梅の開花が遅れています

ノダっち

12年2月9日(木) 17:17


寒い日が多くて、
梅の開花が遅れているというニュースを
きのうのMRTニュースNext
お伝えしました。
     
高岡の月知梅では
うめ祭りが始まったにも関わらず
まだ全く咲いていないそうです。
    
実は、ちょっと前にも書きましたが、
気象台の梅の標本木も
開花が遅れています。
    
平年の開花が1月22日
寒かった去年も2月5日と遅れたのですが、
今年はそれよりも遅くなっているのです。
今日現在、少し膨らんできているけど
まだかかるだろうということでした。
    
平年よりも遅れたのは
1月の気温が
平年より低かった
のもありますが、
去年も寒い冬で特に1月は
今年以上に寒い日が多かったのを
覚えてらっしゃいますでしょうか?
今年の1月は
去年よりも気温が高かった
ので、
去年よりもさらに
今年の梅の開花が遅くれている理由は
どうやら1月の気温だけでは無さそうです。
    
去年は2月に入ってからは
連日、最高気温が10度を超えて、
寒さが緩んだのに対して、
今年は、2月に入って
2日、3日、そして昨日、きょうと
厳しい寒さになっています。
    
2月上旬の平均気温も、
ここまでは去年より低めです。
    
つぼみが膨らんだ所で
厳しい寒さにさらされた
ため
去年以上に
開花が遅れたのではないでしょうか。
    
週末には平年並みに戻って、
来週前半も寒さが弱そうですので、
そろそろだとは思います。
    
なお、標本木の一番遅い開花記録は
2月14日(1986年)でした。
この歳は1月が去年並みに寒くて
2月に入っても寒い日が多かったようです。
    
    
けさは、恐れたほどの
冷え込みにはなりませんでした。
きのうの日記に書いたジェット巻雲
放射冷却の効果を弱めたためと思われます。
    
それでも、最低気温は
平年より少し低めの気温の所が多く、
昼間も冷たい空気に包まれました。
    
    
風が弱まった分、
きのうより少し寒さがマシには感じますが、
最高気温は、
平年より4度から7度前後低くなっていて、
南部の一部を除いて広い範囲で一桁です。
    
また、空気がカラカラに乾燥して来ていて、
きょうの昼間は
30%前後まで下がりました。
    
火の取り扱いには
くれぐれもお気をつけ下さい。
    
またインフルエンザも
だいぶ流行してきているようです。
低温、乾燥は、
インフルエンザが流行りやすい環境と
言われます。
    
手洗いうがいも励行して、
しっかりと予防を行いましょう。
    
今年のインフルエンザは、
高熱が出ない事もあるようです。
早めの受診で
ウイルスを広めないことも大切でしょう。
    
    
あすは、さらに少しだけ寒気が弱まります。
寒気が弱まる分、
高気圧の南への張り出しも弱まって
きょうよりも雲が出やすくなりそうですが、
平年よりは
まだ強めの寒気が残ってくれますので、
大きな崩れに繋がるような
雲ではない
見込みです。
日中は日射しもあるでしょう。
    
週末も、
きょうの資料では
晴れたり曇ったりくらいで経過しそうで、
まずまずのキャンプ見学日よりなりそうです。
    
月曜日には本格的に雨が降ってきそうなので、
日曜日の後半がどうなるか・・・
またあすの見解もチェックして下さい。
    
    
さて、きょうの昼間は
久しぶりに地震を感じました。
    
けっこう揺れたかな、
と思いましたが、
宮崎市内でも
震度2の所が多かったようです。
    
こんな揺れが
あの大震災の後で
日常的にしょっちゅう起きている
東北や関東の方の気苦労って
いかほどなのでしょう・・・
    
あさってで11ヶ月です。
    
地震の対策は、
室内で突っ張り棒をするなどの事前の対策とか
いざというときにどうするかを
家族で話しておく等の準備をして
減災を心がけることが大切だと思います。
    
皆様も、ただ怖がるだけではなくて、
今日の揺れを
今一度、
身の回りの点検と対策をするきっかけに

していただければと思います。
    
    










120209_1

昼頃の
宮崎市内から南東の空

ジェット巻雲の
名残がありました。

近くを
飛行機も通ったようです。











120209_2

高千穂町荒立神社の
手水舎に
大きなつららがあったと、
延岡支社の
高橋記者が写真を
送ってくれました。

けさの冷え込みだけではなくて
ここ数日の寒さで
大きく成長した物でしょう。











120209_3

こちらは、
県内ではありません。

北海道に旅行に行っている
ノダの両親から届きました。

道路も路肩も全て
真っ白な世界です。
中央分離帯の存在を示す
見慣れない標識もあります。

北海道上空は
1500m付近で-18度以下、
5100m付近で-42度以下と
県内とは
桁違いの寒気が流れ込んでいます。



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