期ですが、
油断しないようにお願いします。
近くの、お年寄りなどにも
声をかけてあげて下さい。
一部では
もう夏休みが終わったようですが、
夏休み終盤の子供の熱中症対策も
気を配って上げましょう。
あさっても、
あすの夜以降にかかってきそうな、
台風の南にぶら下がっている
雲や湿った空気で
不安定になる可能性があります。
九州の西側を中心に
雲が発達しやすい風になるため
県内は、山沿いを中心にかかりやすく、
弱まりながら流れ込んで来そうです。
また、あすの資料で見てみます。
週末以降は、
日本の南を西に進んでくる
寒冷渦の影響次第です。
きょうの週間予報では、
曇りマーク主体の中の晴れマークと、
きのうと逆転した日が増えました。
まだ寒冷渦の影響が読みにくいため、
こちらも、今後の見解を確認して下さい。
なお、海外の資料では
来週の後半に
県内が夏空になりやすく
暑くなりやすい形の
太平洋高気圧の予想が見えます。
やっぱり残暑が厳しい日もありそうです。
気象予報士の日
12年8月28日(火) 17:00
天気の話なノダ
って、知ってました?
ノダは、実は知りませんでした^o^;
って書いて、この日記を見直したら、
2009年の日記で書いてて、
この日、ムーキンに言われてはじめて知ったようです。
そして、また忘れてました^o^;アセ
第一回の気象予報士試験が行われた日で
気象予報士の日と言うことだそうです。
だからといって、
父の日のように
お祝いがあるわけでも無いですが^o^;
午前中のMRTラジオバリッと朝の中で、
アッパレ出演の合間に
スクーピーの川越チャンがノダを
インタビューしてくれました♪
予報士になるきっかけや
予報士としての目標の話などを
聞いていただきましたが、
初心を思い出す
きっかけにもなったかもしれません。
気象予報士として最大の目標は
予報をキッチリ当てるのももちろんですが、
その先にあるのは、
災害犠牲者ゼロの世の中です。
防災時にいかに被害が小さくできるか、
ということには
常に頭を悩ませています。
きのうからきょうにかけての
雨の降り方は、
昨日も書いたとおり、
局地的に危険な状態です。
きちんと、
危機感が伝えられていたでしょうか。
きょうは
昨日と違って
台風が北上したために
早い時間から
雲の流れる向きが
南→北向きになりました。
このため、昨日のように
沿岸から
少し内陸に入った地域だけではなく、
南北部連なる雨雲が流れ込んだ所で
強い雨が続きやすくなっています。
午後には、アメダスで
時間雨量30ミリを超える雨も
北部の所々で観測した他、
県の雨量計では、
時間60ミリ以上の雨も記録しました。
昨日までの雨にこの雨が加わったため
土壌雨量指数は高い状態で
局地的に
土砂災害の危険度が高くなっています。
延岡市には、
土砂災害警戒情報も出されました。
(最新の警報はここ(気象庁HP)で確認を!)
