3月スタート!

ノダっち

12年3月1日(木) 17:16

朝から雨になりました。
きのうの予想よりも
本格的な降り出しが早かったです。
 
高校の卒業式という所も
多かったようですね。
涙雨となったでしょうか。
 
ただ、本格的な降り出しが早かった分、
上がりも早まりました。
午後3時現在、
雨雲はほとんど抜けようとしています。
 
気圧の変化や風の分布などをみると、
午後3時頃には
低気圧が日向灘に進んで
県内にもっとも近くなったようです。
この影響でレーダーに映らない
低気圧近傍の低い雨雲がかかっていました。
 
最高気温は、
13度から15度前後の所が
多くなっていますが、
雨の影響で昼間の気温が上がりにくくて
昨日より
ヒンヤリと感じられているでしょう。
 
今夜からあすの日中にかけては、
雨の止む所が多く、
あすの昼前後には、所々で
再び弱い日射しがありそう
です。
 
洗濯物をしっかり
乾かしてくれるほどではないものの、
少しだけでも
日射しに当てるチャンスがあるでしょう。
 
朝にかけては気温があまり下がらず、
最低気温は4月並で
そこから日射しで気温が上がって、
昼間はポカポカ
感じられる所が多くなりそうです。
 
ただ、北部では、
ほとんど晴れ間が出ない所もあるでしょう。
また、夕方からは
再び県内各地に雨雲がかかってくる
可能性がある
ため、
午後にかけて干したままのお出かけは
オススメできません。
夕方までに取り込んだ方が良いでしょう。
(1日午後の資料での見解ですので、
 数時間はずれる可能性も十分です。
 あす朝の情報もご確認下さい。)
 
あさっても午前を中心に
いったん雨が上がる雰囲気
があって、
午後になって
だんだん雨の範囲が広がりそうです。
(こちらも新しい予報の確認を)
 
日曜日から火曜日頃は
まとまった雨になる恐れがあります。
今後の情報に注意が必要です。
 
ぐずついた
3月の始まりになっていますが、
来週はじめのまとまった雨の後は
いったん
回復する可能性もありますので、
新しい予報の確認をお願いします。
 
3月というと、
もうすぐあの大地震から1年です。
 
それを前に、
今後の大地震によって
発生するかもしれない津波の高さが
防波堤を越える所があるとか無いとか
と国交省が発表したというニュースを
ここ数日目にしますが、
 
津波は通常の波は違って
潮の流れのようなものですので、
津波の高さが
港の外側の防波堤を越えなくても、
船の進路である
港の開口部から侵入して
港内に大量の海水が流れ込み、
潮位が岸壁を越えると
沿岸が浸水する可能性は
十分に考えられます。
 
わざわざ私が書かなくても
大丈夫だとは思いますが、
防波堤を超えないとされた所でも
油断しないよう
にしましょう。
 
そして、県内にとっては
もう一つ心配な新燃岳ですが・・・
 
昨日は火山噴火予知連絡会が開かれ、
霧島山(新燃岳)について
「新燃岳の北西地下深くのマグマだまりへの深部からのマグマの供給は停止
しています。しかし、現在でも火口やその直下には高温の溶岩が溜まってお
り、新燃岳直下の火山性地震も続いていることから、突発的な噴火が発生す
る可能性があります。また、今後、深部からのマグマ供給が再開する可能性
あり、新燃岳へ多量のマグマが上昇すれば新たな噴火の可能性があります。」
(発表資料より抜粋)
 
との見解が示されました。
 
これまでも
MRTのニュースや特番などでは
各専門家の先生が
この見解は示されていましたが、
正式に気象庁として発表したものです。
 
また、発表された詳細な資料の中には
もしもマグマ後退期に入れば、
それに伴う噴火活動が起きる
という可能性を指摘した物もあります。
 
詳しい資料は
こちらで公開されています。
 
読み解くには
ちょっと気合いが必要な物もありますが、
興味のある方は
一度目を通して見ましょう。
 
野田も完全には理解できていませんが、
おおむねは理解できたつもりでいます(汗
 
いずれにしても今後は
まだどうなるか分からない、
と言う状況に変わりはない
ので、
日々チェックできる
GPSデータなども睨みながら
情報をチェックしていきましょう。
 
なお、新燃岳の火山性地震は、
一昨日28日が0回
でした。
一日の地震が0回だったのは、
去年の1月9日以来で、
本格的噴火が始まってからは初めて
です。
 
昨日は2回、
そして、
きょうは午後3時までで0回と
少なくなっています。
 
このまま
終わってくれれば良いのですが・・・
 
野田がお伝えする
MRTニュースNextの
天気コーナーでは、
新燃岳山頂付近の風向きと共に
日々の火山性地震の状態も
お伝えしています。
 
ぜひ、ご確認下さい。
 








120301_1

きのう書いた
この冬の特徴について
気象庁から
発表がありました。

平均気温の
平年差の図を見ると、
全国的に
平年を下回っています。
(気象庁HPより)









120301_2

3ヶ月間の
降水量と日照時間の平年比
(気象庁HPより)

また、県内も降水量が
平年より多く、
日照時間が
平年より少なくなりました。

冬の前に
去年に続いての少雨を
心配したのは
杞憂に終わったようです。

とくに雨は1月下旬から増えて、
ここ1ヶ月の降水量は
平年より1.5から2倍前後の
所も多くなっています。


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