ノダっち

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真夏日まであと少し

ノダっち

12年4月24日(火) 17:39

天気の話なノダ


昨日に続いて、
半袖でちょうどいいくらいの陽気です。
   
しかも、南から高気圧に覆われる
気温が上がりやすい気圧配置になった今日は
とくに山沿いで
きのうよりも気温が上がりました。
  
高千穂では29.5度まで上がって、
4月の最高記録を更新して、
今年の県内最高になっています。
その他、都城と西米良が29.3度
加久藤が29.0度と、
あと一歩で
真夏日という気温でした。
いづれも、7月上旬並の暑さです。
初夏を通り越して
梅雨も終盤になった頃の気温に相当しますが、
都城の最小湿度が18%と
湿度が低いので、
梅雨時のような不快感はないでしょう。
  
一方、平野部は、きょうも
昼前から海風が吹いてから、
気温の上昇が鈍くなっています。
  
たっぷりの日差しで
気温が上がった県内ですが、
霞みと薄い雲が
少しは日差しを柔らかくしてくれました。
  
きのうに続いて水平方向の見通しが
10キロ未満まで下がっていて、
野田の鼻はアレルギー症状が出ています。
  
ただ、気象台からは
黄砂を観測したという発表はありません
たしかに、黄砂と言うには
黄色っぽさが足らないでしょうか・・・
  
霞を生んでいる現象としては、
国立環境研究所のホームページに
硫酸塩エアロゾルという
大気汚染物質の飛来が
予測として出ていて、
もしかすると、
この影響かもしれません。
  
過去にもこの予測が濃い時は
霞が酷くなったことがありました。
また、宮崎県による大気汚染観測で、
光化学オキシダントの値が
やや高くなる傾向もあります。
(注意報などが出るレベルにはなっていません。
 こちら
  
まだハッキリと関連などが
分かっている話ではありませんので
あくまでも可能性の段階の話です。
ノダの鼻もただの風邪かもしれません^o^;
  
長期的に
キッチリと調べてみる必要があるでしょう。
  
霞が続いている理由としては、
もう一つ、
上空の風が弱いと言うことがあります。
あまり空気が動かずに
淀んだ状態になっているのです。
  
この淀んだ空気が
あすから少し動いてくれます。
ただし、下り坂です。
  
予測が出るたびに
崩れはじめが早まる傾向になっていて、
午前中の気象台発表の予報は
夜からの雨の予想でしたが、
あす午後には早い段階で
雨が降り出す
かもしれません。
  
その場合、
あすの夜には雨のピークが来て、
局地的に雨脚が強まりそう
です。
雷や突風を伴う可能性もあります。
場所によっては
急に道路が川の様になったり、
傘が役に立たないような
降り方になるかもしれません。
  
あすは忘れずに傘を持って出かけて、
帰りが夜になる方は、
濡れても良い足下で
出かけておくのもオススメ
します。
  
黄砂混じりで、
車などが酷く汚れるかも
しれません。
洗濯物を濡らさないように
くれぐれもお気をつけ下さい。
  
崩れが早くなる分、
あさっての回復も早まりそうです。
朝の通勤通が区時間帯には
回復している可能性が出てきました。
あすの予報でご確認下さい。
  
あす一旦空気が動いて
霞も弱くなると思うのですが、
あす雨を降らせる前線が
また26日に次の黄砂を
上空に運んでくる
予想があります。
  
こちらも今後の情報にご注意下さい。

なお、28日は
昨日までの予想通りに
お出かけ日和で大丈夫そうですが、
29日以降の予想が
やや資料によって意見が分かれています。
30日以降も、
低気圧がどの当たりを通るかによって
雨がかかるか、
あるいは曇り程度かで
違いがありそうです。
  
今後の
新しい予報での確認をお願いします。
    
  
  









120424_1

お昼頃の
大淀川から南西の空

ノダの印象では
昨日よりも
霞んでいたように
感じました。











120424_2

きのうの夕日

OAのスタンバイに
降りた時、
霞んだ空が
フィルターになって
夕日がクッキリと
まん丸に見えました。











120424_3

きょう午後4時までの
最高気温
(気象庁HPより)


  

初夏の陽気を楽しみましょか^o^;

ノダっち

12年4月23日(月) 17:14

天気の話なノダ,シャイニングサンズ


土曜日の夜から
日曜日朝にかけての雨は、
4月として
記録的な大雨になった所もあって、
青島では12時間で
300ミリ近い雨
が降りました。
災害が発生してもおかしくないくらいの
降水量です。
 