土曜日夜からきょう午後3時までの
総雨量は、神門で488ミリ、
日之影で310.5ミリに等に達し、
これに、
先週の断続的な雨も合わせて、
局地的には700ミリ以上の雨が
降ったのと同じような
地盤の緩さになっています。
きのうの予想よりも
午後も雨雲がかかりやすくて、
影響が長引きました。
南西の風に変わってきて
雨雲が弱まるだろうという予想でしたが、
南西と言うよりはほぼ南風で
東シナ海から
朝鮮半島に進んだ台風の事例として
今後の知見に行かしたいと思います。
あすには、九州上空の上層で
太平洋高気圧が強まって来ますが、
下層ではまだ高気圧の縁という状態で、
南から
湿った空気が流れ込みやすくなりそうです。
きのうの予想では、
もう少し回復するイメージでしたが、
下方修正します。
上空で高気圧が強まる分、
きょうほど発達しにくいかもしれませんが、
雲はかかりやすく
日差しは覗く程度で
所どこに雨雲がかかって
不安定な状況は続くでしょう。
北部を中心に雲の間から日が差しても、
油断出来ない空で
急な強い雨にはお気をつけ下さい。
南からの風で
南部の山でまず雨雲が出来るため、
どちらかというと
あすは南部の方が
分厚い雲が多いかもしれません。
一方、台湾付近でウロウロしていた
台風14号は、
きょう先島諸島を通過して、
東シナ海を北上する予想になりました。
しかも、15号の後を追うように
あさってにかけて
朝鮮半島付近に進みそうです。
14号は
15号に比べるとコンパクトなので、
同じ辺りを北上しても
15号ほどの影響はありません。
ただ、太平洋高気圧が弱いと、
若干、周辺の
湿った空気の影響を受けるかもしれません。
今のところ、あさってには
下層でも県内が高気圧の影響下に入り、
雨雲は
あすよりさらに発達しにくくなりそうです。
晴れ間も多くなるでしょう。
また、あすの資料で
最新情報をお伝えしますので、
ご確認下さい。
なお、週末から来週にかけては、
日本の南海上を
また寒冷渦が東から西に進んで来そうです。
この影響が出ると
またまた不安定になるかもしれません。
金曜日にお伝えした
「高温に関する早期警戒情報」も、
きょう「なし」と発表され、
解除されました。
ただ、寒冷渦の動きは
ハッキリしな予想もありますので、
このあたりも、
今後の資料で検討していきます。
きょうの段階では、
晴れマークが並んでいる週間予報の
日曜日以降の部分に関して
信じ込みすぎないようにしてください、
気をつけておきましょう、
とお伝えしておきます。
おそらく、予報が変わる可能性が高い時に
変わるかもしれないとお伝えしている
希な気象予報士と自負している
ノダでした^o^;
910!?
12年8月27日(月) 17:04
天気の話なノダ
台風15号は東シナ海を北上中です。
金曜日の日記で
まだまだ発達するだろうって書いたけど、
さすがに
中心気圧が910hPaまで下がるのは
予想以上でした。
ただ、実際にホントにそこまで
気圧が下がっていたかはビミョウです。
きのうの沖縄本島通過時に
レーダーエコーでの台風中心が
名護市付近を通った時に
名護で実際に観測された気圧が
935hPaくらいありました。
海上にある台風の中心気圧は、
観測点が少ないため、
簡単には知ることが出来ません。
飛行機や船で台風中心に入っていって
気圧を測るのもかなり危険です。
そこで、現在は、
ドボラック法という
衛星画像の雲のパターンから
気圧を推定する手法がとられています。
つまり、海上での台風の中心気圧は
実測ではありませんので、
どうしても誤差が含まれてしまうのです。
しかし、中心気圧が935hPaでも
十分な強さを持っていて、
広範囲で強い風も吹かせている
危険な台風に変わりありません。
その証拠に、沖縄付近に台風があって
およそ700キロも離れているのに
この週末の県内沿岸の海は大荒れで、
昨日から風も強まっていましたね。
土曜日は予想通りに高気圧が強まって
晴れ間が多くなりましたが、
日曜日は、晴れ間が徐々に少なくなって
断続的に雨雲も流れ込んで
そのたびに突風を感じられた方も
多いと思います。
とくに、以前にも書いた通り
この東から雨雲が流れ込むパターンだと
沿岸部から少し内陸に入った地域で
総雨量が多くなるのが特徴です。
この地域は、
晴れ間が時々あった沿岸部と違い、
きのうから
ほとんど晴れ間が無かったでしょう。
