時間旅行は永遠に・・・
12年5月21日(月) 17:25
宮崎の子供達にも
たくさん感動を味わわせたかったし、
歓声もたくさん聞きたかったですね・・
残念でした。
悔しい思いもいっぱいです・・・
金曜日に予想したよりも、
土曜日、日曜日と新しい資料が出るたびに
どんどん見える可能性が低くなっていき、
絶望的な気分になった週末を経て
朝5時過ぎに目を覚まして外を見ると、
やはり、低く垂れ込めた雲から
細かい粒の雨が落ちてきていました。
それでも、宮崎市内は
午前6時過ぎから一旦雨が止んだのが
この気象条件では、
それだけでもキセキだったかもしれません。
おかげで、MRT屋上では
金環日食の時間帯前後に
少し空が薄暗くなったように
感じられたのですが、
みなさんは、いかがだったでしょうか?
朝ズバで中継される
各地の映像をうらやましく見ながら、
もしかしたらと思って
空を見続けましたが、
まったく雲が薄くなりませんでした。
ただ、県内でも
MRT屋上から見えた西の空には
雲の切れ間があって、
そこから差し込んだ日差しで
山が明るくなっていたので、
この山の周辺では
金環日食が見えたはずです。
また、MRTの取材班は
もしかしたらどこかで見られるかも、
しかも、
東から流れ込む低い雨雲を避けるために
日向灘から離れた方が
見える可能性があるということで、
えびの市や高千穂でも
取材体制を組み、
見事にえびのの取材班が
金環日食を
カメラに納めることに成功しています!
ぜひ、OAでご覧下さい!
金曜日にお伝えした予想の内、
低い方の確率の結果になってしまい、
予想が甘かったことも反省です。
好転傾向の予想に
私の感情も絡んで
引っ張られ過ぎたかもしれません。
金曜日に
見えるためのポイントと書いた条件が
全て破られました。
逆に、東からの湿った空気の流れ込みが
強まってしまい、
南の前線もやや北よりになったため、
日曜日から雨が降り出してしまっています。
ただ、金曜日にもお伝えした通り、
雲が多くても
見られた所があったのも事実です。
平野部でも、日南など
金環食時間が過ぎた後で
晴れ間がちらっと覗いて
部分日食が見えた所もありました。
子供頃から楽しみにしていた
時間旅行の終点は雲の向こうで
ノダ的にはすごく残念で無念です。
そんな中で県内で見えた所があったのは
少しだけ救われました。
ず~~っと何年も聞いていた
ドリカムの時間旅行(詳しくはこの日記)も、
ついに過去になる日が来たのも、
何だか寂しいです。
あの歌詞の二人は、
きょうをどこでどう過ごしたのでしょう?
今後、あの曲を聴くと、
きっと何とも言えない
切ない気持ちになるだろうなぁ・・・^o^;
と、いつまでも
イジケていても仕方ないので、
前を向きましょう♪
次に県内で見られる日食は
2016年の3月9日です。
そういえば、3月9日って歌もありますね。
日食とは関係ないけど^o^;
これを含めて、
今後の県内で見られる日食について
まとめて書いておきます。
・2016年3月9日
9時51分~11時42分、
最大で直径比25%、面積比14%隠れる。
・2019年1月6日
8時40分~11時04分
最大で直径比30%、面積比18%隠れる。
・2019年12月26日
14時14分~16時34分
最大で直径比39%、面積比27%隠れる。
・2020年6月21日
16時02分~18時14分
最大で直径比65%、面積比56%隠れる。
いずれも、県内では
欠ける面積が
今回より大幅に小さい部分日食です。
こうしてみると、
2009年と今回の日食が
県内では
一大イベントだったかというのが分かります。
次に国内で金環日食が見られるのは、
2030年6月1日の北海道です。
このときの県内では
最大で直径比63%欠ける部分日食になります。
また、
2035年9月2日の日食も楽しみです。
北陸から北関東を結んだエリアを中心に
皆既日食になります。
この時の県内では、
直径比で82%ほど欠ける部分日食ですが、
思い切って
皆既日食でしか見られないダイヤモンドリングを
見に出かけたいですね。
こうして未来の事を書いていると
次の時間旅行がまた始まりました^o^
こうやって今後も日食があります。
今回、日食グラスを買ったけど
役に立たずにがっかりされている方、
無くさないように
大切にとっておいて下さい。
しかも、
そんなに先の話では無くても
早速、半月後の
来月6日には
太陽の表面を金星が通過する現象を
見る時に役に立つでしょう。
金星は
月よりも遠い所にあるため
見かけの大きさが小さくて、
太陽の表面を小さな点が通過して行く
今回よりは地味な現象ですが、
この現象は、今回を見逃すと
次は105年後までありません。
金環日食は毎年のように
世界のどこかで起きていることを考えると、
実はコチラの方が貴重な現象なんです。
6月6日の
午前7時11分過ぎに
金星が太陽の中に入り始め、
29分前に完全に入ります。
その後、太陽を完全に出るのは
13時47分過ぎです。
小さい点のゆっくりした移動ですが、
日食グラスを使えば、
肉眼でも分かると言うことですので、
ぜひ見てみて下さい。
この他、
肉眼でも見られるような黒点が
急に出来ることもありますので、
夏休みの自由研究などに
使ってみるのも良いかもしれません。
ただし、日食グラスを使っても
長時間にわたって
太陽を見続けないように
注意が必要です。
なお、今回、
地球に影を落とした新月が
地球を半周して満月になる6月4日、
今度は月に地球の影が落ちます。
部分月食です。
宮崎では
月の出が19時08分頃で
この時にはすでに月食が始まっていて、
20時03分頃に
最大38%欠けて見えます。
部分月食が終わるのは、
21時07分頃です。
東の低い空での現象ですので、
月の道が見える様な
沿岸部での観測がキレイでしょう。
ただ、気になるのは、
平年の梅雨入りが
5月31日という点です・・・ボソ
通常なら、
この時期には梅雨のはしりのような
現象が出ていてもいい頃ですが、
今年はまだ明確な物がありません。
南海上の梅雨前線が
なかなか停滞していないためです。
このため、
県内の天気もあすには回復に向かいます。
南部の沿岸では昼頃まで雲の残る他は、
日中、広い範囲で青空が広がるでしょう。
ただ、夕方頃には
大気の状態が不安定になって
山沿いの一部で
にわか雨があるかもしれません。
あさってから金曜日にかけては
晴れ間が広がるものの、
雲も多い予想です。
と、
明日からは太陽が空に戻ってきます。
やっぱり、
なにもきょうのこのピンポイントで
気圧の谷が来なくても良いのに・・・
と言う思いもなくはないですが、
自然はいつも
人間の思い通りにはならない物ですね。
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