また、風も吹き荒れて嵐でしたね。
 
ただ、天気の回復は
金曜日にお知らせした中の、
早いほうの回復パターンで、
朝から止んで来て、
昼前から午後にかけては
日差しも戻ってきたので、
お出かけ出来た方も
多いのでは無いでしょうか。
 
ノダは、暑くなりそうだったので、
海に出かけてみました。
波が高くて
波打ち際には近づけませんでしたが、
少し夏気分を味わってリフレッシュです。
宮崎市では、日曜日に
この夏初めての夏日を観測しました。
 
きょうも晴れて
暑くなっています。
美郷町神門
27度9分まで上がって、
今年の県内最高気温を更新しました。
5月から6月並と
初夏の陽気の所が多くなっています。
もしかしたら、真夏日近い所も?
と注目していたのですが、
そこまでは上がっていません。
 
あすも、引き続き晴れて
昼間は暑いくらいになりそうです。
薄着で過ごせる陽気が続きます。
最高気温は
25度前後まで上がるでしょう。
 
あさっての日中には
雲が多くなってきますので、
大きな洗濯物は、
あさってに回さない方が良さそう
です。
 
ただ、あすにかけては
うっすらと黄砂が飛来する可能性
があります。
アレルギーなどのある方、
敏感な方は、念のためご注意下さい。
 
きょうも景色が霞んでいて
九州北部や中国地方などで
黄砂が観測されていますが、
午後3時現在、宮崎地方気象台から
黄砂が飛んでいるという発表はありません。
 
洗濯物が汚れるような
濃い黄砂ではありませんが、
気になる方や敏感な方は
景色の霞具合にお気をつけの上、
対応をお願いします。
 
今の資料だと、
木曜日の雨はザッと強まりそうですが、
日曜日と同じで明け方までがピークとなり
朝の通勤通学時間帯くらいには
止んで来る所も多くなるかもしれません。
(タイミングは
 まだ変わる可能性があります。)
 
その後、週末は晴れる見込みで、
ゴールデンウィーク前半は
お出かけ日和でスタート
しそうです。
 
なお、
そのゴールデンウィークがはじまる週末は、
サンズが今シーズンの最終節を迎えます。
 
一昨日と昨日は富山での連戦でしたが、
やはり外国人二人という不利な条件のもと、
一勝一敗と検討しました。
 
土曜日は
持ち味のディフェンスが素晴らしくて
相手の攻めを封じ込め、
3Qに一気に29点を取る爆発的な攻撃で
勝利を収めています。
 
ただ、メンバー数が厳しいこともあり
疲れがたまっているのか
シュートが絶不調で、
とくに日曜日は
今シーズン最も酷い状態でした。
とくに頼みの綱ともいえる
現在チーム唯一の2m戦士のルイスが
シュートを全く決められず
苦しかったと思います。
(普通は50%を超える成功率が
 日曜日は12.5%でした。)
 
それでも、日曜日の
4Qの後半には良くなりました。
点差がついた試合でしたが、
最後にいい状態になったのは、
今週末に向けて
希望がもてる終わり方だったと思います。
 
プレーオフの夢はたたれましたが、
8位の大分が1ゲーム差に詰めてきていて、
なんとかこの7位の順位を守って
去年よりも上位で終われるように

県民みんなで後押ししましょう!
ノダは土日とも現地ブースト予定です。
GW前半の予定が決まっていない方、
ぜひ一緒にブーストしましょう!
 
 
GW前半の3連休最終日は
低気圧が通るか、
高気圧に覆われるか、
予想が割れているようです。
 
また、海外の資料などを見ると、
GW後半の終わりの方で
低気圧の影響を受けそうにも見えます。
 
このあたりの傾向は
日々新しい資料でお知らせしていきますので、
新しい情報をチェックして下さい。
 
 