きょうも沿岸部は雨雲の切れ間が
比較的多くなっていますが、
山沿いでは雨雲がかかり続けています。
土曜日夜から
きょう午後3時までの総雨量は、
美郷町神門で322.5ミリ、
えびの高原で205.0ミリ、
日之影で177.0ミリ、
西米良で150.0ミリ、
椎葉で147.0ミリなどと
北部を山沿いを中心に多くなってきました。
神門は、昨日からズッと
10ミリ前後の雨が降っていて、
きょうの日中からは
15ミリから20ミリ前後の
雨が続いています。
1時間30ミリとか60ミリという
インパクトのある数字がなくても
この10ミリ20ミリの雨が
ずっと続いて総雨量が多くなるのも
けっこう危険です。
神門の24時間雨量は270ミリと
災害が起きても不思議ではない
数字になってきました。
ジワジワと危険度が上がるので、
インパクトのある雨が降らないために
油断が生まれる不安もあります。
しかも、今回は、
先週断続的に降った雨も
これらの地域で徐々に
地面の中に雨をためてきていました。
このため、
土の中に残っていると推定される
雨の量をあらわす
土壌雨量指数が高くなっていて、
土砂災害に警戒を呼びかけるための
大雨警報が出た所もあります。
最新の注意報・警報は
気象庁HPの注警報ページで
各市町村の詳細もご確認下さい。
また、強風域が狭くなったため、
県内は
昨日の午後にいったん強風域に入った後、
きょうは昼過ぎまで入っていませんでした。
ただ、午後3時45分の発表で
再び直径600キロに広がって、
県内の広い範囲が一気に強風域に入っています。
なんだそりゃ。と言いたい気持ちも半分ですが、
進行方向右側は風が強まりやすいので、
いずれにしても、
強い風には引き続き注意しましょう。
台風15号は、
あすになると東シナ海北部から
朝鮮半島西海上、朝鮮半島付近と北上し、
県内から次第に離れる動きになります。
台風に流れ込む湿った空気が
明日いっぱい流れ込みやすいため
スッキリとした回復は無いものの、
台風の影響は
徐々に弱まっていきそうです。
午前を中心にまだ
月曜午前レベルの雨が続く可能性があり、
とくに、
既に総雨量が多くなってきている地域は
土砂災害など発生に注意警戒が必要でしょう。
雲が流れ込む向きが
次第に南東から北西向きになるため、
県北の山沿いほど雨雲がかかりやすくなりそうです。
警報発表状況に気を配りながら、
近くの崖で異変にも
注意しておく必要があります。
午後になると、
だいぶ雨の範囲が狭くなってくる予想です。
晴れ間の出る所もあるでしょう。
あさってになると、
だいぶ太平洋高気圧が強まって来ます。
先週も書いたように
太平洋高気圧の軸が南下して来て
週の後半は
夏休みの最後を惜しむように
夏空になりそうです。
ただ、その分、
暑さのぶり返しがあります。
きょう、あすと、
いったん30度を下回る所も
多い状態からのぶり返しですので、
体調管理には注意しましょう。
なお、
15号の後を追うように
東シナ海を北上するかもと書いた
台風14号は弱まった状態で
上陸するか大陸よりを北上して
ほとんど影響は無さそうです。
きょう正午の衛星可視画像 (気象庁HPより) きのうの沖縄通過後から 徐々に中心気圧を落として、 きょうの午前中には 950hPaとなり、 「強い」台風まで カテゴリーも落としました。 台風の雲の形も、 崩れてきています。 周辺陸地の影響も 受けたのでしょう。 |
台風15号余波の週末
12年8月24日(金) 18:10
天気の話なノダ
きのうのタイトルは
どう読まれましたか?
しょしょざんしょ。
最初は、処暑の日も残暑、
そして処暑の後の残暑アリってことで、
字面が面白くて
処暑残暑って書いてたんですが、
よく意味が分からないな、
と思って
あえてひらがなにしてみました。
そうすると、
スネ夫くんのママの話し方みたいで
面白かったので・・・
というか、
そんなどーでもいいこと
気にされたこと無かったでしょうか?(笑)
一応、それなりに、
タイトルにも魂込めてます(笑)
予想通り、
今日は昨日よりも雨が減って
日差しが多くなりました。
比較的、
洗濯物もよく乾いた所が多いでしょう。
気温自体は、
きのうよりも若干高めの所が多い、
という程度に留まっています。
ただ、相変わらず、
狭い範囲ですが、
通り雨の雲もかかりました。
なお、今夜は伝統的七夕です。
伝統的七夕は、
