引き続き十分な火災予防を!

ノダっち

25年2月20日(木) 17:22

引き続き空気が乾燥しています。
 
最小湿度の数字的には、
海からの風が吹いたことで
きのうほどではないですが、
きょうも20~30%台まで
各地で下がりました。
 
少なくとも
来週の火曜日くらいまでは
乾燥しやすい状況です。
 
引き続き
十分な火災予防をお願いします!
 
 
一方、東シナ海には
きょうも済州島の南に
カルマン渦が出ています。
 
今日の方がハッキリと
大きな渦ですが、
列が短いです。
 
風の条件などで
色々なパターンで出て面白いので
寒気が噴き出しているときは
注目してみてください。

今年は、カルマン渦が
ウズウズする日も多い冬でした。
 
この寒波も、もう一息です。
 
 
けさは、放射冷却も効いて
きのうの朝よりやや冷えた所が多いですが、
日中は、たっぷりの日差しで
今日も日差しの温かさも感じられたでしょう。
 
きのうよりも風が弱まっています。
 
海からの風が吹き込んだ日中だったので
沿岸部の乾燥具合が
きのうよりは少し弱めでした。
 
 
あすは、九州の南、南西諸島付近を
気圧の谷が通る予想で変化ありません。
 
この気圧の谷の北側の雲が
県内にも
あす朝にかけてかかりそうです。
 
雨雲がかかる可能性は低いですが、
鍋蓋の雲が出るので
あす朝にかけての冷え込みは
今朝よりも弱まる予想になっています。
 
ただ、寒気の強さは
今日とあまり変わらないため、
昼の寒さは同じくらいでしょう。
 
日中には再び雲が少なくなってきて、
強い日差しは戻ってきますが、
日かげでは、
真冬の寒さを感じそうです。
 
土曜日はジワジワと寒気が強まって
日曜日の夜から
月曜日の朝くらいにかけて
寒気の底を迎えそうです。
 
やはり、立春寒波の時よりは
一段階は弱めですが、
月曜日の朝はしっかり冷えるでしょう。
 
また、土曜日や日曜日の昼間も
冷たい風が吹きやすく、
今週の中では
一番寒い昼間になりそうです。
 
 
火曜日の朝にかけても
放射冷却で冷えますが、
火曜日は寒気が抜けていく見込みで、
昼間は
ポカポカ陽気になってくるでしょう。
 
内陸を中心に
朝と昼の寒暖差も大きくなりそうです。
 
水曜日以降は
さらに暖かい空気が流れ込むとともに
天気は下り坂に向かうでしょう。
 
ただ、
来週前半の天気の崩れのタイミングは
まだ資料によってバラついています。
 
様子を見ましょう。
 
 
きょう発表された
一か月予報を見ると、
気温は、
1日からの1週間が
平年より高い予想ですが、
8日からの2週間は
ほぼ平年並みの予想になっています。
 
ただ、予想の資料を見ると
再来週あたりには
寒の戻りがありそうなグラフです。
 
バラつきが大きいため、
平年並み程度に
落ち着く可能性もありますが、
この冬からの傾向を見ると
下側に行く可能性も
十分に考えておきたいと思います。
 
春らしく
寒暖変化が大きくなるかもしれませんので
その点でも、
最新の予想気温に注目していきましょう。
 
また、
きょうのチェックでお伝えしましたが、
来週の気温が上がるタイミングは
花粉の飛散に要注意です。
250220_1
正午の衛星画像
(Weather Modelsから
商用利用の同意を得て転載)

風向きの違いで
一昨日とは違う向きで
列が短いものの、
左右にキレイに
カルマン渦が出ています
250220_2
上空1500m付近の
気温の予想

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