120423_1

お昼頃の
宮崎市から南西の空

ボンヤリしていました。
たしかに、
黄砂と言うには、
黄色さが足らないでしょうか。

上空にはうっすら飛んでいて、
地面付近に
降下してきていないだけの
可能性もあります。










120423_2

お昼頃、
宮崎市役所の温度計は
もう25度を示していて、
これを撮影した直後には
26度まで上がっていました。

ただ、平野部は
海風が吹いて来たため
これ以上上がらず、
内陸の方で
上がりやすくなりました。










120423_3

きのうの白浜海岸。

おそらく
雨が強かった時間に
この小川は
大量の水が流れて、
一気に砂浜を削って
このような状態になった
思われます。

見ている間にも、
ボロボロと崖が
崩れていました。










120423_4

晴れてきたら
暑いくらいでした。

波は高かったですが、
昼間に引き潮になって
洗濯岩での
磯遊びも楽しめました♪


あと一ヶ月、あと一周

ノダっち

12年4月20日(金) 17:16

天気の話なノダ,空を見るノダ


夏の空でした。
 
日差しが出ることもあるとは
OAでお伝えしましたが、
予想以上に青空が多かったです。
 
しかも、日向灘から
点々と小さな雨雲が流れ込んで
所々でパラッと、あるいは
サ~っとにわか雨があったため
夏の太平洋高気圧が
北に偏って張り出して、
太平洋高気圧の南側を流れる湿った空気が
南東から県内に入る時に
似た空模様になっています。
 
この
南東からの湿った空気の流れ込みは、
土曜日から日曜日の午前中にかけて
さらに強まってきそうです。
 
土曜日の午前中までは
止み間も多くて
引き続き晴れ間もあるかもしれませんが、
土曜日の午後は次第に前線が近づいて
きょうよりも
雨雲が発生、発達しやすくなります。
 
さらに、日曜日の午前中には
九州南部付近を
低気圧や前線が通過する予想で、
暖かく湿った空気の流れ込みがピークとなり、
雨や風も強まるでしょう。
 
土曜日の午後から
日曜日の午前中
にかけては、
大雨になったり
荒れ模様になる恐れ
があります。
 
とくに日曜日の午前中は、
局地的に、1時間50ミリ以上の
非常に激しい雨
の恐れ
もあり、
道路が急に川の様になったり、
見通しが悪くなったり、
傘を差しても濡れてしまうような
降り方を一時的にする所も
あるでしょう。
 
気象台17時発表の情報で、
南部では土曜日の夕方以降、
非常に激しい雨の恐れ
が発表されました。
 
道路がくぼんだ所の冠水や、
低い土地の浸水、土砂災害、
河川の増水などに警戒
が必要です。
 
さらに、
激しい雨を降らせる雨雲の下では、
竜巻のような激しい突風
落雷を伴う可能性も
あります。
外出時は
空の様子にも十分にご注意下さい。
いつもと違う様子が見られたら
早めの避難を心がけましょう。
 
また、平均的に風も強まって
海も荒れそうです。
強風や高波に注意して、
土曜日の午後以降、
海には近づかないようにしましょう。
 
ただ、日曜日の午後には
低気圧や前線が東へ抜けて、
天気が回復に向かいます。
 
今の予想では、
前線通過後、
雨上がりと共に急速に回復します。
予想のズレの幅を見ると、
回復のタイミングは、
早ければ昼前、
遅くても夕方
となりそうです。
 
各地でイベントや
お出かけレジャーなどを
計画されているかと思いますが、
とくに日曜日の午前中は
くれぐれも無理の無いようにして下さい。
テントなどは突風で飛ばないように
しっかりと固定するなどの対策も
お願いします。
 
あすも、午後にかけて出かける方は
雨が降り出していなくても、
雨具も準備して
出かけて、
出来れば、
夕方までに用事を済ませておくのを
オススメします。
 
月曜日、火曜日と晴れた後、
水曜日には再び下り坂に向かって
また強めの雨になるかもしれません。
 
その後も、周期的な天気変化が
GW中にかけても続きそうです。
雨の日が
ちょうど平日になる可能性もありますが、
詳しくは来週以降の
週間予報で見ていきましょう。
 
連休後も楽しみなイベントが続きます。
 
恒例のMRT招待高校野球もありますし、
そして、何と言っても
一生に一度の天体イベントも
いよいよあと一ヶ月に迫ってきました。
 
まだ一ヶ月予報の範囲外ですが、
この短い周期変化モードを脱出して、
帯状高気圧で晴天が続くモードへの
変化を期待したいものです。。。
きょう発表の一ヶ月予報では
その変化は読み取れませんでした。
 
いずれにしても、
太陽観察用のメガネなどの
準備は早めにしておきましょう。
 
ノダが調べた範囲では、
ホームセンターや
眼鏡屋さん、ドラッグストア、
書店、文具店などなど
3年前の皆既日食の時よりも
たくさん置いてある所が増えています。
まだ数には余裕のある所が多いようですが、
近づいてくると
品薄になってくるかもしれません。
お早めの準備をオススメします!
 