旧暦の七夕に相当するもので、
国立天文台が発表しています。
今年は7月7日にも星空が見えたため
今夜のありがたみが減ってしまいましたが、
7月7日に見逃した方は、
今夜の星空に
願いを込めてみてはいかがでしょうか。
この週末の天気は
台風15号による間接的な影響が
出てきそうです。
台風15号は、
大型で強い台風に発達していて、
今後、さらに発達しながら
日曜日にかけて
沖縄付近に近づく予想になっています。
前にも書いたことがありますが、
台風圏のすぐ外は
下降気流が強まって乾燥した空気もあるため
比較的天気が安定しやすいエリアです。
まず、あす土曜日は、県内が
この比較的安定しやすいエリアに入ります。
きょうと同じくらいの天気でしょう。
朝夕を中心に
所々での通り雨の可能性もあるものの、
日中は晴れる所が多くなりそうです。
洗濯物も、乾かせる所が多いと思います。
海にも行きたくなる天気ですが、
うねりが高くなって
時化も予想されていますので、
海水浴場は閉鎖の所が多いでしょう。
釣りなども無理をしないようにして下さい。
ぜひ、MRT感謝祭へどうぞ♪
日曜日は、
台風が沖縄本島付近に近づく頃になると、
安定エリアを外れて
台風圏に入って来ます。
次第に南部から
台風周辺の湿った空気が
流れ込んで来るでしょう。
日曜日も
午前や北部を中心に晴れ間があっても、
通り雨の起きやすさが
時間と共に強まってきそうです。
傘を持ってお出かけ下さい。
また、洗濯物を干したままのお出かけは
しにくいでしょう。
川沿いでも急な増水に注意が必要になります。
以上の県内の天気は、
台風15号の金曜日15時現在の予想中心、
昼過ぎから夕方に
沖縄本島のすぐ南を通過するというコースで
想定しました。
もしも、実際には
もっと南を通れば
影響は小さくなったり
影響が出るのが遅れますが、
逆に、
沖縄本島より北を通れば
より影響が大きくて
県内でも
より広い範囲に雨雲がかかりやすくなり、
強風域がかかるかもしれないくらいの
ブレの幅を想定しておいて下さい。
新しい進路予想などを確認して、
上記のブレに
当てはめていただければと思います。
沖縄付近を通過した後の台風15号は、
来週の火曜日にかけて
東シナ海の真ん中からやや大陸よりを
北上する見込みです。
このため、県内は
来週の前半まで
台風に流れ込む湿った空気の通り道で
雨が降ったり止んだりの天気になりそうです。
なお、14号が台湾付近でウロウロした後、
15号の後を追うように
東シナ海を北上するという予想も
海外の資料の中に見えます。
大きな影響はないでしょうが、
14号もまったく無視せずに、
念のため、気をつけておきましょう。
・気象庁HPの台風情報
来週後半も
湿った空気の影響は受けやすいしょうが、
だんだんと影響が小さくなりそうです。
また、鹿児島地方気象台は、
29日以降の一週間の気温が
高くなる可能性があるとして、
高温に関する異常天候早期警戒情報を出しました。
この期間にズッと暑いわけではなくて、
どこかで
ガツンと暑くなるイメージを持っています。
一ヶ月予報の資料を見ると、
来月に入って最初の一週間は
太平洋高気圧が平年より強く、
しかも今よりも南に下がってくるため
昨日も書いたように
9月に入って安定感のある夏空になり、
残暑が強まるかもしれません。
県内の場合は8月の暑さが
本州に比べて大したこと無かったものの、
9月に入ってから
逆に油断せず
暑さへの心構えをしておきましょう。
なかなかすんなりと処暑してはくれません。
処暑後の残暑、処暑残暑が強まりそうです。
しょしょざんしょ
12年8月23日(木) 17:17
天気の話なノダ
甲子園の決勝が終わりました。
春夏連覇の大阪桐蔭は
ホントに強かったです。
野球は、絶対的に強い所が
絶対に勝つとは限らない所に
おもしろさもありますが、
そんなものも、吹き飛ばす強さでした。
来年こそは、宮崎の高校が
この優勝旗を勝ち取って欲しいと
心から願っています。
甲子園が終わると、
あぁ、今年も夏が終わるなぁと
毎年のように寂しさがつのるノダです。
そして、きょうはちょうど
暑さが収まってくる頃という意味の
二十四節気の一つ処暑(しょしょ)でした。
たしかに、宮崎県内は
ここ数日、この不安定な天気のおかげで
気温が30度を下回ったり、
35度なんてほど遠い最高気温になっていて、
蒸し暑さの中にも、
ちょっとしのぎやすい暑さでしょうか。
