困った時の曇りマークに困った

ノダっち

12年4月25日(水) 16:54


昼前から
徐々に雨雲がかかってきて、
昼過ぎには県内の広い範囲で
雨になってきています。
 
午前中は薄日も差して、
少しムシムシした感じがあったものの、
雨が降り出してからは
20度を下回って
少しヒンヤリと感じられたでしょうか。
 
きのうの日記でお知らせしたとおり
前倒しでやってきました。
 
今夜は激しい雨の恐れがあって、
風も強まって
再びプチ嵐状態になりそうです。
活溌な雨雲の下では
落雷や突風を伴う恐れもありますので
ご注意下さい。
 
ただ、
今回はピークも短いと見ています。
 
あすの朝までには雨が止んで、
あすの昼間は
天気が回復に向かう
でしょう。
 
少し雲も残りそうですが、
午後を中心に
日差しも十分に出てきそうです。
 
ただ、これも昨日書きましたが、
またしてもこの雨を連れてきた前線は
大陸からのありがたくない使者も
一緒に連れてきています。
再び黄砂の可能性有りです。
 
今回も大きな影響が出るほどの
予想になっていませんが、
敏感な方は
念のためお気をつけ下さい。
 
ということで、雨上がりも
スッキリとした青い空では無さそうです。
 
一方、気温は
日差しが戻ってくる分、
再び上がってくるでしょう。
 
あさって金曜日から土曜日にかけても
上空の薄い雲がかかりやすいですが、
昼間は日差しもたっぷりで
大きな崩れはないと思います。
暑いくらいになる所もあるでしょう。
薄着でお出かけ出来ます。

一方、29日の日曜日からは
高気圧が弱まって
雲がかかりやすくなりそう
です。
 
きのう
変わる可能性有りとお知らせしたとおり、
気象台の11時発表の週間予報も
日曜日から
曇りマークに変わりました。
 
29日、30日共に
困った時の曇りマーク
という雰囲気です。
予報精度もCとなっています。
 
どうも、29日頃から
沖縄付近に梅雨前線が延びてきそう
なのです。
ここで沖縄が梅雨入りとなるか、
次のタイミングに
見送りになるかはわかりませんが、
沖縄付近は
早くも梅雨入り目前の時期になっています。
 
この沖縄付近に伸びてくる
梅雨前線のあおりを
九州南部がうける時期

近づいてきたというわけです。
 
前線が少し北に上がると、
前線本体がかからなくても
雲が広がりやすくなったり
弱い雨が降ったりすることがあります。
 
困った時の曇りマークの予報ですが、
とくに週間予報の後半のように
先の現象を予想するには
この梅雨前線の挙動と周辺に及ぼす影響は
実際になかなか予想が困難
です。
 
ということで、
ノダが頻繁に「新しい予報の確認を!」
と呼びかける時期にもなってきました。
 
とりあえず、
梅雨前線が沖縄付近に延びそうなのが
29日頃からで、
1日頃からは九州付近にも北上傾向です。
 
29日と30日は、
前線の活動がどの程度活発か
どの程度北上するかによって
薄雲がかかるていどか、
あるいは雨雲もかかるのかの
違いが出てきます。
あす、あさってと
新しい予報をご確認下さい。
 
3日以降は
どのタイミングで前線が南下して離れるか、
つまり高気圧が九州付近に張り出すか、
で回復のタイミングが変わる事になります。
 
あすのMRTニュースNextでは
GW期間中の10日間予報をお伝え出来るかと
思っていますので、
ご参考に是非ご覧下さい。
 
 
なお、来月以降の3ヶ月予報
きょう発表されていますが、
コンピューターの予想が
エルニーニョの予想に関して
信用度が低くなっているようで、
玉虫色の3ヶ月予報になっています。
 
基本は
5月は天気が周期変化で、
6月から7月前半は梅雨になり、
7月後半からは盛夏となる、
例年通りの気候変化が予報されました。
資料を見ても
あまり例年と違う様な
得意な部分はないなぁという印象です。
 
さて、どうなるでしょう。。。








120426_1

11時気象台発表の
週間予報
(気象中HPより)

29日以降の予報精度は
ズラッと「C」が並んでいます。

カープファンとしては
「C」のマークは
好きですが(笑)










120426_2

九州南部の3ヶ月予報
(気象庁HPより)


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