観測用のメガネなどを使わずに
そのまま太陽を見ることは
絶対にしないで下さい!!!
とくに、朝の通学時間帯での
月食になりますので、
子供達の目が心配
です。
 
保護者の皆様や先生方は、
ぜひとも子供達に
観測用のメガネなどを与えて、
直接太陽を見ないようにという
厳重な指導
をお願いします!
 
 
あすは新月、
つまり
太陽=>月=>地球の順番に並ぶ日です。
これが一直線上にならないため
あすは日食になりませんが、
この月が
あと一周地球をまわった時に
一直線上に並んで太陽を新月が隠します。
 
あと一周です。
ず~~~っと楽しみにしていた事が
もうすぐそこまで迫ってきました。
ワクワクします!!
 
おそらくドリカムさんも
ワクワクされているでしょう。
 
けさのMRTラジオスカッと朝一番で、
天体観測大好き前田さんが
3年前の日記でノダも書いていた
時間旅行をかけてらっしゃいました。
さすがです!
この曲を、これから
あちこちで聞く機会が増える気がします。

 







120420_1

昼頃の宮崎市の空

夏です♪










120420_2

きょうも
2種類の雨雲がありましたが、
東シナ海の雲は
県内に入る前に弱まって
流れ込みませんでした。

一方、日向灘からの
小さな雨雲が
所々にかかったため
にわか雨がありました。


雨雲の交差点

ノダっち

12年4月19日(木) 17:09

天気の話なノダ


レーダーを見ていると
しばしば見ることが出来ますが、
きょうも
動きの違う雨雲がありました。
     
一つは、
西から東へ動く雨雲で、
もう一つは、
南東から北西に動く雨雲です。
   
県内で
2方向からの雨雲が交差しています。
   
でも、これは高さの違う雨雲で、
立体交差です。
   
西から東に向かう雨雲は
上空4000~5000m付近より上にある雨雲で、
その高さの風に流されていて、
南東から北西に向かう雨雲は、
下層の風に流されています。
   
高い方の雲は、
上空の気圧の谷に伴って出来ている雨雲で、
下層の雨雲は、
南東から流れ込んだ湿った空気が
県内の山にぶつかって上昇して
雨雲になった物
でしょう。
   
とくに、上空の雲の本体、
つまり気圧の谷の中心が近づいてきた時に、
下層の雲も発生しやすくなって
昼過ぎから
雨の範囲が広がってきています。
   
ただ、
宮崎市よりも内陸に入って雨雲が発生し、
上空の雨雲も
県北を中心にかかっているため
宮崎市付近はほとんど雨が降っていません。
   
今夜、上空の谷が抜けていけば、
雨の範囲は狭まってくる見込みです。
   
あすも、南東からの
湿った空気が流れ込む状態が続きます。
ただ、
上空の気圧の谷の影響が小さいため
きょうよりは
雨の量も範囲も少なくなりそうです。
   
雲が薄くなる所もあるかもしれませんが、
日が差したりしても
所々でのにわか雨はありますので、
雨宿りで時間がつぶせない方は
傘を持ってのお出かけをオススメします。
また、洗濯物を干したままのお出かけは
あすも心配です。
空模様から目を離せません。
(特に午前中で、
 沿岸より少し内陸の地域)
   
気温はおおむね今日並みの予想です。
   
あさっても
南東からの湿った空気の流れ込みが続き、
さらに西から前線が近づくため
次第に雨の範囲が広がる予想です。
日曜日の日中にかけては
局地的に雨が強まる恐れもあります。
   
きょうの資料では
回復は日曜日の夕方以降です。
数時間の前後はあるかもしれません。
新しい予報の確認もお願いします。
   
   
土日の雨は、
行楽やレジャーにとっては痛手ですね。
   
ただ、この時期の雨は
農作物の成長を助ける雨にもなります。
   
あすは二十四節気の一つ、
穀雨(こくう)という日です。
春雨が降って
穀物を潤す頃
という意味でしょう。
   
まさにピッタリの暦です。
   









120419_1

お昼過ぎのレーダー画像
(気象庁HPより)

白い○で囲った部分の雨雲は
矢印の向きに動きました。
左上に動く雨雲は、
沿岸から少しは言った所で
発生しています。











120419_2

上の画像から
1時間後の雨雲
(気象庁HPより)











120419_3

上空の風の様子
(気象庁HPより)