きょうの最高気温も30度前後でした。
平年並みか
平年より少し低めになっています。
ただ、全国的には、処暑だけど
まだまだ暑いなんて話になってそうです。
何度も言ってますが、
気圧配置は
太平洋高気圧が本州付近に張り出していて、
まだまだ真夏が続いています。
宮崎は、
その高気圧の南側で亜熱帯的な天候になり、
東からの湿った空気が流れ込んで
断続的に雨雲がかかっている影響で
気温が上がっていないだけです。
きょうも不安定な天気で、
あすにかけても安定はしませんが、
きょうよりも
あすは通り雨が減ると思います。
その分、日差しが増えて
きょうよりも暑さの強まる所もあるでしょう。
あさって土曜日も、比較的晴れ間が多い中での
不安定な天気になりそうです。
処暑を迎えましたが、
暑さ寒さも彼岸までなんてことも言います。
まだまだ残暑を感じる日が多いでしょう。
きょう発表された秋の天候を予想した
3ヶ月予報では、
来月の気温が
平年並みか平年より高い予想で、
残暑が予想されました。
平年より
南の太平洋高気圧が強い予想になっているためで、
今よりも太平洋高気圧が南下する分、
9月の方が
天気が安定する日も出てくるかもしれません。
ただし、この太平洋高気圧が強いのは、
フィリピンの東海上での
対流活動が強い予想になっているためです。
これはこの海域で
雲が出来やすいことを意味していて、
それはつまり
台風の発生に繋がる恐れがあることになります。
台風は太平洋高気圧の縁を進むのは
もうご存じの方が多いでしょう。
太平洋高気圧が十分に強い夏は
太平洋高気圧の南を進んで
大陸まで突き抜けるものの、
太平洋高気圧が少し弱まってきた9月には
北東に転向する動きになることが多くなります。
太平洋高気圧が弱い年は、
日本の南で早めに北東に向きを変えて
南海上を北東に進むため
影響の小さい台風が多いのですが、
平年より南で太平洋高気圧が強い分、
東シナ海などで
大回りの方向転換をする可能性があり、
より動きに注意が必要になるでしょう。
(15号は、
早くも突き抜けない予想になってきました。)
なお、エルニーニョ現象について
何度か書いてきましたが、
来月までは、
エルニーニョ現象の影響が弱い予想になっています。
エルニーニョと、
フィリピン東での対流活動、
太平洋高気圧の関係については
この日記の画像欄で
詳しく解説していますので、
興味のある方はご覧下さい。
一方、10月になると
エルニーニョ現象の影響が出てきて、
気温がやや低温傾向に予想されました。
ただ、顕著なものでは無いようです。
もともと、エルニーニョと
九州南部の天気傾向も
ハッキリとしません。
10月は、周期的に天気が変わる中で、
秋が感じられる日が増えるでしょう。
エルニーニョというと、
冬の暖冬傾向というのも有名なのですが、
11月は、その傾向が出てきそうです。
北からの寒気よりも
南からの暖かい空気の影響を受けやすく、
やや高温傾向の予想になっています。
秋の深まりが遅れそうですし、
11月らしい安定した天気の日が
少なくなるかもしれません。
11月は
プロ野球のキャンプシーズンなので
これはちょっと困ります・・・、
10月以降の台風発生を左右する
フィリピン東での対流活動は、
10月まで強い予想ですが、
11月になると
そちらは収まってくる予想です。
なお、現在ある台風14号は、
県内にこの後ほとんど影響ないと思われます。
一方、台風15号は
日曜日に沖縄本島に近づく予想で、
県内に外側を回る湿った空気が流れ込んで
県内でも
再び雨が降りやすくなりそうです。
土曜日の午後から
湿った空気の影響が強まる可能性もあります。
また、海にはうねりが入って
すでに波が高くなってきています。
あす、あさってと
海に行きたい暑さの所もありそうですが、
波が高くなりそうですので、
波打ち際に行くのは慎重な判断が必要です。
あさってには時化そうですので、
海水浴場は遊泳禁止の所も増えるでしょう。
海釣りやサーフィンなども
くれぐれも無理をしないようにして下さい。
沖縄を通過した後、
15号は東シナ海の大陸よりを北上する予想で、
県内は、来週前半にかけて
台風に伴う
湿った空気の影響を受けやすい状態が続きます。
今後の新しい予報をご確認下さい。
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