120419_4

昨日の夕方、
この雲がOAの頃に
残っていれば
夕焼けがキレイだろうなぁ、
と思ったのですが・・・
やはり残りませんでした。

OAでも
夕焼けはご覧頂けたと
思いますが、
西の空に分厚い雲も出て、
夕日も早めに隠れてしまい、
狙ってた雰囲気とは違って
ちょっと残念でした。



春の雹

ノダっち

12年4月18日(水) 17:04

天気の話なノダ


きのうのお天気日記を送信後、
都城市付近に出来ていた雨雲が
かなり発達しました。
     
ニュースNextの
天気コーナーでもお伝えしましたが、
雷や激しい雨と共に、
雹(ひょう)を伴った所もあるようです。
  
雹は、氷の粒なので、
暖かい時期に降るのを不思議に
思われる方も多いと思います。
  
ただ、俳句の世界では
夏の季語になっているくらい、
元々初夏に多い現象です。
  
宮崎県内では、
4月から5月頃に
多いように感じています。
この日記でも、
検索してみると、毎年のように、
4月か5月に取り上げていました。
  
これは、
雹が出来る仕組みに原因があります。
  
雹は、雲の中で作られた氷の粒が
雲の中で次第に成長して
やがて地面に落下してくる物です。
  
以前も説明しましたが、
気象の世界では、
この氷の粒が
5ミリ未満の物をアラレといい、
5ミリ以上になるとと呼びます。
  
雲の中で、氷の粒が
5ミリ以上の大きさに成長するには、
ある程度発達した積乱雲になる
必要がある
のです。
  
県内では4月も中旬になると
夏日がしばしば出るようになって、
地面の気温が上がってくると
軽くなった空気が上昇しやすくなります。
さらに、5月くらいまでは
上空に寒気が入ることもしばしばで、
地面と上空の気温差が大きくなることで、
より上昇気流が強まって、
時おりこうして
雹を伴うくらいに雨雲が発達するのです。
  
ただ、これが真夏になると
気温が高いため
地面に落ちてくる前に氷の粒がとけて、
大粒の雨になってしまいます。
  
一方、気温が低い冬は
雲も低いことが多く、
氷の粒があまり成長しません。
このため氷の粒が落ちてきても
小さなアラレだったりします。
  
時に大きな雹になると
農作物などに被害も出ますが、
そんな
自然の微妙なバランスの産物なのです。
  
なお、
こういった活溌な積乱雲が近づく前には、
それまで暑いくらいだったのに、
急に冷たい風が吹いてきたり
します。
雲から
冷たい空気が吹き出しているためです。
  
雹を伴うような活溌な積乱雲は
竜巻などの
激しい突風も伴うこともありますが、
このような風の変化で
雲の接近を知ることが出来ますので、
避難する際などの参考にしてみて下さい。
  
  
きょうも
やはり午後は大気の状態が不安定になって、
所々に雨雲が出来ました。
特にきょうは、延岡~日向付近で
活溌な雨雲が出来ています。
  
午前中は日差しが降り注いだ所が多く、
気温も上がって、
きょうも南部山沿いを中心に
暑いくらいの所がありました。
えびの市加久藤では今年初夏日
25度ちょうどまで上がっています。
  
これだけの日差しは
来週の月曜日までお預けになりそうです。
  
あすは昼前後から雨が降り出して、
午後は広い範囲での雨
になるでしょう。
ただ、夜には
一旦止んで来る
可能性もあります。
  
あさっても曇りがちで
所々で雨が降りそうですが、
量は多くないでしょう。
  
本格的な雨は土曜日で、
きょうの資料では日曜日まで
雨が残りそうな予報に変わってきました。
やや荒れ模様になるかもしれません。
  
きのうよりも、
週末に通過する前線のタイミングの予想が
遅れたためです。
まだ変わるかもしれませんので、
新しい予報のご確認もお願いします。
  
来週の月曜日には
天気が回復しそうですが、
その晴れ間も
長続きしそうではありません。
  
ウェザーニューズが発表した
GWにかけての天気の傾向でも
西日本は短い周期で天気が変わりそう

となっています。
  
ノダが
先日の日記やOAでも
お伝えしたことと同じですが、
海外の資料を見ても、
同様の傾向が見えていて、
やはり連休中に雨の降る日がある、
と思っていた方が良いでしょう。
  
いつ降りそうなのかは、
来週以降、詳しくお伝えしますので、
OAなどでの確認をお願いします。
  









120418_1

きのう、
都城市で降った雹
(視聴者提供)

あっという間に
芝生を埋め尽くすような
雹やあられが降って
音も凄かったそうです。











120418_2

お昼前の
MRTから南西の空

きょうも
雨雲の卵がみえました。

きょうはこちら側の雲は
あまり発達していません。


  
  

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